2009年12月28日月曜日

そりゃそうでしょう。

実年齢よりも若く見える人は、高齢に見える人よりも長生きする
傾向のあることがデンマークの研究で示されたそうです。

何せ!科学的根拠がなければそれはスペキュレーション(推測)
にすぎないといわれる業界ですから当然といえば当然なのですが。

一般人からすると「そりゃそうでしょ」と思う訳です。
すみません、非科学的で。

そりゃそうな事が研究で明らかになったので、今後は堂々と
若作りしていこうと(苦笑)

逆説的に考えれば、(人為的でなく)本当に若い肌を目指すことは
全身のアンチエイジングにつながるとも考えられます。

死ぬまで現役!死ぬまで納税!

2010年もパワーアップでがんばりたいです。

(2009年残日数が少ないので、何かもったいなくて全て来年の
決断に回すところがセコイかも・・・ですが)

2009年12月26日土曜日

忘年会

今日は忘年会でした。

「もう2009年なんて忘れたいっ!」という方も

「忘れられないわぁ〜♡」という方も

主観的な評価はそれぞれとして。


人間のテロメア、別名「命のろうそく」(!?)は
私たちの細胞の中で刻一刻と短くなっています。

今日、忘年会で「この世で100%確実なことは」
という話題になりましたが、それは
「私たちは全員いつか死ぬ」ということ。

人の死亡率は100%。
不老不死はありえないということです。

ならば、限られた時間をいかに有効&有意義
に使いこなすか。

2010年がみなさんにとって有効&有意義な1年
になるといいな〜としみじみ思いました。

2009年12月24日木曜日

クリスマスイブに何ですが。

色の濃い酒にはアセトン、フーゼル油、タンニンなど
コンジナー(congener)
と呼ばれる副産物が多く含まれているためだと考えられるそうです。
例えば、バーボンにはウオッカの37倍のコンジナーが含まれているとか。

とはいえ、

発ガンリスクから言うと

残留農薬より
メチル水銀より
トランス脂肪酸より

お酒は確実な発ガン物質らしいです。
(・・・だとわかっているものの・・・ですよね)

二日酔いはアルコールによる直接の影響に
件のアルコールではその毒素がプラスされるとか。

米国立衛生研究所(NIH)によると、二日酔いを避けるためには
満腹の状態で少しずつ適度な量を水と一緒に飲むとよいという。
女性は(ビール換算で)1日 1杯(12オンス、約360ml)、男性は
1日2杯までが適量。二日酔いになってしまったときは、十分に休養を
取り、塩分、カリウム、果糖(フルクトー ス)の含まれる食物を
摂るようNIHは勧めています。

適度な量ってビール一杯なんですか・・・?

そりゃ、もう遅いぞ〜のクリスマスイブでした。

2009年12月21日月曜日

祝!合格!

この週末、長野に行っている間に
サプリメントアドバイザーの合格発表がありました。

今回はお友達1名、講座の参加メンバー2名の
計3名が受験。で、見事、全員合格!!!

合格率100%!

今回は全体の合格率は60.7%と低い中の大健闘です。
しかも「指定資格が無い方」は全国でも21名しか
合格していません。

つまりその21名の内の3名という訳です。

月並みではありますが、ここがスタートライン。
今後、より多くの消費者に正確な情報を届ける
日々が始まる訳です。

これからが楽しみ!ですね。
ご活躍をお祈りします。

2009年12月12日土曜日

研修会

今日は更新単位のための研修会。

いろいろな先生方のお話を聞いていると
やはり臨床で患者さんにいつも接して
いる先生はお話が上手く、
一方、研究室の先生はマニアック。

それぞれの個性がまたイケてます。

大学病院で統合医療を研究していらっしゃる
先生のお話が面白かったです。

CAM(補完代替医療)とは
現時点では通常医療とみなされていない
医療、ヘルスケアシステム、施術、生成物
などの総称。

アメリカでは既に国立の補完代替医療センターが
あります。日本でも2005年あたりから厚労省の研究班
が有効性の調査などをしているとか。

健康食品、サプリメント
ヨガ、瞑想
アーユルベーダ
アロマセラピー
温泉療法、音楽療法
カイロプラクティック
中医学

など

問題は

情報の氾濫
  と
正確な情報不足

そんな中がん患者さんの実に半数が代替医療として
健康食品を利用しているらしく、その平均購入
金額はなんと月間57000円!!!

驚きました。

と同時にすこしでも良くなる様にと利用される
方に対して説明をきちんとしていく事の
責任を感じます。軽々しく考えてはいかんです。

そしてプレゼンの余り時間を利用して先生が
してくださったオモシロイ話。

「二分割思考の危険性」

 白黒をつけないと気がすまない人が多い
    ↓
 つまりグレーが不安。
    ↓
 断定的意見に従うことで不安を解消

 「奥さんっ!○○は健康にいいんだよ!」
 という色黒の司会者の意見にうなずいてしまう。

そんな思考に陥らないためには
「世の中わからないことだらけ」ということを
常に頭においておくこと。

なぜ飛行機が飛ぶのか
なぜ麻酔が効くのか

まだわからないそうです。

・・・不安に思うなといわれてもかなり不安ですが。



















気持ちいいので
お昼休みは外へ。


















公園でお弁当しました。
お家のないおじさんたちと
猫たちも隣でひなたぼっこ。
(写ってないけど)

2009年12月9日水曜日

ひとおちつき。

週末は栃木へ。
月曜は大崎U-5。

連チャンのセミナーですが
実は自分で噛んでしまったほっぺの
内側がジンジンしておりました。

昨日は大学でのシンポジウムに参加。

いわゆる「オヨビでない」レベルの
シンポジウムなのですが門戸を開いて
頂いているのでお邪魔しています。

エイジングがここまで科学的に研究
されているのかと驚嘆を覚えました。

人生50年の時代とは違い、そこから35年(も?)
生きなければいけない人生85年の現代、
エイジングの捉え方は変化していると。

どの講演も興味深く、真剣に聞いてきました。

”メインイベント”の特別講演はどうやら
ものすごい方らしく
(↑ネコに小判とはまさにこのこと)

内容もものすごいらしく・・・
(↑馬の耳に念仏?)

エイジングとは全身の臓器が一気に弱る
わけではない。

老けやすい(エネルギー産生能力が低い)
臓器があり、若いうちはそんな弱い臓器も
周りが助け合ってやってきた。

が、エイジングで全身のエネルギーが低下
すると、その臓器がウイークポイントに。

その不調から滝の様に老化が進行していく。

その臓器とは
膵臓β細胞(インスリンつくるところ)
  と
神経細胞(脳神経)

つまり糖尿病と認知症が源流になり
全身の病的な老化へと流れていく。

ということだけはわかりました
(え〜っ?それだけ〜?)

今日はひとおちつきで昨日の内容の
整理などしていました。
ほっぺの傷もひとおちつき。

















↑古い校舎って惹かれます。
きっと中は寒いんだろうけど。




















↑シンポジウムは新しいホールにて。

2009年12月2日水曜日

シワす

いよいよ12月ですね〜
乾燥のシーズンです。

乾燥肌のお話をするのにイロイロ調べていたら
湿度には

「相対湿度」
  と
「絶対湿度」

があることを知りました。

よく湿度・・%と聞くのは相対湿度。
空気中に含まれる水分の割合。
(温度で変化します)

絶対湿度とは空気1kgに含まれる
水蒸気の量。
(温度で変化しない)


例えば気温6℃湿度43%の外気を20℃まで
エアコンで暖めると・・・

室内の湿度はなんと!17%になるそうです。

肌は相対湿度が50%を切るところから
徐々に乾燥・・・
(17%→想像に難くありません)

表皮の水分量はスキンケア、そして
保水能力の高い細胞を内から作ることで
UP。

スキンケアとしては
湯上がり10分以内に保湿!お願いします。
乾燥でかゆくなり掻いてしまうとますます
角質がこわれて水分を失います。

おイソガシイでしょうが、

ころばぬ先の杖
乾かぬ先の保湿

シワすにシワ作らないように。

(↑めちゃ乾いたオバサンギャグ・・・)

2009年11月29日日曜日

芋煮!!

あら。
ちょっと油断をしたら、また週末です。

今回は山形でした。

「寒いので完全防備で」
と言われていましたが、例年になく
暖かいようです。

今回はセミナーのあとに
かねてよりおねだりしていた
「芋煮」をごちそうになりました。

天童地方では芋煮は
牛肉&醤油味
と決まっているそうです。

参加されていた福島の方にお聞きすると
福島と山形庄内地方は
豚肉&みそ味
だそうです。

ふと思って
「それは豚汁とどう違うのですか?」

「ま、同じですね」

「???」

今回セミナーは腸のお話でした。
芋煮&ごちそうをいただきながら

お野菜やら(繊維質だ〜)
きなこやら(オリゴ糖だ〜)
みそやら(発酵食品だ〜)

と、みんなでチェックしつつ盛り上がるのも
おつなもの。

こころのこもった手作りお料理の数々。

ごちそうさまでした!














中にはど〜んと米沢牛。
豪華版です。
たっぷり頂きました!!

















がっつり頂き
ぐっすり眠ったら
ばっちり6時に目が覚めました。

2009年11月26日木曜日

しゃべりまくり。

連休、またしても高松へ。

2日間、計3回のセミナーです。

最初は緊張しまくりのセミナーでしたが
最近では沢山の方に出会えてお話できるのが
とても楽しみになってきました。

ほんのちょっとでも皆さんの健康な生活のため
お役に立てればいいな〜と思います。

今回は
免疫力UPの栄養のお話でした。

このお話は他でも何度かさせて頂いています。

話題のインフルエンザについても
いたずらにパニックにならないように
シンポジウムで聞いた話を中心に情報をシェア
できればと抗インフルエンザ薬(タミフル)や
ワクチンの話も交えながら。

「インフルエンザの治療薬」は存在しないこと。

「治す」のではなく、体が「治る」のだということ。
その力=免疫力を栄養がどのように支えていけるか。

タンパク質の重要性。
プロバイオティクス。
ビタミン、ミネラル。
そして、メディカルハーブ。

なんでも薬で「帳消し」にする考え方を
ちょっと見直す必要もあるのではないか、と。
効果と副作用は表裏一体。
無視はできませんよね。

上手く使ってこそ!の薬。

パンデミックの災いをもって福となす。
健康を考える機会にできたらと思います。

2009年11月20日金曜日

こけら落とし

「こけらおとし」とは本来劇場のオープンに使う
言葉だそうですが、昨日は知り合いの方の
Studioのオープン。

クッキングありカルチャーありの
コミュニティースペース。

いろいろ楽しげな企画もありそうで
楽しみですね。

オープンイベントは食育インストラクターに
よる「おもてなし料理教室」。

センスの良い、ピッカピカのキッチンで
おこなわれました。

計量スプーンやらスパチュラにもセンス
が垣間みられて、それもまた楽しかったです。

景気が悪いニュースばかりの昨今。

何かを止めたり↓
何かを節約したり↓

と身を縮めがちですが、「新しく始める」
ってやっぱり素敵!!

めちゃくちゃ忙しそうなのに生き生きしている
知り合いの方を見てしみじみ思いました。
















↑チキンのディアブル
おいしかったーっです。

2009年11月17日火曜日

危ないサプリ

今日はOLさんたちのカフェ・セミナー。

口コミが広がり、結構な人数になってきました。

今日は参加者の方から週刊誌の記事のコピーを
頂きました。

病気・症状別
「効くサプリ」「危ないサプリ」

そうそう。
ここいらへんを説明するためにNRやサプリメントアドバイザー
の存在価値があるのです。

危険なサプリとは記事いわく(カッコ内は私のツッコミ)

・商品自体に毒性がある
(↑っていうか、それはサプリじゃなくて毒だから)

・含有成分に問題がある
(↑っていうか、それもサプリじゃないから)

・薬との相互作用を生じる。
(↑製品自体というより飲む方の問題ですね)


確かに最近TVを買い替えて初めてBSを見たときは
それは、びっくりしました。

健康食品の耳を疑わんばかりの

「これ効きました」(※あくまで個人の感想です)

のオンパレード。

効能効果を謳うと薬事法に抵触するため。
まさにあの手この手ですね・・
それでも相当抵触してる?
(↑※これはあくまで個人の感想です。)

業界もきちんと自主規制かけていかないと
本当に社会的な信用を無くしてしまうのでは?
と心配です。

再び、記事曰く

「実際に使う際は商品のラベルをみて
成分はもちろん、それぞれの含有量がきちんと
かかれているかを確認する事が大切。

『含有量を書くためには、作る過程で厳密な
原料管理が必要だからです。』」

それがすべてではないですが
信頼できるメーカーを選ぶ一つの基準だと思います。

2009年11月15日日曜日

公開講座

昨日は薬学部の公開講座に参加。

皮膚疾患の講義でした。

ポピュラーな疾患についてざっと
教えて頂きました。

遺伝性の魚鱗症から
薬疹やらSTDまで。

皮膚の疾患には意外にも
自己免疫疾患
(自分の免疫が自分の細胞を攻撃する)
が多いなぁと思いました。
原因が自己免疫だとはわかっていても
なぜいきなりスイッチが入ってしまうのか
その引き金は不明。
ある日突然、自分が自分を襲う・・・
コワイです。

またこれも免疫がらみですが
薬疹には処置が遅れると命を落とすほど重篤な
ものもあり。薬を多種類処方されている場合に
特に起こりえるとか。全身に水ぶくれができて
熱傷のように体液の損失や、感染が危険。
これは医療訴訟にもなったりするそうです。

皮膚科ってなんだか
おできやら湿疹やら比較的軽度の疾患が多い
と思っていましたがさにあらず。

面白かったです。

最後のQ&Aで先生が
「自分の皮膚の相談でもいいですよ」
といってくださったものの
「じゃあ」というわけにはいかない内気なワタシ。

あ〜相談したかった〜

そして今日はこれから「大腸」の講義に参加です。

















↑本当に最近の大学は
キレイですね〜。
ウラヤマシイです。


















↑講義が終わって外にでると
すっかり雨雲が切れていました。
紅葉とのコントラストがきれい。

2009年11月14日土曜日

かきフライ

シーズンですね。

かきは亜鉛を多く含むことでも知られています。
亜鉛は細胞を新しく作るときに必ず必要で
欠乏すると代謝回転の速い器官、舌などの再生が
うまく行かず味覚異常が起こったりします。

最近できた口内炎が(っていっても自分で
噛んじゃったのですが)なかなか治らないのも
あって、珍しくあまり好きでは無いのですが
亜鉛リッチなかきフライを作りました。

我が家ではかきフライに限らずフライの類いは
あまり食べません。

油物を避けている?

いえいえ。問題はパン粉なのです。

パン粉の袋の背面
「原材料表示」をご覧になったことがありますか?

一般のスーパーで売られているパン粉(高級とか
生パン粉とか関係なく)のほとんどすべてに

ショートニング

と書いてあるのです。

ショートニングといえば言わずと知れた疑惑の物質

トランス脂肪酸

含有食品の代表選手。


もう、選択の自由なし。
なんとも不自由なのでいっそのことパン粉を
使う料理はしない方がストレスフリー。

パン粉全部をショートニングなしにしろとは
申しません。が、ない物も売ってもらいたい!

消費者にパン粉選択の自由を!!

パン粉の売り場で途方にくれていた私。

「世の中には知らない方がいいこともある」

・・・TVドラマのセリフを思い出しました。

2009年11月11日水曜日

アンチエイジング・カフェ

前々から行ってみたいと思っていた
アンチエイジング・カフェ。

といっても猫カフェとは違って
飲食店ではございません。

Drのお話を伺いながら、お茶を頂くという趣向。

講師は北里大学名誉教授Dr.塩谷。
抗加齢医学の世界では知らない人は
いないであろう大御所です。

きっと医学の世界にいたら一緒の
テーブルなど囲ませて頂けないと思うの
ですが、本当に気さくでわかりやすい
お話でした。

アンチエイジングはとかく
「○○が良い」「△△が効く」などと
方法論やモノに注目しがちですが、
何の為のアンチエイジングなのか
という根本を見失ってはいけないと。

真の目的はQOL。

自立(=体力)
自律(=判断力)

自立しているが自律していない=認知症
を防ぐのが高齢者のQOLのテーマ。

健康の根本的な話から

男性はなぜ腹囲85cmからがメタボになったのか
あのダイエットの発明者やら
あの健康食品?の開発者やら
あの新書の作者の方やら

Drならではのウラのお話も面白かったです。

フロンティアは始めは異端児。
でも10年経つとその異端な学説が常識になったりする。

科学は進歩するということで
情報は常に更新しておく必要があるんですねー。

お勉強になりました!!

2009年11月9日月曜日

ワイン講座!

今回で4度目をむかえたコラボ企画の
フードバランス講座。

私は今回もナビゲーターで最初に赤ワインポリフェノール
「レスベラトロール」と長生き遺伝子「サーチュイン」
のお話を少々。

野菜ソムリエのmariさんの季節のフルーツのお話。

そして今回のメインイベント、ワイン講座へ。

ワインって難しいよね〜
ほらクルクル回してさ〜
「ふーむ。さすが○○年のムートンは・・・」
とか、コメントしないといけないの〜?

といった明らかにあやまったイメージを頭に
浮かべつつ、少々カタイ雰囲気で
スタートした訳でございます。

そしてワインの先生登場。
「固くないですか〜肩、回しましょうか〜?」
と優しい言葉で始まりました。
先生のやさしくてわかりやすいお話のなかに
どんどん引き込まれてしまいました。

なんといっても印象に残ったのは

「土壌は盗めない!」

醸造の技術は盗めても土壌は盗めない。
土壌がワインの味を作るんだ!

ブドウも植物。
日差しが強い地域にいけば
ファイトケミカル大活躍です。
色は濃くなるし、渋みも強くなる。
(ここ、ヒザ打っちゃいました!!
お仕事がらストンと腑に落ちた!!)

どこの土地でつくられたのかが
ワインを特徴づけるという初歩の初歩が
わかってすごく感動しました。

ドメーヌとシャトーの意味も明らかとなり
本日、早速、ボルドーのシャルドネ購入。
ほらほら
ドメーヌだし、アペラシオンて書いてある。

楽しみだなー。

知るというのは本当に楽しいですよねー!
と改めて思った一日でした。

2009年11月5日木曜日

みごとな紅葉!

二日間の長野遠征より戻りました!

東京は中途半端な秋ですが
長野はしっかりと秋でした。

紅葉の赤がすごくあざやかでした。

数日前に雪が降ったそうで峠の道の
沿道には白いものが・・・。

いつも泊まるビジネスホテルの露天スパ。
夜遅くいったら、バルコニーに一羽の
鳩がとまっていました。
突然入ってきた私の気配にビクッとしながらも
夜の闇と湯気の暖かさに、背に腹は
代えられないとばかりにひたすらうずくまって
いたのが印象的でした。

さてセミナーでは脳のケアのお話をしてきました。

「うつ」の問題。
そして「認知症」の問題。

栄養が予防的にどう関わっていけるか
ご参加のみなさんと一緒に考えてみました。

終了後のQ&Aでは実際にメンタルな問題を
栄養でリカバーされた方から貴重な体験談も
お聞きする事ができ、すごく有意義でした。

地元の主催の方々と話し合いを重ねつつ
よりお役に立てるセミナーができたらな
と思っています!


















↑日本の車窓から。
これはまだ山梨です。
このあときれいに冠雪した富士山
の頭が見えるのですが撮影失敗。
N706のカメラの性能は絶望的・・

2009年11月2日月曜日

Trick or treat

31日はハロウィンでした。

ハロウィンはケルト人の感謝祭がカトリックに
取り入れられたものといわれています。

ケルトの一年は10月31日らしく
この夜は死者の霊が家族を訪ねたり
精霊や魔女が出てくると信じられていたそうです。
で、魔除けのために仮面をかぶったりするとか。
ノリとしてはお盆と大晦日が混ざったような
かんじ・・・・でしょうか。

ご近所の子どもがハロウィンの仮装で
ご近所の豆腐屋さんのオバサンに
"Trick or treat!”

オバサン
「まあ、かわいいわね〜」と感心するのみで
なにもあげる様子なし。

ちいさな悪魔クンはなす術も無く、豆腐屋の
店頭に立ち尽くしていました・・・

日本ではあまり浸透していないのか、大方の人が
豆腐屋のオバサンのようなリアクションかも
しれません。

アメリカではさすが、FDA(厚生労働省)がHPに
「安全なハロウィンの楽しみ方」ってな
情報をUPしていて面白いです。

厚生労働省HPに
「安全な秋祭りの楽しみ方」などという
情報があるようなものか・・・

FDAによると

・トラの目模様などのコンタクトレンズはきちんと
 検診をうけて処方してもらいましょう。
 (↑どういう光景になるのでしょうか)

・使用後もきちんと検査を受けるように。
 (↑几帳面なトラなんですね)
 
そして話はTrick or treatでもらったお菓子に言及します。

・もらったお菓子はその場で食べないよう、子どもに
 言い聞かせます。

・そのためには空腹で外出させない事。

・子どもが帰宅後、きちんとメーカーが封をしたお菓子か
 どうか確認してから食べさせてください。不審な形跡や
 穴などがないかきちんとチェック。


Trick or treat.
(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)

で、いたずらされないように厳戒態勢にならざるを
えないという時代なのでしょうか。

2009年11月1日日曜日

女性のためのサプリメント講座

話す方ではなく
聞く方で参加してきました。

大学の生涯学習の講座です。

女性のためということで
20代から60代までの女性が参加。

皆さんお勉強熱心ですね〜。

個人的に熱心さの指標として見ちゃうのが
ペンケースです。

ペンケースもってきている方は真剣。
間違って書いちゃったら消しゴムで
消したいし、重要なところにはマーカー
も引きたいです。

さて

今日の講師は大学病院でメディカルハーブの
セラピーをなさっている薬剤師さん。
(最近の大学病院で増えていますね。)

ハーブについての詳しいお話が聞けました。

ハーブ=自然=安全

という思い込みがありますが、
ハーブは薬効を期待して使うものであり
ものによっては薬と同じか、上回るほどの
効果もそして副作用や相互作用もあります。

マルチビタミン・ミネラルやプロテインの
ような誰がとっても基本的に問題がないものと
違って、きちんとした知識が必要。

「アドバイザーに相談して摂ってください」

とのことでした。

そっか〜・・・って、私もアドバイザーだっ(汗;


ハーブ、きちんと勉強しますm(__)m















↑場所は東京・神楽坂。
粋な佇まいの路地を入ったところに
講堂が・・・














↑そして小粋なねこ(新宿区民)

2009年10月31日土曜日

腸内フローラシンポジウム
















およびでない。

・・・・とは思うのですが
今年もお邪魔してしまいました。
ヤクルトさん主催のシンポジウム。

世界トップクラスの先生方をお招きして
最新の知見がうかがえる訳です。しかも無料。

ありがたい事ですm(__)m

腸内細菌というと、ただ「=いいウンチ」的な
捉え方をしてしまいそうですが
腸内細菌叢は宿主(大家さん=人間)
の体内環境に対してまことに緻密な、かつダイナミック
な適応をしながら変化していくのだ。と聞き、
感動すらおぼえました。

今日は腸内フローラとメタボリックシンドローム。

何度かの学会に出席し少しはオトナになったか
前回ほどはチンプンカンプンではなかったのが
救いでした。

太っている人とそうでない人は腸内細菌叢が違う。

太っている人=ファーミキュテスが多い
そうでない人=バクテロイデスが多い

菌によってエネルギーの産生&吸収が違うようで。

メタボな方は

高脂肪食→腸内細菌叢が変化→腸壁の膜がゆるむ
→いらんものが腸壁から体内に侵入する→リンパ球が反応
→炎症を起こす→動脈硬化へ

そして話は歯科領域まで。

歯周病菌が動脈硬化の一因になるという話は聞いた事が
ありましたが、今日初めてメカニズムを詳しく知りました。

歯周病は世界で一番患者数が多いといわれる病気。
にもかかわらず虫歯と歯周病の区別もつかない私たち。

細菌叢の話といい、歯周病の話といいい
ピロリ菌の話といい「そんなことまでわかってるんだ」
ということが私たち一般市民(?)まで全然伝わって
きていないな〜としみじみな一日でした。

2009年10月30日金曜日

メタボ新基準

またメタボに動きが・・・

IDF、世界心臓連合、国際動脈硬化学会
など六つの組織が、メタボの新たな基準を
決定。

現在国によってまちまちな基準を統一しよう
というもの。
(メタボのグローバルスタンダード?)

となると、個人的な興味は腹囲を何センチに
するのか・・・という点。

85cmだったらアメリカ人ほぼ全員がメタボだし。

新しい基準では

腹囲
中性脂肪
HDLコレステロール
血圧
血糖値

5項目のうち、3項目以上の検査値に異常があれば、
「メタボ」とすることに。腹囲が普 通でも、血圧や血糖値
などに異常があれば「メタボ」。

(※注:メタボは太った父さんのことでは
ありません。食べたカロリーがうまく燃やせず
内蔵脂肪としてたまってしまう代謝障害です。念のため。)

注目の(?)腹囲の値は、国や民族ごとにそれぞれ
定めると。日本では腹囲の基準は変えないとのこと。
腹囲の基準キビシすぎ!!という批判もあるものの
(我が家でもそんな声が・・・)
日本人は太っていなくても内蔵脂肪がたまりやすい
人種らしいのです。

基準って難しいですよね。
バーを下げればそれだけ「病人が作られる」訳だし。

今年のメタボ対象の区の講習会は満員御礼。
新基準になったら、もう抽選ですね。
「ラッキー!当たった!!」みたいな。

なにやら訳がわからくなってきました。

2009年10月26日月曜日

オーストラリアとニュージーランドでは

トランス脂肪酸、2年間で25%〜40%減達成!

海の向こうのオーストラリア&ニュージーランド
でのお話。

Food Standard Australia New Zealand(FSANZ)
によると2007年からの2年間でトランス脂肪酸
の摂取量の削減に成功した模様。

WHOが総摂取カロリーの1%未満を掲げる中、
0.5〜0.6%という好成績まで持ってきました。

スバラシイのは、普通トランス脂肪酸をへらすと
代替の油脂として飽和脂肪酸が増える。
つまりマーガリンがダメならバターがあるさ、で
飽和脂肪酸(常温で固形のアブラ)激増・・・
ってことになりがちなのに、そうならずに
削減ができたという事らしいです。

2年に渡る政府機関、専門家、企業の協力体制のたまもの。

なんだかその透明性がウラヤマシイ。
こんな外国での動きを知ってか知らずか、相変わらず
ヘルシーを謳う食品にマーガリンやショートニング
入り放題のこの国・・・。

とはいえ、天然にも存在するトランス脂肪酸。

ペストリー、ポップコーン、ドーナッツ、チーズ、
ソーセージ、ランチョンミート、クリーム系パスタ
愛好者はご注意を。

天然のトランス脂肪酸は企業の努力ではどうにも
なりません・・・。

2009年10月22日木曜日

予防医学のお話

昨日は脳外科の先生のセミナーに主催の方から
お招き頂いて参加してきました。

医療問題、本や新聞などでは読んでいましたが
実際の数字を示して頂いて、危機感を覚えました。

・CTやMRIなど高度な検査機器の所有は世界トップ
(ヨーロッパ諸国の合計より台数が多い!)

・平均寿命は新生児の死亡率で決まる。
 その年まで健康にいきられる保証ではない。

・日本に100歳以上は4万人いるが
 その多くは寝たきり。

・昭和62年〜平成19年 脳卒中の患者は23万人も
 増えているが、死亡率は下がっている。
 (倒れて寝たきりの人が増加している)

・他の先進国は90年代からがんの死亡率が減って
 いるのに、日本は増えている

・タミフルの全世界流通量の80%は日本で使われる。
 高脂血症の薬(スタチン)の25%は日本で使われる。
 (ちなみに日本の人口は世界の2%)


医療費はあくまで事後処理(病気になった後始末)
に使われていて、予防にはほとんど使われていない
という現状。

製薬会社と病院の良いお得意さん・・・
ってことでいいの?

つくづく予防の大切さを考えさせられました。

2009年10月20日火曜日

use-it-or-lose-it

使わないと、退化する

ネットサーフィンは脳機能維持に有効かもしれない
ーUCLAのDr. Gary Smallらが月曜にシカゴで
行われた学会で発表しました。

55〜78歳の脳機能が正常な人たちに
ネットサーフィンしてもらったところ、MRIで
脳の機能が活性化していることがわかったそうです。

日頃は無意識にしていますが、インターネットを
使うときに、私たちの脳は膨大な量の「判断」を
しているらしいのです。

脳は使わないと退化するということは常識。
アメリカ人はやたらとクロスワードパズル
したりします。あれ、頭の体操だったんですね。
(パズル好きな国民なのかと思っていました)

そこにインターネットが加わるのは、さすがの
21世紀。古い頭に、新しいテクノロジーが刺激
になるようです。

「パソコンは苦手だから」などと面倒がらない
で、積極的にチャレンジすることが脳の
機能を維持していくんですね。

ただし!脳のアンチエイジングの為とはいえ
サプリメントと同じく、ネットも使い様。

「とはいえギャンブルやネット通販にはまるのは
ヨロシクない・・」とDr. Gary Smallはクギを
刺すのも忘れなかったようです。


・・・ネットショッパー、耳が痛い (^_^;



2009年10月17日土曜日

牛の栄養バランス?

昨日、もつ焼きを食べにいきました。

いわゆるホルモンです。

ミノやギアラやシマチョウなど
なにやらウルトラマンに出てくる怪獣のような
なにやらトラのキャラクターのような
不思議な名前がついています。

それは牛の胃だったり、大腸だったり
直腸だったりする訳です。

ミノ(ルーメン)はコリコリしてちょっと
かみにくいのですがこれは牛の第一胃。

実はここに
「牛の栄養バランス」をとるヒミツがあります。

草しか食べないなんて究極の「偏食」なのに
体をこわさないヒミツ。

第一胃には沢山の微生物がいて
草からタンパク質を作ったり
ビタミンBやCをつくったり
糖質や脂肪を合成したりできるのだそうです。

なんと、便利な。

牛の栄養バランスをとる最重要臓器。
第一胃が不調になると全身が不調になるのだそうです。

実際の胃らしい機能は第4胃(ギアラ)。
消化液をだす唯一の胃です。
(脂がのっていてオイシイ)

そんなことをイメージしながら食べるホルモン
もオツなものです。
(そーかー?)

2009年10月13日火曜日

初秋のみちのく

見事に晴れ上がった山形です。

woodyで温かい公民館にてセミナーでした。

終了後にコーヒーサービスなどもあり

「あったかいな〜」と肌で感じる雰囲気。

ご家族を沢山連れていらっしゃる方も多く、

とは言っても「とりあえず顔出した」という

感じではなく、ご年配の方もお昼寝もせず

熱心に笑いながらご参加いただきました。

前日はアンダー10℃という寒すぎな気候だった

そうですが、この日はポカポカ。

次回、来月はさすがに。寒いかもです・・・


















雲ひとつない空。
気分爽快な駅前です。















地元の方ご推薦の駅弁。
米沢駅でできたてが新幹線車内に
運ばれてきました。
マジに激ウマです。

次回もリピート決定っ!!

2009年10月9日金曜日

ひっこみが・・・ついた

花王がエコナの特保許可の失効届を消費者庁
に提出。受理されて失効が成立。

とうとう。

これまで約10年間、数十万トンにも
およぶ量を流通させてきた訳です。

研修などでも「トクホはそこらへんの
いわゆる健康食品とちがって有効性安全性は
国によって審査されている」などと教わる
わけです。

真に受けて話してたら、立つ瀬なし。
ほっと胸をなでおろしました。

トクホが登場したのはここ十年あまりの話で、
ヒトがそれを数十年に渡って長期間摂取したら
どうなるか。

よくよく考えると今、摂取しているヒトが
サンプルみたいなものですよね〜。

それにしても、ウワサでは「トクホの許可
出しちゃったし、国民みんな使っちゃってるし
今更ひっこみつかないよね〜」

だったのですが、ひっこみつきました。

これも政権交代の影響なのでしょうか。

2009年10月7日水曜日

やせたい気持ちの落とし穴

インターネットの個人輸入代行で購入したやせ薬を
飲んだ女性が昨年、不整脈と意識障害で服用1週間
で死亡したことが、東京大法医学教室などの調査で判明。
女性が購入したタイ製のやせ薬には、利尿剤や国内未承認
の食欲抑制剤が入っていたそうです。

「ホスピタルダイエット」と称するこのやせ薬。
ビビッドなカラー(毒々しいともいう)の錠剤やカプセル
の組み合わせで身長体重などをネット上で知らせると自分
に合ったやせ薬が処方されてくるらしいのです。


正体は利尿剤や下剤、向精神薬というシロモノ。

いまやネット時代で個人輸入はほぼ野放し状態です。
法のもとに製造されている製品と違ってその
健康被害は(今回は死亡という深刻な事例になって
しまいましたが)誰も責任を取ってくれません。

どころか

「麻薬および向精神薬取締法」

に抵触する違法行為。

過去にも中国製のダイエット食品で死亡例もあります。

ダイエットに王道なし。

なぜ太るのか
なぜやせるのか

そのメカニズムを知らずしてやせはしません。

一気にやせたい気持ちはよーくわかります。
でもその安易な方法論の先には大きな落とし穴
が口を開けて待っているかもしれません。


2009年10月6日火曜日

いきなり秋モード

いきなり涼しく、こともあろうに台風接近中。

週末は金沢&福井にお邪魔していました。

セミナーのテーマはブレイン・ケア。

さすがというべきか、北陸の方はお魚大好き。
若い女性も一日一回は食べると即答!!

背青魚が生臭いなんてことはなさそうで
うらやましいかぎりです。

イカ刺も当然、透明です
(↑北陸の常識。鮮度が落ちると白濁するらしい)

そういう恵まれた環境にいらっしゃる方は
良いですが、私のような

「イカ刺は当然、白い」
「サンマが生臭い」
「しかも高い」

都会に住む人間にとっては、どうしても魚たっぷりの
生活というのは難しいかもしれません。

サプリメントも有効に使わないとオメガ3の油が不足
してしまうんでしょうねー。

それにしても、北陸、うらやましいです!!















↑ちょうど中秋の名月。
古都で見る満月は最高でしたが
デジカメを忘れる失態・・
北国新聞の写真でゴメンなさい。

2009年9月28日月曜日

おうちスイーツ













昨日はまたまたコラボ企画。

ベジフルビューティーアドバイザー

女性パティシエ

とてもスイートな1日を過ごしました。

会場中に漂うバターやキャラメル、カスタードの
香り香り香り・・・・

そしておいしいケーキの数々。

私は「おうちスイーツ」のお話を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 25,424円

 67,083円

何の金額だと思われますか?

実は

上の数字は一家庭で年間に購入するお米の金額
下は同じくお菓子の金額です。
(総務省の2008年家計調査)

年間7万円もお菓子食べてるの〜っ??
そう、一日にすると200円。
ありそうな数字ですよね。

他人(お店やメーカー)が作っているお菓子です。

作る人と食べる人の距離や時間が離れている場合
安全を確保する為に添加物を使用せざるを得ません。
(食中毒がアブナイ)

袋菓子には添加物の表示義務があります。
お店で箱に詰めてもらうケーキにも添加物は
入っていますが表示義務はありません。

そう考えると、作る人と食べる人が同じ家にいる
「おうちスイーツ」の存在意義がわかって
きますよね。

食べる家族や友人のの幸せな顔を思い浮かべて作る
お菓子はきっとおいしくなるんでしょうね!

















クレープシュゼット。
シュゼットって王様の愛人の名前
だという説あり。
昔から権力者は公私混同?

2009年9月25日金曜日

pick-me-up (元気になる食べ物)?

「今日、何を食べましたか?」

には答えられても

「今日、何を飲みましたか?」

には答えられない。

私たちは食事のカロリーは気にしても
飲み物のカロリーはさほど気にしていない
のではないでしょうか?

米保健省がNY市のコーヒーチェーンで販売されている
3000の商品を調査。

砂糖やミルク入りコーヒーは平均63kcal。

これに対して「ブレンド飲料」
(あらかじめ甘い味がついている、ミルクベース
の冷たい飲み物。例えばキャラメル○○アートとか
○○ペチーノとか。)

の平均は239kcal。
平均的な炭酸飲料より89kcalも多い。

甘いブレンド飲料たった一杯で一日のカロリーの
12%にもなってしまうのです。

そしてお客さんの8%以上が
ついついLargeを頼んでしまうとか。
Largeに至ってはそのカロリー860kcal
まさに飲むカツ丼状態です。

しかもほとんどの人が午後2時から4時という
「おいっ!さっきランチ食べたばっかりだろっ!」
と突っ込みどころ満載の時間に飲んでいるのです。

保健省はこんなアドバイスをしています。

・ブラックで頼んで、甘くしたかったら自分で
 砂糖やミルクをいれること。

・もし甘いブレンド飲料が飲みたかったら
 Smallを頼むこと。

コーヒーチェーンのこの手の甘いブレンド飲料は
近年急増しているそうです。

このままだと近い将来、

「赤白のシマシマシャツに黄色いズボンのピエロ」

ではなく、

「緑の丸にかこまれた人魚」

がジャンクフード(飲料?)
のやり玉に上げられてしまうかもしれませんね。

2009年9月24日木曜日

食生活バランスガイド

5色のコマのイラスト、ご覧になったことが
あるかもしれません。

主食、主菜、副菜、乳製品、果物

のそれぞれの一日摂取量を
SV(サービングサイズ:手のひらに乗る量で1SV)
で計り食生活のバランスをみる、という
ものです。

ここのところのビギナー向けの講座で
オリジナルでわかりやすくしたチャート
を使って参加者にチェックしてもらって
います。

「食生活はバランスが大事」
なんて言葉、耳たこでしょうが
実際に記入してみると・・・

とにかくオソロシイほどのアンバランス。

特にこれから結婚、出産を控えている
20代の女性が心配です。

講座のテーマは

「無意識を意識に。
意識を無意識に。」

まず、なにげに食べちゃっている毎日の
食事を意識上に上げます。

そして改善すべき点を最初は意識しつつ
そしていずれは無意識に行動できるように。

それが目標です。

それにしても、
「タンパク質・ビタミン・ミネラル」がピンチです。
ゼロSV(全く摂っていない)はざら・・・

・・・う〜ん。道のりは遠い・・・

2009年9月20日日曜日

神戸

臨床栄養協会総会で神戸へ。

一昨日 羽田→神戸空港→国際会議場
昨日 ホテル→国際会議場
今日 ホテル→国際会議場

滞在三日目の今日、フォーラムは午前中で
終わりだったので・・・観光。
初めて昼間の神戸をみました。

目の前に海、後ろには緑豊かな山が
控えていて素敵な町です。ごはんもオイシイ。

この町であんな大きな地震があったんですね。

総会の内容はまた後日、すこしずつ。

栄養学の情報はどんどん変化していき
数年前の常識はすでに非常識になっていたり。

サプリメントアドバイザーの単位更新に
基本的に総会参加が組み込まれる様になった
のですが当然なのかもしれません。
参加できない方はサプリメントフォーラムを
DVDで自習。
ちなみに今回のフォーラムの内容は

・遺伝子発現調節因子としてのビタミンの作用機構
・ビタミンの臨床疫学
・サプリメントとしてのビタミンとは?

耳なりがするくらい、難解。

健康、害しそうです・・














そとはカラっとした
快晴。サイコーです。















ホテルからみた夕暮れ。
遠くに明石海峡大橋が
見えます。

2009年9月17日木曜日

トクホだけど

花王のエコナが出荷停止に。

花王は体内で発がん性物質になる恐れがある成分が
含まれていることが分かったとして、エコナ
関連商品(12種類59品目)の出荷を停止すると
発表しました。

トクホだったのにね〜

実は以前から発がん性が疑われ、食品安全委員会
で調査をしているという話は聞いていました。

これだけ流通していたら、おいそれと「ごめんなさい」
できないのでは?という業界内のウワサもあり。

今回発がん性を指摘された物質は調査中の物質とは
ちがう様ですが・・・

なににしても、これを摂ったら健康になる!という
一品は無い訳で。あまり過大な期待は禁物ですよね。

それにしてもトクホは国家のお墨付き的な商品。
なんかトクホの信用度が揺らぎそうですね。

あくまで発ガンの「可能性」ですが、主力商品の出荷
停止という英断をしたメーカーの姿勢は評価できるの
ではないか、と思いますが。

また食の安全を考えさせられる事件でした。

2009年9月16日水曜日

熱の意味

発熱を最後に更新が滞っていたため
「生きているのか?」とご心配頂きました。

私は無事です。すみません。

熱の後、栄養研究所のオープンハウスやら
高松でのセミナーやらでようやっと
ひと落ち着きしました。

さて、今回、病院の先生に面白い事を
提案されました。

「解熱剤は使わない、というのにチャレンジ
してみませんか?」

39度の熱のある人間に発せられたコトバ
とは思えません・・・

熱というのは体の免疫が異物(最近やらウイルスやら)
を殺す為にわざわざだしているいわば自然治癒力の
一環。

せっかく熱を出してくれているのに、薬で下げて
しまったら、その努力が水の泡。

「つらいですが、ぜひがんばってください!」

先生に笑顔で送りだされ、
帰宅したとたんに40度ですよ。

がんばれるだろうか?ワタシ?
戦え!私の白血球!


悪寒がすれば、どんどん布団をかけ
汗が出始めたら、布団をはいで着替える。
がんがん、水を飲む。

(ちなみに汗が出てるのに布団をかけ続けるのは
脱水になってしまうので厳禁。根性出してもダメ
です。)

耐える事24時間、熱はどんどん下がり始めました。

勝った・・・

「体は治ろうとする」

そんな事をあらためて実感した出来事でした。

2009年9月9日水曜日

え〜っ?インフル?

シンポジウムの翌日。

朝、起きたら立つのもしんどいくらいのダルさ。

熱を測ったら37.5度。
その後、熱はどんどん上がり38度を突破。

まさか。まさかですよ。
インフルエンザのパンデミックのシンポジウムで
インフルエンザ拾ってきたらシャレにもなりません。

とは、いいながらも
確定となる他の症状はまったくナシ。

どうしましょう?とか言っているうちに39度まで上昇
思わず休日診療所へ。

結果。「多分」腎盂腎炎。

よくじつ病院へ検査にいくものの「多分」腎盂腎炎。
(ちなみにインフルはAもBも陰性でした)

何よ「多分」って?

つまり状況証拠からみるとクロ
物的証拠は不十分。

熱が出ている。
腰をたたくと痛がる。
血液検査は「どっか悪いよ、この人」
と言っているけど
尿検査は「でも腎臓じゃないよ」
といっている。

つまり、悪いところがわからない。

わからないまま現在に至り、微熱。

でも絶対安静。

とりあえず・・・もう寝ます zzz

2009年9月5日土曜日

パンデミック

行ってきました。
パンデミック公開シンポジウム。

セミナーを開いていると
「インフル、どうなんでしょう?」とあちこちで
何かと聞かれてしまう訳で。

ここは一気に最先端の情報をgetすべく
東京大学安田講堂に行って参りました。

演者はインフルエンザ感染の大御所の方たち。

マスコミも沢山来ていました。


異常に怖がることもないが
かといって安易にとらえるのも危険。

今回のインフルエンザで恐れるべきは

・インフルエンザ肺炎
・インフルエンザ脳症

通常のインフルの肺炎と違いPandemicH1N12009
は直接、肺で増殖。悪化するとICUでの人工呼吸器
が必要になるようです。

これには実は絶対数が不足しています。
(ICUは各病院の採算の負担になっているので
手薄になっているようです)

また小児に問題のインフルエンザ脳症。
これにはタミフルも効かないそうです。

いままでのインフル感染状況は単なる前触れに
しか過ぎず、本格的流行の第一波はこの9月下旬〜10月。
第二波は来年秋と予測されているようです。

来年にはワクチンとか、新たな抗ウィルス薬の
開発が間に合うと思われますが、今年の第一波には
間に合わない様子。

重症化 要注意・・・妊婦さん、基礎疾患がある方、学童

そのゾーンから優先的にワクチン接種を受けることになる様です。

ただ、新型用ワクチンも通常の季節性インフルほどは効果
がないようで、受けられないといってもパニックする
こともない、とか。

・高齢者は免疫があるというのはガセ。
 実際は90才以上の一部に免疫がある程度(ひえ〜)

・成人の罹患率は10〜20%(そんなもんなんだ)

・重症者の半数は基礎疾患がない健康な児童、成人
 (ひえ〜)

・ライフラインがストップする事態はあまり考えられない
 (ひと安心)

ひえ〜と一安心が混在しているわけで、
パニックになることも無いけど
絶対になめちゃいけない。

今後ウイルスの変異も懸念される様です。

くれぐれも。自分自身の免疫力を高めておくこと。
それでもかかってしまったら、速やかに抗ウイルス薬
の投与を受けること。
(抗ウイルス薬の備蓄は国民の50%)

きちんと合理的な姿勢で臨みたい、と思った次第です。
















↑「昭和」な人には思い出深い安田講堂。
事件の現場を取り壊さず手入れしながら
使っている事にちょっと感動。

今回の主催は東大医科学研究所。
実際の所在地は白金台ですが
世間への影響も考えてあえて
この場所を選んだようです。


2009年9月4日金曜日

10人に1人未満

それは「健康」な人の比率・・・

2008年に人間ドックを受診した人のなかで
「問題なし」とされた人の割合は9.6%
だったそうです。

異常とされた項目
1位 高コレステロール
2位 肝機能(脂肪肝含む)
3位 肥満
4位 食道・胃・十二指腸潰瘍
5位 高血圧

う〜ん。肥満&ストレス・・・

メタボ検診が始まって生活習慣病が減ると
思われたものの、不景気のストレスで
健康度が悪化してしまったのではないか、
という関係者の話。

とはいえ、そこは統計のマジック。

企業が不景気で人間ドックへの補助金を
出さなくなった為に若い人の受診が減った結果
自腹で受診する高齢者の比率が増えた(=病気が
多い)との見方もあり。

いずれにしても 生活習慣、食生活、運動で
肥満とストレスをいかにして避け、ダメージを
受けた身体をリカバーするか。

そこに変わりはないようです。

2009年9月2日水曜日

魚を食べると

フランスの科学者のチームが

「心血管系疾患を防ぐにはどのくらい
オメガ3脂肪酸が必要なのか?」

の研究をFASEB Journal 2009年9月号に発表。

研究によれば一日200mgのDHA(ドコサヘキサエン酸)

が酸化ストレスを防ぐのに「ちょうどいい量」らしい。


ボランティア12人に200,400,800,1600mg/日のDHAを

それぞれ8週間摂ってもらった結果。

心臓のoptimalヘルスの為にどの位の量のDHAが必要かという

のを証明した初めての研究なんだそうです。

それでもサンプル数が少ないので、本格的な研究はまだこれから

と言うところらしいです。


初めて、というのが意外です。


そう考えたら、世の中の健康情報の「何が何にいい」って

いうもののほとんどが推論なのでしょうね。

とは言え、いちいち科学的に証明されるまで待っていたら

人生、間に合わないし。ビミューです。





2009年8月31日月曜日

今月のオドロキは

「傷はぜったい消毒するな」という新書をご存知ですか?

怪我したら
 ↓
 消毒
 ↓
絆創膏
 ↓
かさぶた
 ↓
よかった〜治った!

というのが王道だと今まで思い込んでいました。

小学校の保健室でオキシフルでブクブク消毒
していたのでそれが正しいと思い込んでいたのかも。

ところがこの本に書かれている方法とは・・

先日、ご飯の吹きこぼれをまともに手の甲全面に浴びて
しまい「すわ、病院か」という局面
数日前に読んだ本の内容を思い出したのです。

 やけど
  ↓
 冷やす
  ↓
 白色ワセリン
  ↓
 ラップ
 
エ〜??でも薬とか塗らないと不安なんですけど〜!?

とは思いながらも、まず自らで実験(?)
こんな真っ赤に腫れ上がったら、まちがいなく
痛みで夜も眠れない!と思いきや。

ラップでくるんで数十分でヒリヒリした痛み
は驚異的に引き、2日ほどで何事もなかったように。

数日間、なんとなく変質したらしい皮膚が
厚く残っていていましたが、ここ何日かで白い
ふけの様にパラパラと落ちて・・・おしまい。

これは黙っていられないとばかり、足の乾燥性湿疹
に悩む母に伝授。こちらも何年にわたる抗ヒスタミン
軟膏依存から抜けられそうな様子です。

人間の身体に本来備わっている
「治ろうとする力」を目の当たりにしました。

今まで「消毒命!」で対処してきたために、顔をはじめとして
体中に残っているニキビ、切り傷、やけどの痕、痕、痕

知らないということはかようにオソロシイ事なのだと
シミジミ思いました。

対応できる傷とそうで無いものもあるかと思いますので
是非、ご一読の上、お試しあれ。


















  ↑本代のモト、とれました。
  

2009年8月29日土曜日

ある判決

サプリメントや健康食品などは
その宣伝に関して実はキビシイ規制がなされています。

病気の予防、治療ができる・・などという
文言は絶対に使えません。

「あれ?雑誌でみたよ」

摘発されないだけであって、明らかな違反です。

サプリメント先進国アメリカでも同様。

がんやパーキンソン病などの各種病気が治ると宣伝して
販売していた二つのサプリメント"Supreme Greens" と
"Coral Calcium"の販売業者に対して、連邦地方裁判所は
消費者への返金として約7000万ドルの支払いを命じたそうです。

7000万ドル・・・70億円ですね。

お〜〜。キビシイ。

インチキな商法がまかりとおれば、サプリメント自体が
社会からオミットされてしまいます。

このキビシさがアメリカがサプリメント先進国たるゆえん
でしょうか。

いかにも「効きそうな」甘いコピーを使う企業には
くれぐれも要注意です。





2009年8月26日水曜日

晩夏

月、火で長野県にお邪魔してきました。
もう風が冷たくて夏の終わりを感じました。

今回は「腸から始めるエイジングケア」

腸とうんちのお話です。

毎回のことですが、シリーズ中、この
テーマの時が終了後一番盛り上がる・・・

結構、みなさんうれしそう(?)に

自分のうんちがどうだこうだ
ダンナさんのおならがくさいだなんだ

口角泡をとばしての論議になるのです。

腸は脳などの臓器とくらべるとなんとなく
格が低いようで、存在を重用視していない方や
不調を「体質だから」とあきらめている方も
多いようです。

あきらめるのはまだ早い!

生活習慣や食生活を改めることで
いくらでも快調な腸になれるのです。

家族でうんちについて是非きちんと話しあって
ほしいですね(笑)

今日、参加された方から家族中でうんちの品評会
をしているとメールをいただきました。

いいですねー。

うんちが健康の指標として市民権を得るべく
がんばりたいと思います。

え?セミナーの目的、入れ替わってる?


















↑今回はじめて宿泊したホテル
のSpa。小さな展望風呂です。
女性の宿泊客が少ないのか
夜も朝も私が独り占め。
満喫しました!!

2009年8月23日日曜日

日焼け

昨日、近所の駅で

ホントに日本人かいっ!?

と、つっこみたくなる程、黒い小学生を目撃。

30年前ならいざ知らず、バリバリ黒く日焼け
した肌をみて、彼女の20年後が心配でした。

私たちが子どもの頃は

日焼け=健康

でしたが、医学が進歩するにしたがって
紫外線の有害性がクローズアップされるように
なってきました。たとえ子どもであっても可能な
限り紫外線をカットしないと、害が蓄積することに・・・。

オーストラリアでは1980年から
slip,slop,slap(長袖、日焼け止め、帽子)
運動が盛んで子どもたちを紫外線の害から
守ろうと大人たちがケアしています。

昔の価値観では子どもを守りきれない・・
大人たちのインテリジェンスが必要な時代
かもしれません。

それにしても黒かった・・・。

2009年8月17日月曜日

安全<価格

消費者の「食の安全」に対する関心が急速に低下していることが、
日本政策金融公庫が実施した「消費者動向調査」でわかったそうです。

調査は7月上旬、全国の20~60代の2000人を対象に

インターネットで実施。

Q.食の志向で何を重視するか」(複数回答)

「安全性」 19.8%(前回31.7% 前々回41.3%)

「経済性」 35.1%(前回 34.6% 前々回27.2%)


背に腹はかえられないということなのでしょうか。

「安全な食品」の方がお腹いっぱいになるわけでも
とりたててオイシイわけでもない。

安全気分代を上乗せしている感じなのでしょうが
その安全信仰につけ込んで、産地を偽装した食品が後を
絶ちませんでした。

ウソかもしれないのに例えば「国産」という表示だけで
高い価格で買うのも空しく思えてきたのでしょうか。

でも、食品は自分の身体を作る材料。
880円のジーンズと同じで考えで良いの?

2009年8月15日土曜日

O型セーフ

血液型というのは赤血球に生えている
アンテナ=糖鎖の形を指します。

几帳面とか、いい加減とか、変わり者とか
そういった性格を規定するものではない
・・・です。

この血液型を決定する遺伝子が膵がん
リスクの高さに関連していることが、
米国の研究グループによって報告され
ました。

(以下、引用)

今回の研究では、膵がん患者4,300人強
および非膵癌者4,500人強のゲノムを分析。

その結果、血液型A、BないしAB型を表す
ABO遺伝子の変異体を 有する人は膵がん
リスクが高いことが判明。
O型では膵癌リスクの増大はみられなかった
という。この報告は科学誌「Nature Genetics」
オンライン版に8月2日掲載された。
(2009年8月3日/HealthDay News)

つまりA、B、AB型の人たちは血液型を
決定する遺伝子が変異を起こすと
膵がんになりやすい・・・のかも
というのが今回の研究結果。

O型の型はセーフらしく。
おめでとうございます・・・

でも、膵がんの危険因子には喫煙、飲酒、糖尿病
などもあります。

O型の方も、ゆめゆめ油断めされませぬよう。

2009年8月11日火曜日

子どもと水

福井のセミナーのQ&Aでこんなご質問を頂きました。
その場でお答えできなかったのでこちらに
書いておきます。


こどもは成長が著しく代謝が活発なためか、
水の要求量は大人より(体重1kgあたりでは)
多くなります。

では大体どのくらいなのか?

体重1kgあたり100〜140mlが目安のようです。
体重10kgなら1リットル
体重20kgなら2リットル
ただしこれには食べ物からの水分も含まれます。

身体のサイズは小さいですが、意外にも大人と
同じくらい水を飲むべきなのですね。
(もちろん汗をかいたりしたらこれにプラス!)

こどもはのどの乾きに敏感ですので
「のどが乾いた」といわれたら適宜飲ませて
あげるといいようです。

ただし、お水です。

ジュースなどは、なおさら身体の水分を奪います
ので、ご注意ください。

2009年8月10日月曜日

北陸

週末は北陸へ。

お盆の帰省ラッシュを初めて経験しました。

空港は人、人、人・・・

飛行機も人、人、人・・・

着いた先は小松空港。

福井と金沢でセミナーです。

前回は2日目の後半で声が出なくなってしまい
ご迷惑をおかけしたので、今回は万全に。
機内ではマスク、水、のどあめで保湿。

主催の方に教えて頂いて
夜はホテルのバスタブに熱いお湯をためて
部屋に湿気をキープ。
ホテルは乾燥するのでコレはオススメです。
のどだけでなく、お肌や髪もしっとり。

おかげさまで2回やりきれました。

ありがとうございました!














↑行きの飛行機から見えた
富士山。冠雪していない状態
を上空から初めて見ました。
















↑越前の夏の海の幸を
たっぷり頂きました!
さざえはツノがない
(荒海ですりへった)ものが
しまっていてオイシイそうです。

2009年8月6日木曜日

乳がん検診

自治体の乳がん検診に行ってきました。

自治体からお誘いいただく検診は
ありがたく参加させていただく主義です。

日頃の管理に気をつけているとはいえ
「絶対病気にかからない!」って言うほどの
確信はございません・・・

身体の中でひそかに何かが始まっているかも
しれません。

生活習慣や食事に気をつけたり、サプリメントを
利用したりするのが一次予防。

そして健康診断や各種検診が病気の早期発見
早期治療の二次予防。

念には念を。

さて、検診。
マンモグラフィってご存知でしょうか。
乳房を挟んでとるX線撮影です。
Wikipediaでみるとナイス・サイズの金髪女性が
挟まれております。

ですが、私のはヒジョーに挟みにくい。

寄せて上げるブラジャーはありますが
私の場合寄せて挟むのがマンモグラフィです。

普通の方は挟まれて胸が痛くなるそうですが
私の場合は引っ張られて脇の下が痛くなります。

技師さんの腕もあり手際よく撮影終了。

その後、触診。
既に先ほど撮影した画像を見ながらですが
ああ、フィルムを無駄にしてしまったな・・・
(何も映っていないところが圧倒的に多い!)

サイズに合わせてフィルムの大きさも変えれば
エコなのにな・・・

と思いながら、無事検診終了。

乳がんは早期に発見されると、予後の良いがん
といわれます。検診で防ぐことはできませんが
早い段階での発見が可能です。

女性には日頃のセルフチェックと検診を
おすすめします。

2009年8月5日水曜日

たまねぎ79円

なんと。

最多雨量。
最低の日照時間。

本来ならあっち〜い夏のはずが
涼しくて楽という事実の持つ負の面。
早くも農作物の収穫に多大な影響が
出始めているようですね。

噂には聞いていましたが
スーパーでたまねぎ一個79円には
びっくりしました。
ちょっと前までは39円くらいだったと
思うんですけど・・・

以前、NRの研修で聞いたのですが
こういう農作物が不作傾向の年に起こりがち
なのが健康食品の偽装だそうです。

つまり、パッケージでうたっているほど
成分が実際はそんなに入っていない。
というケースです。

原料となる農産物のコストがあがってしまう
ので、製品が同じ価格ならば必然的に
「薄く」なるというワケです。

とはいえ、消費者はその成分に期待して購入
する訳で、表示ほど入っていないのはウソツキ
ということになります。
企業の倫理観の問題ですねー。



風が吹けば桶屋が儲かる

ではなく

夏が涼しいと健康食品の偽装が増える

2009年8月4日火曜日

腸・ハードなエピソード

今日は腸内環境のお話をさせて頂きました。

便はご丁寧にも私たちの腸内環境の
状況を日々刻々とお知らせくださいます。

理想はこんな感じ。

大きさ:バナナ2本
色:黄褐色
におい:香しい
(たまねぎ卵の腐ったニオイはNG)
かたさ:水を流したときフワっと花が咲く

これが食事の回数と同じだけ
でたら、いうことなし。

ところが

一週間でなかった。
タール便がでた。
緊急事態に備えてトイレに電話を持って入った。

などなど、みなさんなかなかハードなエピソード
をお持ちでした。

万病の元ともなりかねない腸内環境のアンバランス。

キーワードは腸内常在菌との共生作戦。

機会があれば、セミナーにて!

2009年7月31日金曜日

キバがはえそう

冠がはずれたので歯科に行ってきました。

作り直して、新しい冠を入れた先生の
目がある一点に釘付け。

上顎の犬歯の外側の歯茎に変な突起物が。

「ガイコツショウかもしれません」

はい??

ガイコツですか・・・

それほど痩せてませんが。

聞けばガイコツショウは外骨症と書き
(exostosisというらしい)
なんだか局所的に骨が生えてきてしまう
病気らしいです。
遺伝素因、環境素因(咬み合わせなど)が
考えられるけど、まだよくわかっていない。

そうなんですか。

「ええ、中年の女性によく発症するんですよ。」

ほら、その表現方法。
確かにそうなのですが、医療機関の方には
もう少しデリケートな表現を希望します。

そういえば過日、夫が皮膚科で顔にできた
デキモノを「老人性ですね」といわれて
メゲて帰ってきました。

ちなみにこのお年頃になるとエイジングの現象
として「不活性な組織の増加」
つまりいらんものが増殖してくるサダメがある
ようです。

で、件のガイコツ症ですが、
場所が場所だけに大きくなるとキバのように
なりそうです。

ま、いいですか、「中年女性」ですから。
キバのひとつやふたつ。

2009年7月28日火曜日

ファースト・ギフト

一昨日は川崎でホームセミナーでした。
和気あいあいとした空気でとても
楽しかったです。

プレ・ママにもご参加いただいていたのですが
バタバタしていまして大切なことをお伝えするのを
忘れていました。

生まれてくる赤ちゃんにお母さんがあげる
最初の贈り物のお話です。

赤ちゃんは産道を通って外界にでてくる訳
ですが、この時、お母さんの持っているお腹の
腸内細菌を受け取ってきます。その数なんと
誕生後24時間で1000億個までに
なるそうです。

この腸内細菌はその後の人生において
こどものお腹の中の環境を決めて行くといわれます。
(アレルギーなどの発生率も大きくかわると
いわれています。)

本当に母と子の絆を感じますねー。
ちなみに父からは受け継ぎません(苦笑)

なので、プレ・ママにはぜひ出産まで、
腸内環境の整備をお願いしたいのです。

赤ちゃんに圧迫されて中々お通じも
うまくいかないかもしれませんが、
ビフィズス菌や乳酸菌でお腹の調子を
整えてください。

ぜひ素敵なファースト・ギフトを!

2009年7月25日土曜日

ハッチの受難

ミツバチが世界中で失踪している、という話は
以前から話題になっていました。
現在でもフルーツの受粉などはハチさん
だのみらしく、このままだと収穫量に影響が
でてしまうらしいのです。

原因はいまだハッキリとは解明されず

・女王蜂の人手(蜂手?)不足

・害虫駆除用の農薬説
(害虫用っていうけど益虫にも影響あるでしょ)

・生息環境の破壊説

などなど。

中でも目を引いたのがハチの栄養失調説。

なんでも同じ農作物の受粉作業ばかりやらせると
栄養が偏ってしまい、基礎体力の低下をまねき
病気になりやすくなってしまう。

・・・って。
ハチさんもですか!!

なにやら身につまされるハチさんの
労働&栄養環境・・・・

2009年7月24日金曜日

抹茶パフェ

なんかビミョーなお天気が続きます。

晴れたり曇ったり雨だったり。
蒸し暑かったり、室内はクーラー
だったり。

身体も悲鳴をあげそうです。
そんな身体のバランスをとるために何を食べて
いけばいいのでしょうか?

最近、食べ物の「陰」と「陽」に興味あり!です。

身体を冷やす食べ物「陰」と温める食べ物「陽」。

夏野菜vs冬野菜
南国の作物vs北国の作物
冷たい食べ物vs温かい食べ物

などカテゴリー分けは難しそうですが、
陰と陽のバランスをとって食事をしていくのが
基本だそうです。
中華料理は一皿でみごとこの陰陽のバランスを
とっているのだそうです。深い!うまい!

夏野菜などはほてった身体の熱をさまして
くれる働きがあるようです。
汗っかきさんは陰の食べ物を積極的に。

でも冷房で芯から冷えてしまうような場合は
逆に「陽」=身体を温めてくれる食べ物を。
しょうが焼なんかいいですよねぇ。

意外なところでお茶の産地は南。
基本的には「陰」で身体の熱をさます
飲み物だそうです。

それで!かどうかはわかりませんが、
夏季限定のお茶スイーツ、多いですね。

あ、でもやはりお茶は温かいのが
基本ですから!
ダメですよ、アイスとかパフェとか!
  ↓
















↑昨日、都路里(つじり)で頂いた
玄米茶パフェ(左)と抹茶パフェ(右)
いずれも美味でした〜。
東京駅近辺の高層ビルを望みつつ
堪能しました。

2009年7月23日木曜日

入れるべきか、入れざるべきか

いまニュージーランドのパン業界が熱いようです。

ビタミンB群のなかの「葉酸」。

高ホモシステイン血症(動脈硬化や認知症の原因に
なると言われています)の治療や胎児の神経管閉鎖
障害のリスク低減に有効といわれている栄養素。

遺伝的に葉酸不足でそのリスクが高まる人が
日本人には6人に1人位存在するようです。

妊婦における葉酸不足が胎児に障害を もたらす可能性
があることから、厚生労働省は特に妊娠を希望して
いる女性に対し、400μg/日を摂取することを
呼びかけています。
(過去に妊婦さん何人かに聞きましたが
ほとんどこの事実を知らなかったです。)

過去、栄養学の講座で聞いたところによると
アメリカでは食パンに葉酸の添加が義務化されてい
て、世界でも57カ国ですでに行われているそうです。

ニュージーランドでは現在食パンに添加すべきか
どうかが熱い議論を巻き起こしているようです。

過保護だ!
発ガンのリスクは?
と議論はどんどんエスカレート。マスコミの
非科学的報道のあおりもあって結局結論は
2012年までペンディング・・・

小児科医たちは添加で救われるこどもたちの命が
見捨てられたと怒りまくりとか。

日本では?
議論のテーブルにも乗っていない?

そうそう。

葉酸が入っていないビタミン剤がちゃっかり
売られている国ですからねー。
(発売当初、まだよく葉酸のことがわかって
いなかったらしく以降そのまま・・・)

食品偽装とか
汚染米とか
そういうネガティブなことは話題になっても
疾病予防のいわば前向きなアクションは話題に
なりにくいのでしょうか・・・

「大事なことはきっと国が義務化してくれる」
な〜んて。それはsweet(笑)です

自分の身は自分で。
葉酸の補給も自分で。

2009年7月20日月曜日

食事バランスガイド

昨日は横浜でミニセミナー。

初めて「食事バランスガイド」を使って
実習してみました。

食事バランスガイド、ご存知ですか?
4年前、厚生労働省と農林水産省で作成した
一日に何をどれだけ食べるかの目安を
示したもの。コマのイラストをどこかで
目にしたことがあるのではないでしょうか。

実際に一日に食べた物をリストアップして
頂きましたが・・・

ほとんど空欄・・・

「あ、食べたもの忘れちゃいました?」

「いえ、食べてないんです」

今回の参加者は全員OLさんです。
驚くことに皆さん、
食べてないこと食べてないこと。

面倒なの半分
太りたくないの半分

というフクザツな乙女心?

バランスをとれば意外に食べても大丈夫
なのがお分かりいただけたでしょうか。

冷え性とか
便秘とか
生理不順とか
貧血とか
肌荒れとか
気分がすぐれないとか

それは病気というより、栄養失調による
からだからのサインかもしれません。
しっかり食べて強いオンナになってください。

















↑会場までのすごい階段。
膝のサプリメントのCM
につかえそうな・・・

















↑夕方の空にかかった
みごとな虹。

2009年7月16日木曜日

魔法の時間帯?

先日、質問を受けました。

「TVの予告編で

『いくら食べても太らない魔法の時間帯』

というのをやっていたのですが、それは何時なんですか?」

また、何か流行ってるんでしょうか・・・

番組を確認してはいないのですが、BMAL1(ビーマルワン)
のことでしょうか?

BMAL1とは体内時計に関係する身体の中で働くタンパク質。
食べた物を脂肪に蓄積するのがお仕事です。

(こう書くと憎まれ役の色合いが濃くなりますが、大昔は
人類を餓死から救ってきたんですよ)

そのBMAL1が最も少なくなる時間帯が午後3時ごろ。
そして多くなるのが午後10時でピークは午前2〜4時。

夜のドカ食いは太るということです。

食べる時間帯によって脂肪に蓄積される量が変わって
来ますので、カツ丼が食べたかったら夜食にたべるより
おやつに食べる方がカシコイ(苦笑)

でもね。何時に食べてもカロリーはカロリーです。
3時に食べればカロリー帳消し!!になる訳では
ありません。

ひょっとしてそれ
どこかのホテルのケーキバイキングの宣伝だった?

2009年7月14日火曜日

そういうことなのか。

野菜ソムリエの方からこんな話を聞きました。

世界には1万種類くらいのトマトの品種が
あるそうです。

日本で少し前まで主流だったのが
「ファースト」というおしりがちょっと
とんがった形のトマトでした。
(個人的にはカワイくて好きだった・・)

そういわれれば最近見ないなーと思っていたら
今の主流は「桃太郎」という丸っこい品種
何だそうです。

なぜ主流が入れ替わったのか?

スーパーでのラップパックがとがったおしりで
やぶけてしまうから。

それだけ。

「流通的な問題」だったということです。

まあ、ファーストが栄養価的に桃太郎よりも格段に
優れていたとも考えられないので、これは笑い話
になるでしょうが。

私たちの口に入る物が、現実問題としてそういう
理由で決められているという事実にちょっと
ぞっとしました。

流通業にとっては食品のロスを最小限に抑えたい。
そんな事情が数々の賞味期限の偽装を生んできました。

野菜や果物も「よりロスが少ない」ことを目的に
品種が改良されていく可能性大。
栄養価は?化学肥料は?おいてきぼりにされない
だろうか?

土ー植物/動物ー人間という食物連鎖の関係の間に
経済がはさまりなにやら複雑化の様相。

トマトのおしり・・・深い・・・

(考え過ぎ?)

2009年7月11日土曜日

フードバランス講座その2

4月からスタートした異業種(?)コラボ企画
フードバランス講座。

毎回 ” We are what we eat"をテーマに企画を
しています。

今回、第2弾です。
今回はLOHAS Cooking。
野菜ソムリエの方と
フレンチシェフのコラボレーション。

で、わたしは?
今日はネビゲーター(兼つまみぐい?)でございます。

シェフがおっしゃっていたことがシミジミと印象に
残ったのですが、

「食事は楽しみ!」

あれやこれやが身体にいいの悪いの
健康のために云々などと言い始めたら楽しくなく
なってしまうではないですか。

最低限の栄養の知識は必要ですが
やはり、おいしく食べることも重要。

どうしてもできてしまう栄養のデコボコは
サプリメントで補った方が食の楽しみを大切に
できますよね。

江戸時代と違い、美食の味をしめてしまった現代人。
ストレスなく栄養バランスをとるために
せっかくできたサプリメントという新しい文化を
最大限利用できたらいいと思います。

でも!くれぐれも過剰期待は禁物。
栄養の知識あってのサプリメントです。

それにしても、季節感満載でおいしかった〜っ。
毎日でもやりたい企画でした・・・

2009年7月9日木曜日

身体にいい○○

フードファディズム

「○○はからだにいい」
「●●は危ない」

いわゆる食べ物神話。
食べ物が身体に及ぼす「効能・効果」を
過大あるいま過小に評価することなのだ
そうです。

食の情報はもはやビジネスとなり、
TVを一旦ONすれば番組、CMに関わらず
「魅惑的な」情報が耳に流れ込んできます。

それさえ食べれば悩んでいた身体のなやみが解決!
これさえやめれば身体にたまった毒が消える!

噂に惑わされないためにはインテリジェンスが
不可欠になってきます。
が、これがちと面倒くさい。
栄養やからだのしくみに関して最低限知って
おかなければならないことがあります。

私たちが「単純な」解決方法を探している限り
なくならないスパイラルなのでしょうね。

身体にいい食べ物を摂ることに必死になる
身体に悪い食べ物をヒステリックに避ける
サプリメントを飲んでいれば大丈夫!

個人的には「身体にいい」情報も価値の内かな?
と思います。アスパラガスにはアスパラギン酸が
入っているから疲れをとってくれるかも!
と思いながら感謝しつつ食べるのは決して悪い
ことではない。

また現実問題として仕事が忙しかったり、外食や
中食が多かったりして食生活がアンバランスに
なっているので、サプリメントで補給することも
いいと思います。

「過剰期待」「過剰依存」がマズイのです。
知識をもって中道をゆく。

「普通の食事」ほど、実は難しい!!
と悩ましい心理状態になる一冊・・・?

あ〜ッ今日のお昼ごはん、どうするっ?!
















2009年7月6日月曜日

FはFatのF

ドはドーナツのド♪

ですが、今やアメリカでは
FはFat(太っちょ)のFだとか。

Trust for America's Healthが3日発表した報告書によると、
昨年一年でアメリカの成人の肥満率は23州で増加し、
減った州はただの一つもなし。

さらに30の州で肥満又は過体重の子どもが30%以上。

太っちょ州のワーストは

ミシシッピ
アラバマ
ウエストバージニア

アメリカとて手をこまねいて太ってしまった訳では
なく、学校でも給食や自販機の制限などで
努力はしていたらしいのです。

でも。

なぜ、そんなにみんな太っちゃったのか
という分析では「不況」が上げられていたのが
興味深かったです。

健康的な食べ物は高い。

不況で失業率がバンバン上昇している中では
新鮮な野菜や果物はもはや贅沢品。

やはり
うまい、やすい、おなかいっぱい
のファストフードに走るということ
なのでしょうか。

現代社会では豊かだから太るという公式
はなりたたない様です。

当然太っちょになればそうでない人より
生活習慣病のリスクが上がりますし
病気がちだとまともな仕事にもつけない
医療費なども考えると、ますますお金がなくなる
というスパイラルに陥る。

理由が「不況」だけに対岸の火事では
すまされないと言う気がしますが・・

2009年7月4日土曜日

7月です

6月はなぜかあらゆる予定が集中してしまい
バタバタでしたが、7月になりやっと
本来ののんびりマイペースに戻りました。

今月は本を読みまくるぞ!と意気込んで
おりますが。

ワタクシ、本は基本的に「書店買い」です。

本屋さんでウロウロするのは「出会い」のため。
目的の本をピンポイントで探すインターネットでは
なかなか難しいかもしれません。

背表紙のタイトル(=第一印象)

装丁(本のデザイン)を見て
紹介文(オビ)を読んで
「はじめに」を読んで
作者プロフィールを読んで
目次を読んで

購入に至るという訳です。

さて

進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ
栃内 新 著 講談社ブルーバックス

ダーウィン医学とは1991年に提唱された学問。
まだ、誕生してから日が浅い。
ヒトの体におこる病気の意味を進化の視点から
解き明かそうという生物学です。

例えば風邪。
このとき私たちの体の中で何がおこっているのか。
風邪薬で風邪が治る?答えはNo。
じゃあ抗生物質は?これも風邪自体は治さない。
風邪薬でムリヤリ熱を下げてしまうことがかえって
治癒を遅くするのです。

「うつ」についてのダーウィン医学的解釈も
興味深かったです。

人類が進化を遂げた中で、今なお淘汰されずに
残る病気(と私たちが呼んでいるもの)は
ヒトという生物にとって必要なものなのでは?
という考え方です。

うつ、ひきこもるなどはストレス下におかれた
人類のサバイバル術だったのではないか?
じっとして動かないというのは生物として
無駄な動きをせず、エネルギーを温存する
有効な手段です。

生物としての行動と、社会の情勢がかみあわなく
なり、病的に拡大解釈されているのかも、とか。

その他、感染症、肥満など私たちを悩ませる「病気」
の進化医学的視点が興味深いです。

体の具合が悪くなると、即、病院。
でも誰のものでもない自分の体なのだから
自分の体で起こっていることを理解&実感して
ある程度の判断をすることができたらと思うのです。

せめてどんな治療が必要なのかを「先生におまかせ
します」ではなく、ドクターと相談して行けたら
いいなぁ、と。

なんといっても表紙のイラストがキテます!



2009年6月29日月曜日

梅雨明け

梅雨明けというものを身をもって体験したことは
今までありませんでした。

あれ〜?雨が止んでる?という翌日あたりに
ニュースで梅雨明けを知らされる・・・毎年
きっとそんな感じだったのかと。

今回、沖縄で梅雨が明けるという気象現象を
目の当たりにしたのは、すごく貴重な体験
でした。

雨雲が見る見る消えて、日が射してきて・・・
湿度も刻々と下がって行く・・・
日差しが痛いくらいさしていく・・・
そして雲のない、抜けるような青空に。

まさに空の悪魔と天使の如くといった変わり方
でした。

ドラマチック!!のひとことです!!

自然の流れの中で、人間の無力さを感じました。

で、そんな沖縄から今日帰着。

晴れているとはいえ・・空の色がこれほどに
違うとはっ!!!



















↑わざとらしいほど
青い空っ!!!!!




















空港の売店で見つけて
即購入。もう職業病
のゾーンです

でも面白そう!

2009年6月27日土曜日

ヌチグスイ

仕事で沖縄にきています。

例年この時期には梅雨が明けているはず
なのですが、残念なことに今年はまだ
ぐずつき気味です。

羽田から飛行機で2時間ちょっとで
こんな色の海をみることができるなんて。

いま、そのエメラルドグリーンの海を
(曇っているせいでちょっと暗いけど)
背にパソコンに向かっています。

ヌチグスイとは沖縄のことばで「命の薬」
ということだそうです。
それは「薬品」のくすりではく
いやされたり、ほっとしたり、のんびりしたり
感動したり・・・心と体をいやすというか。


最近注目されている「補完代替療法」
(Complementary Alternative Medicine:CAM)
通常の西洋医学の治療の補完や代替として
用いられる医療という意味が込められています。

アーユルベーダ
カイロプラクティック
アロマテラピー
栄養療法
温熱療法

いずれもそれによって劇的に何かが治る!という
ことではなく体が本来持つ自然治癒力を
高めていこう!というものと考えられます。

そういう意味では沖縄という島の
海も、自然も、空気も、食べ物も、人も、音楽も

ヌチグスイ=一種の補完代替医療?

沖縄にいること自体が体の自然治癒力を高めている
様な気がします。

定期的に命の洗濯(DNAの補修?)に
やってきたいものです。

それにしても。

お願い、晴れてっ!!!

2009年6月26日金曜日

あっという間に

前回の更新から5日。

それじゃ、ブログじゃないでしょ
という声も聞こえそうですが・・・

本当にあっという間に時が過ぎる。
きっとこんな調子で今年も終わるのでしょうか?
(ちょっと言い過ぎ・・・)

年齢を重ねると1年が短く感じるメカニズムに
ついて福岡伸一さんが著書「動的平衡」で面白い
ことを書いていらっしゃいます。

3才と30才では今まで生きてきた人生の長さ=分母
が違うからといわれる。つまり3才にとっての1年は
人生の1/3であり30才にとっては1/30だから。

確かに「重み」という意味ではそうかもしれないが
1年が「短く感じる」理由にはなっていないと。

鍵は体の中の時計という仮説。
年齢をかさねると体の作り替えの速度が遅くなる。
その分子レベルの「体感時間」と実際の時間
の差が大きくなる。

自分で感じる時間がゆっくりになってくる。
でも時計が進む速度は3才も30才も同じ。

実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度
がついていけない。

なるほど〜。
それで「え?もうそんなたったの?」
ということが起こるのか・・・

う〜ん。まさにそうかもです。

え?それ更新しなかった理由になってない?

失礼しました。

2009年6月21日日曜日

GI値

GI=グリセミック・インデックス

炭水化物(糖質)を摂ってどのくらいの
早さで血糖値をあげるのか、って指標です。

ブドウ糖を100とした場合と比較するんですが。

海外で2つの研究が発表されました。

その1 イスラエルにて
高GI値の食べ物を摂ると血管をいためやすいと
考えられる。

その2 アメリカにて
炭水化物少なめの食事は長い目で見ると減量にも
いいかも。

当然人種による遺伝子の違いもあるでしょうが
高GIの炭水化物は避けた方が良さそうですね。

ちなみに高いGI値をもつ食べ物は
90〜99 フランスパン
80~89 ジェリービーンズ
70〜79  食パン、コーンフレーク、マッシュポテト、ドーナツ
60〜69 全粒粉のパン、クロワッサン、パイナップル
50〜59 炊いたご飯、とうもろこし、バナナ、キウイ
40〜49 ブドウ、オレンジ、チョコレート
30〜39 ゆでたパスタ、ヨーグルト、リンゴ
20〜29 グレープフルーツ、牛乳
10〜19 ピーナッツ

(この指標が作られたのはオーストラリアですが
ジェリービーンズがリストに入っているところがさすが。)

一般的に全体食(ホールフード)はGI値低めです。
反対にパンや加工食品などの粉食類は要注意でしょうか。

精製、精白、加工してある食品はGI値が高い上に、あまり
かまなくても食べられるので食べ過ぎる傾向にあります。

太る太らないだけでなく血管のダメージ(=老化)にも
大きく関係しているということのようです。

食べるな!というのではなく、何を選ぶのかが問題。

それにしても、ごはんてGI値的にもなかなか優秀なんですね。
ビバ、日本人。

2009年6月19日金曜日

2,138km

昨日、福岡。
今日、諏訪。

その移動距離、2,138kmでした。

まあ、運転(操縦)してくださったのは
プロの方ですので、私はうつらうつらしていた
だけですが。

かつて何かの本で
人は人力を超えた移動をするとカラダが
軽く「距離ボケ」をすると読んだことがあります。

まさにそのとおり。
ふと、今どこにいるんだかわからなくなりました。

ただ、あちこち&いろいろな方とお話をさせて
頂くと、その機会自体が宝だな〜としみじみ
思います。

今日は「ダイエットの基本」。

またもや、皆さんで一緒に計算です。

大人のダイエットは単にカロリーだけでなく
何を、いかに食べるか。
血糖値のコントロールも大事なポイントに
なります。

精製、精白された食品はえてして急激に
血糖値を上げてしまう傾向にあります。

「でも、どーしても白いゴハンは外せない!」

という方には水溶性ファイバーの
難消化性デキストリンなどのサプリメント
がおすすめ。

水溶性のファイバーは糖質の吸収を
ゆっくりにしてくれるといわれ
特定保健用食品にもなっている成分です。

お味噌汁などにサラサラ入れてしまえば
手間なし。味も変わりません。
パン食の方はコーヒーやスープにいれても
いいですね。

と、こんなテーマのセミナーの後のお食事は
みなさん、食べにくい・・・と感じたのは
最初の10分くらいでしょうか。

やはりオイシイものはオイシイしあまりがまんも
したくない。ということでワイワイと食欲が加速
していき、ほぼ完食。

食を楽しむためにも
やはり今回のテーマ「代謝力UP」のカラダ作り
ですね!














↑ついつい取ってしまう光景
ですが、よく考えたらどこの
空港も同じ?















↑で、今回はようきんしゃったね
福岡。めちゃ暑の真夏日でした。
















↑こちらは一転涼しい長野。
空気がおいしいとはこのこと。
駅にいても緑の香りがします。

2009年6月16日火曜日

インゲンとバナナ

健康食品フォーラムに参加してきました。

農林水産省
厚生労働省
文部科学省

後援ということ
で、固い感じですねーっ。
ウィークデーにも関わらず超満員。
きっと会社から参加するようにいわれた
かたが多いのでしょう。

消費者庁発足にともなって
「サプリメント法」の法整備にむけての
動きが背景にあるようです。

固いお話の中にこんな話も。

一頃話題になった
「白インゲン豆事件」

TVの健康番組で
「白インゲンを食べると糖の吸収が阻害されるので
ダイエットになる!」といわれ、食べた視聴者が
下痢や嘔吐で全国のいたる所で救急車騒ぎを起こし
ました。ご記憶の方も多いのでは?

原因はインゲン豆のなかのレクチンという物質だった
のですが、この物質3分間加熱すると働かなくなる
はず・・・が十分に火が通っていなかったため
中毒をおこした、というもの。運び込まれた病院の先生
たちがTV局に抗議しても取り合ってもらえず、仕方ない
ので保健所に通報して行政から話をしてもらったそうです。

食べた方は下痢損。

この「白インゲン」の監修をしたのが、ある大学教授。

実はこの人物、白インゲン豆事件後に「朝バナナダイエット」
を考案した方だとか。

う〜む。そういうことか。

70%の人が健康情報をインターネットやTVから
得ているといわれています。

でもメディアの情報とはそんな感じなんですね〜。

「下痢損」にあわないためにも
是非、自分自身の判断のアンテナを
磨いておきましょうね!

















↑内容もカタイが
表紙もカタイ。







2009年6月14日日曜日

そして、またまた高松

いってきました。
またまた高松。

もはや第二のふるさとというほど
おなじみになってしまいました・・・

今日はバランスコントロール・ダイエット。

ダイエットとなるとやはり皆さん真剣で
食い入るような視線です。

今日は参加者みなさんで基礎代謝など
一緒に計算して頂きました。

まず自分が一日どのくらいのカロリーを
消費しているのか。

どの位のカロリーを摂取しているのか。

カロリーに関してはこのプラスマイナスしか
ありません。

ただカロリーだけにとらわれると
大切なことを見逃してしまいます。

カロリーだけならば、一日にショートケーキ
4個も食べればOKです。
ところが、それでは健康的にダイエットできない
ことはおわかりですよね!

そう、食事のカロリーにプラス、バランスのことも
考えなくてはいけません。

代謝のいいカラダ作りです。

というお話でした。

食べものの選び方&食べ方にもコツがあります。

わずかな生活のクセの差がチリツモで1年2年
で大きな差になってしまいます。

明日から何かワンポイントを生活にプラスして
頂けたらと思います。

今日もニューハーフ声で聞きにくかった
かと。ごめんなさい。

(なんかこのままな気がしてきた・・・)














↑羽田で珍しくバス&タラップでの
搭乗。思わずパチリ。
近くで見るとおっきー!です。
















↑高松空港で見つけたオリーブ茶。
お味は・・・ドクダミ茶に似ています。
ビミョーかな?



2009年6月11日木曜日

梅雨入り。

梅雨入りですね。

あ〜あ、今日からウォーキング始めようと思ったのに
雨か・・・残念!

などという声が例年聞こえる(家の中から)
時期ですが、今年は違います。

先日の研究会で教わったダンベルトレーニング。
たったの15分ですが、全身の筋肉が
使われているのがわかります。
ちゃんとやると大のオトコでも汗だくです。

女性は40歳をこえると毎年1%ずつ
筋肉が減少するという説もあります。
この辺りで手をうっておかないと
転倒による骨折のリスクが高くなってきます。

タイミングは夜のお風呂前がGood!
適度に体に負荷をかけるので寝付きもよく
なるようです。
(体育の時間のあとは眠くなる法則)

考案されたのは早稲田スポーツ科学学術院の
鈴木正成先生です。

「鈴木正成 ダンベル」で検索すると
やり方が出てきます。

興味がある方はお試しください。

あ〜あ、ダンベル買いにいこうと思ったのに
雨か・・・残念?





その場合はペットボトルでどうぞ。


2009年6月10日水曜日

母、かわる?

突然ですが私の母は変形性膝関節症です。

2個の膝にお任せするにはかわいそうだ
という体形。

なんかいいものはないかと聞かれ
グルコサミンのサプリメントは摂って
いるものの、体を支える筋肉を強化しないと
意味ないと口を酸っぱくしていっていました。

関節症のためのストレッチの図解をプリント
した上に無くさないようにホルダーにはさみこんで
持っていき、「一緒にやろう」と
いっても知らんぷりで放ったらかし。

そのホルダーはその後、寿司屋のメニュー入れに
なってしまっているのを目撃。

感じが悪いったらない。

このままだと、転倒や寝たきりが心配でした。

ところが、一昨日様子を見に行くと
元気に家の中を歩きまわっているではありませんか。

どうした風がふきまわったものやら
最近は、渡したプリントの関節症ストレッチを続けて
いてすこぶる快調らしい・・・。

がつんと運動しないと気がすまない性格で
いきなり一日中ウォーキングしたり
何時間もロデオボーイに乗り続け
逆に医者に行くはめになるという
「運動はやりだめがきかない」ことがなかなか
納得できない。

小さいことをコツコツと、が苦手な母にしては
まさに奇跡としか言いようのない変化です。

最初は受け入れてもらえなくても、
情報はきちんと(しつこく?)伝えておけばいつかは
かわるんだとしみじみ・・・

あっ!

ひょっとして寿司を頼むついでに一緒に挟まって
いたプリント(こっちが主役なんだけど)を偶然発見した?

いかにも母。
ある意味、かわってないのかも。






2009年6月9日火曜日

思わぬアクシデント

土日は北陸でセミナーでした。

偶然にも
金沢は百万石まつり
福井は植樹祭
とビッグイベントの最中でしたが
沢山の方にお集りいただきました。
ありがとうございます。

参加してくださる方が熱心なほど
話し甲斐もあり、こちらもついつい
熱くなってしまいます。

金沢で夜のセミナーを終えて
翌朝は福井に移動。

昼間のセミナーも終盤にかかろうと
いうところ・・・あれ?
こ、声が・・・枯れてきて

・・・でない(汗;)

お水と飴でなんとか音がでるところ
まで回復しましたが

ほとんどニューハーフの方みたいな声。

なんと、突然のどがアウトです。
シャウトのし過ぎでしょうか?

福井の参加者の方には大変お聞き苦しい
こととなってしまい申し訳なかったです。
ごめんなさい。

そのあともずっと選挙後の候補者みたいな
声になってしまい、本日もまだ回復せず。

電話口にでると受話器の向こうでドン引き
する様子がわかります。

現在、家の中ではジェスチャーゲーム(古っ!)
で会話を済ませており、声帯温存中。

私がしゃべらないと我が家はこんなに静か
だったのか・・・・
















↑十数年ぶりの金沢。
駅が大変身していました。
これは駅の前にそびえる
門の柱なのですが鼓を
かたどっているらしいです。

















↑お昼に頂いた福井の新そば。
そばの色が浅くて初夏を感じます。
おいしかった〜。



2009年6月5日金曜日

奇妙な光景

昨日、夕方の電車に乗りました。

・・・なんか違和感をおぼえて
しげしげと車内を見回してみると。

ほどほどに混雑した車両の椅子に
座っているのはほとんど小中高生。

立っているのは私も含めた中高年。

空いた席に我先にオバサン走りで
殺到する小学生。

なにか変じゃないですか?

最近の小学生はおけいこやら塾やらで
お父さんより忙しいらしい。

でも、細胞の再生スピードも早いはず。
年がら年中疲れているとは、かなりヘン!!

ビタミンBが不足すると、無意識(?)に
空いた席に座りたくなる・・・

お母さんたち。
お子さんにビタミンBは足りていますか?

少なくとも

・どんな食べ物をどのくらい摂れば
 ビタミンBは足りるのか。

・ビタミンBを目減りさせてしまうジュースや
 スナックなどはどの位食べているのか。

は、知っておきたい基礎知識。

学校給食の場合は管理栄養士さんがきちんと
一日の必要量の1/3が摂れるように計算しています。
でもお弁当の場合はお母さんの栄養知識が
お子さんの食事バランスを左右することに!

栄養状態は個人差が大きいので、足りているかどうか
は「結果」として体の調子に出ます。

実は体にでる前でも遺伝子レベルでは大混乱が発生して
いることも近年の研究で明らかになってきています。


・・って

カリカリ怒っているワタシはカルシウム不足?








2009年5月31日日曜日

連日の学会。

今日は田町で
「女性のための抗加齢医学研究会学術集会」
に参加です。

一日だけなのですがこちらもプログラムは
情報満載。医療関係者や研究者対象ではない
ようで、一般向けでとても聞きやすかったです。

・心のアンチエイジング
・ホルモン療法の最前線
・あなたの元気のための食生活
・生活習慣病の予防と大豆の摂取
・心にうれしいキレイの魔法
・アロマセラピーで元気になる
・女は鍛えろ、男を太らすな

いろいろなジャンルのお話がきけて
あっというまに時間がたってしまいました。

今日の会が面白かったのは
午前中は学術的な内容で
午後が実践編だったこと。

マスコミで有名なメイキャップアーティスト
の山本浩未さんが「大人」の女性のメイク
アドバイス。

私だと「年をとると・・・」と思わず口癖に
なっているところを山本さんは
「大人になると・・・」と表現していらして
さすが!と思いました。
メイクも魔法ですがことばも魔法ですね。

おとといの学会ではかづきれいこさん
そして今日の学会では山本さんと
メイクは女性のエイジングをサポートする
重要な一分野になっているのを感じました。

そして最後は早稲田スポーツ科学学術院の
鈴木正成先生のダンベル。これもなんと実践編。

15分の運動を指導も入れて2セット。
「汗かきますから上着はぬいでください」と
いわれ、たかがダンベル、そんなことはありえ
ないだろうとタカを括っていたら・・・

久々の大発汗!!!

なめてました。鈴木先生、ごめんなさい。
もうあちこち筋肉痛です。
帰りの駅で階段から落ちそうになりました。


メイクとダンベル。
明日から習慣化にとりくむ



・・・所存。
















↑女性と仕事の未来館という施設
だけあって館内の女性用トイレの数
は驚異的。ストレスなく過ごせました。

















↑きれいなホール。
この後、座席の間を使って
全員でダンベル!!
参りましたm(__)m




2009年5月30日土曜日

お台場は今日も雨だった。

抗加齢医学会総会2日目。

睡眠不足でフラフラのまま
ふたたびお台場へ。

どうしてこんなに雨が降るかな〜?
(やはり雨女なのかっ?!)

こともあろうに傘が歪むほどの強風です。

山盛りのプログラムがある中でなにを
基準に選べばいいのかと悩みます。
皮膚老化、認知症、カロリーリストリクション・・
私が興味ある中で腸内環境のプログラムがほとんど
無かったのはやや残念でしたが。

聞きたいテーマの時間帯が重なってしまうのが
惜しい所です。カラダが2つほしい・・・

そうそう!!
あるランチョンセミナー(お昼を食べながら
話を聞くセミナー)でなんと
J 横田さんのダンナさんをお見かけしました。
質疑応答で質問をしていらっしゃいましたよ。
ああ、本当にドクターなんですね〜。
(そりゃそうだ)

消化不良の情報が頭でグルグルしています。
整理でき次第ブログ&セミナーにて。

今夜こそゆっくり寝たいです。












↑メイン会場。ここの他に何カ所か
会場があるのですが、1分の休みも無く
渡り歩いてずっと座りっぱなし。さすがに
お尻がシビレました。













↑今日のランチョンセミナーで配られた
お弁当。私は食べるスピードが遅いので
モグモグしながらメモをとるのが
ヒジョーにしんどいです。
お魚おいしかったぁ。



2009年5月29日金曜日

お台場は雨。

行ってきました。
朝早くから満員電車にゆられて。

あまりにレベルが高い内容で
脳が疲労してしまったので
きょうは写真レポート。

あしたも朝からです zzz













↑朝です。こういう風景を
暗雲立ちこめるというのでしょうか?
せっかく、東京らしい風景なのに。













↑バーコードリーダーでIDカード
発券。いやあ、近代的。














↑恒例、ランチョン弁リポート。
おいしかったです。