2011年3月31日木曜日

研修がぁ・・・

あの日以来。
今月の研修やシンポジウム、イベントが軒並み中止。

なんとなく気持ちはわからないでは無いのですが

特に膨大な電力を使う訳でもなく
バカ騒ぎする訳でもない
そんな学術イベントまですべて中止する必要が
あるのだろうか・・・

「急ぐ訳ではない。とりあえずやめておきますか。」

ということなのでしょうか。

私にとっては、それはイベントではなくお仕事。
セミナーにきて頂く皆さんの為に常に情報をUpdate
しておきたい・・・。

逆にこんなストレスフルな状況下、健康をキープ
するために役立てること。

これからキビシクなる国家予算のためにも出来るだけ
医療費をつかわずにおのおのが自分の健康を管理
できること。

震災直後はさすがに
「栄養なんてノンビリ(?)語っている場合なのだろうか」
と悩んだものの

今こそ、これからの未来に向けて発信していかないと
いけないのではないかと思うに至り

やる気が盛り上がってきているので
研修がないことに非常に困っています。

来月は復活してくれるといいな〜。

2011年3月30日水曜日

自分でなんとかなるもの

国立がん研究センターは3月28日緊急記者会見を開催。

福島第一原子力発電所の被災による現時点での放射性物質汚染
の健康影響について、チェルノブイリ事故や広島・長崎の原爆
生存者の追跡調査などから、

「原子炉付近で作業を行っている人を除けばほとんど問題がない」

とする見解を発表しました。

また、食品・水への放射線影響についても言及。

最近都内の浄水場で検出された放射性ヨウ素を換算すると、

最高測定値210Bq/kgならば約216リットルを飲んで1mSv

0.31Bq/kgなら約169トン(!)を飲んで1mSv

になるにすぎない。関東の農作物で測定された放射 性ヨウ素
も、約10kg食べて1mSvに相当する程度だという。また農作物
に付着した放射性ヨウ素は水洗いで減る上、半減期が8日なの
で時間経過とともに減少するとしたそうです。

「正しく怖がること」は難しいです・・・。

ここの所の緊張感で、関東の人たちにストレスによる体調
不良が増えているとのこと。

たしかに環境が大きく変わっていますから。

自分の力ではどうにもならないこと
自分の力でなんとかなるもの

の見極めができたら少しは気が楽になるかもしれません。

水のことや、野菜のこと、栄養のこと。
ナーバスになりすぎず、かつ、リスクを最小限に
とどめる知恵や方法。インテリジェンスは強い味方です。

2011年3月27日日曜日

気がつけば

怒濤の様な人間界の騒ぎの中でも

自然のリズムは確実に進んでいるんだな〜と
思います。

ふと見上げるとそこには、はくれんの花。

優しい白にいやされます。

周りをみまわすと、沈丁花、ミモザ、すみれ
様々な花達が咲き誇っています。

ほっといやされる瞬間です。

昨日ニュースで水戸の偕楽園をみました。
被災して今年は閉園している偕楽園の中では
見事な梅が満開を迎えているそうです。















満開のはくれん@横浜
















うっとりする香りの沈丁花
@世田谷

2011年3月21日月曜日

風評被害

黙っていられないので書こうと思いました。

原発事故が起こったその時から、この事態を
予想していました。

農作物の風評被害です。

それを政府とメディアがある意味「率先して」
あおっていることに腹が立ちます。

今日はセミナーで抗酸化物質のことをお話ししま
した。時期が時期ですので、放射線の件も自分なりに
勉強をして正しい知識をお伝えできるようにしました。

昨日からほうれん草と牛乳から放射性ヨウ素が基準値を
超えて検出されたというニュースが何度も報道されています。

放射性ヨウ素はβ線という放射線を出しながら
キセノンに変化していきます。

元の物質が変化して半分になってしまう期間を
「半減期」と呼ぶ訳ですが
放射性ヨウ素の半減期は8日といわれます。
このあとは放っておいてもさらに8日たつとさらに
半分、また8日たつとその半分・・・と減っていく
のです。

最初のころに放出された放射性ヨウ素が付着したと
考えるなら、いまほうれんそうに着いているものは
すでに半減期を過ぎている。

今回のほうれんそうはそのままちょっと出荷を待って
良く洗って食べれば、なんてことはない。

自分で自分の分すらもまかなえない首都圏の人間は
今まで福島や茨城の野菜や牛乳を頂いてきたのに
なんていう仕打ちでしょうか。

放射線の知識をもたない人が不安で右往左往
するのは当たり前のこと。

そこにきちんとしたロジックを示して、啓蒙していく
のが政府やメディアの社会的な役割なのではないでしょうか?

ここ10日ばかり連続してセンセーショナルで悲惨な光景を目の
当たりにしてきたメディアにいまこそ冷静さを取り戻して
頂きたいと祈るばかりです。

2011年3月20日日曜日

すでに復活?

お客さんが見えるので

ダメもとでスーパーにいきました。

地域によってはキャベツ1個500円という所も
あるらしく(あーはじまったはじまった)
少々あきらめていってみると

店内は薄暗いですが
震災前をと同じ様な商品棚パンパンの光景。
しかも価格は普通(どころか安い・・・)

よくぞ、みごと、ここまで調達してくれた
流通のパワーに感心しました。

また同時に
無いと欲しがる
あると欲しくない
という人の心理にもオドロキです。

すでにお弁当はだぶつき状態。

今、人の関心は食料からガソリンに移行
してしまった模様。

ところで原発事故で東京在住の人もすわ疎開か?
という動揺の中、IAEAとWHOから相次いで東京は
現時点では健康被害の心配なしとの公表がありました。

とりあえず安心してください。
(うたがったらキリがない)

いまや大阪のホテルが疎開人で満室というウワサ
もあり混乱しているようですが・・・


明日は東京で震災後はじめてのセミナーです。

2011年3月19日土曜日

逆に高血圧?

こんな状況下ですので、

「放射能から身を守る食べ物」

という関連の問い合わせを頂きます。

コンブ、ワカメ、イソジンうがい薬(※食べ物ではない)
味噌、塩

メールなどで情報が流れているようです。

味噌と塩については既に中国でも買い占めが
始まっているとも聞きます。

結論からいきましょう。
いずれも放射能から身体を守るということは
証明されていません。

どころか

イソジンうがい薬やヨードチンキなどは
誤って飲むと逆に健康が損なわれる恐れがあります。
うがい薬などの市販品は内服薬ではありません。
これにはヨウ素以外の成分が多く含まれ、体に有害
な作用を及ぼす可能性のある物質も含まれます。
たとえ飲んだとしても、ヨウ素含有量が少なく、
放射性ヨウ素が集まるのを抑制する効果がありません。


また味噌や塩は伝統的な和食の素材として
いいものですが、それをガンガン摂ったところで
放射能から身を守るどころか、それが長期にわたると
かえって塩分過剰で高血圧の引き金にもなりかねません。

一つ言えるのは、放射線で傷つけられたDNAも
私たちの身体には修復能力が備わっているということ。
放射線の影響が多くなければ自然に治すシステムが
修復をしてくれているのです。

むやみやたらに特定の物質をとるのではなく
日常から風邪に対しての免疫を整えておくように
DNAの傷の修復能力を高めておくことが肝心なのかも
しれません。

2011年3月16日水曜日

物流がメチャクチャになっている

薄暗いスーパー

いつもはモノがあふれている店内はしーんとしています。

食料品が品薄と聞いていましたのでさぞや!と思いきや
生鮮品は余り気味。果物も野菜もお肉も魚も。
しっかりとあります。

品切れしているのは
パン、米、カップラーメン、牛乳、非常食、乾電池、ろうそく

ライフラインがすべて動いているのに、この状態は
意外や意外です。

おそらく計画停電のため、冷蔵庫に生鮮品をストックするのが
不安なんでしょうね〜。

逆に野菜などの生鮮品が不足している地区もあるでしょう。

以前、災害の手引きの必需品の欄に
「サプリメント」と書かれているのをみたことがあります。

偏った食生活が長期化すると栄養のアンバランスが
体調不良をひきおこすおそれもあります。

いつも通り生鮮品が入手が困難な地区の方は
是非サプリメントの活用を検討してみてください。

また今回の大規模災害に直接関係ない地区の方も
防災グッズにカンパンと一緒に加えておいてくださいね。

2011年3月15日火曜日

東京人、弱いです

地震の被害はさほどでなかった首都圏はいま
二次的な影響でドタバタしております。

自分でいうのもなんですが東京人は

自然もマイルド天災知らず
(5センチ雪がふると首都機能マヒ)

モノはありあまり

年に一回停電があるかどうかどうかの
安定したライフライン

それが当たり前と思って生きてきました。

その環境がたくさんの方の力を借りて成り立って
いると気づき、深く感謝をすると共にかなり青ざめている、
といったところでしょうか。

ああ、そういっているそばから静岡で震度6。

東京はまた揺れております・・・(ノ_-;)

2011年3月12日土曜日

お見舞い申し上げます

東北・関東のみなさま

お見舞い申し上げます。

首都圏は東北に比較すれば、さほどのシリアス
な被害ではありませんが。会社に泊まったり、
避難所で過ごしたり、歩いて帰ったりとそれぞれに
大変な一日をお過ごしだったかと思います。

よく「地震体験車」で立てないほどゆらされて
いる映像を見かけますが、まさにあれでした。

友人宅で地震に遭遇。

どんどん強くなる揺れに
「いつかくると思っていたその日は今日だったのか」
と頭のすみで思いながら必死。

テーブルの下に隠れようとしても、揺れて入れない。
揺れが収まって我に帰ったら、片手にパイプ椅子
もう一方に花瓶を抱えていました。一体なにが
したかったのか・・・ワタシ。

場所が遠方だったため帰宅は絶望的で帰宅困難者
となり、お泊まりさせて頂きました。

今日やっと自宅に戻り、一息ついています。

消息確認メールをくださったかた、ありがとうございました。

2011年3月8日火曜日

やっぱり仮説?

サプリメントというと、人によっては「あやしい」とか
「まやかし」という印象をもたれることがあると思います。

カテゴリー上は食品になりますので、厳密な基準も
なく玉石混淆のカオス状態。

たしかにTVや雑誌を見ていても「おいおい薬事法違反だろうっ!」
と突っ込みどころ満載です。

基準という意味では対極にあるのが薬。
基礎研究から認可まで10年〜15年。

いくつものプロセスをクリアして初めて販売へとこぎ着けます。
コストも莫大です。

実際にモノになるのは1万件に1件とも言われ、
宝くじレベルの確率をくぐり抜けても、更に
販売後臨床試験を義務づけられているキビシー世界。

そりゃサプリメントとちがって「効いて」あたりまえだ。

と思いきや先日。

1968年に発売された「ダーゼン」という薬が有効性に疑問を
もたれたものの再試験が不可能ということで製薬会社の自主
回収となりました。

つまり平たく言うと

「効いてなかったかも・・(^_^;)」

と言うことらしいです。

消炎剤、たんを切る薬として有名で、飲んだ経験のある方も
多いと思います。

なんと40年以上、「効いてなかったかも・・(^_^;)」
な薬が流通していたんですね。

実際、効き目がいまいちで海外では既にあまり使われて
いなかった様ですが、日本では一昨年も67億円売れていた模様。

(薬害よりはマシと言う考え方もありますが、40年間
「効いてなかったかも」に払われた医療費はどうよ?どうなのよ?)

サプリメントはいつも二言目にはエビデンス(科学的根拠)
が明確でないといじめられますが

薬の世界も意外ににユルかった・・・と苦笑してしまいました。

ホントに世の中99.9%は仮説だわ。















先週末、お友
達のお誕生日祝。
東京駅の高層階レストランで
ランチ。美味しくておなかが
ハチ切れそうでした。















でそのまま新幹線で関西へ。
寒い中セミナーご参加
ありがとうございましたm(__)m

2011年3月2日水曜日

開花!

先日購入したヒヤシンス。

昨日の夜、帰宅したらいきなり満開でした。

ああ、花が開いていく様子を堪能したかった・・・














ところで昨日。

思いのほか仕事が早く終わったので、以前からの
懸案事項をかたづけることにしました。

それは

イボの手術。

右の鎖骨あたりに小学生のころから鎮座している
ちいさなイボ。ゴミと間違われて何度も人に
ひっぱられたことがある歴史の長いイボです。

これが最近、大きくなってしまい、洋服に
ひっかかり痛いのなんの。

手術というほどでも無い手術でプッチリ除去して
もらいました。

本体(ワタシ)から外されて、ガーゼの上で
さびしそうにしているイボ。

あやうくホロリとしてしまいそうになりました。

「4◯年間ありがとうね」

とつぶやいた瞬間

あ、でも細胞入れ替わってるんだ。

とわれにかえり苦笑。

それにしても、あれほど邪魔にしていたのに
急になくなってしまうとサビシいものです・・・。