2013年1月31日木曜日

ぶどうの種は捨てないで?

ブドウの種子の抽出物に含まれる成分が多くのタイプのがん細胞に対して良い影響を及ぼすことはすでに知られていましたが、その有用性はより進行したがんで高いかもしれない、というコロラド大学デンバー校他の研究報告。

ご存知の通り、がん細胞は他でもない自分の細胞。遺伝子の変異によって不死の細胞になったミュータント。変異は10,000個以上とも。がんの化学療法はその変異を狙ってなんとかしようとするのですが、またしてもの変異で遺伝子が変わってしまいイタチごっこになると推察されています。

ところがブドウ種子の抽出物に含まれる物質のストライクゾーンは広いらしく、つまり遺伝子がどんどん変化しても対応できる可能性が高い様なのです。懐深いぞ、ブドウ種子。

薬は成分をどんどん絞り込んで純度を高くしてピンポイトで効かせようとするもの。ところが自然界にある物質は本当に多様(時に「不純物」呼ばわりされる)。おそらく「キレ」は悪いもののきっと大きな範囲で働くのだろうな、と。

ブドウ種子。私がこどもの頃は「ブドウの種を飲み込んでしまうと、おへそから芽が出る」と親に言われていました。隔世の感ありです。今後は是非、ブドウの種は飲むことにします(^_^;)

とはいえ、あの硬い殻。きっと人間の消化酵素で消化できないでしょうね〜。






2013年1月16日水曜日

がん細胞の好みは

先週、大学の薬学部の公開講座に参加してきました。

「抗酸化物質を巧みに利用するがんの生存戦略」

話が高度すぎて最初の5分で「止せば良かった・・・」と後悔しきり。
タイトルは魅力的だったんですけど・・・

がんは他ならぬ自分自身の細胞。
遺伝子に変異が起きて別人になってしまい、ゾンビの様に不死になった細胞です。
でも、がん細胞とて自分を動かすエネルギーは自分で作り出さないといけません。

正常な細胞は細胞内のエネルギー工場でエネルギーを作るのですが、
がん細胞はその工場を使わず奇妙なエネルギーシステムを使っているのです。
そのシステム、燃費が悪く沢山エネルギー源が必要。だから

糖ひとり占め。

むむむ。

しかも、自分からでたゴミは寄生した臓器の処理施設に放り投げる。

むむむ。

大腸がんは「甘いもの」を求めて肝小葉などに転移していく。

むむむ。

ワールブルグエフェクトやらグルタミノリシスやらという幻聴(先生、ごめんなさい・・・m(__)m)を乗り越えて私が解った事は

甘い物を食べ続けるとがん細胞の思うツボだということ。


ってこのブログ、チョコ食べながら書いてしまった・・・(涙)

明日から「がんが困る食生活意識します!
























キャンパスの横から見えた東京タワー。
何バージョンだろう?










2013年1月1日火曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

昨年は大胆にも11月に10日間のアメリカ行きを敢行してしまったため、
どんだけ忙しいのか?!という12月になってしまいました。

そうです。ブログ更新できなかった言い訳しています(汗)

今年はゆったりした一年にしたいなー。
いま順天堂の小林先生も「副交感神経」をテーマにしていらっしゃいますが
あせらない、優雅なリズムで日々アンチエイジング的努力をしていきたいものです。

それには前段階として
★整理整頓(物を持ちすぎない。何かと探す時間がムダ、で忙しくなる・・・)
★計画(前の番に翌日の計画&準備をすることで余裕が生まれる・・・)
これが不可欠になるようです。

とかく私たちは「アンチエイジングにはどんなサプリがいいのか?」
などと思ってしまいますが(それでレスベラトロールが売れたりするのですね)
やはり、日常の生活習慣なくしてアンチエイジングなし!

という事で本日はアンチエイジングの為に山積みになった書類や会報、本を片付けるという一年の計にしようと企んでおります。

みなさまにとってHappyな一年となりますように!