2008年1月29日火曜日

あきれた獣医師

豆腐製造に使う「にがり」の主成分、塩化マグネシウムの粉末を
「がんでも治す」とうたい、医薬品として無許可で販売した疑い
があるとして、愛知県警が名古屋市緑区内の獣医師(68)の自
宅などを薬事法違反(無許可の医薬品販売)容疑で家宅捜索して
いたことがわかった。飲用して脱水症状を起こし、衰弱死した高
齢者もいるという。獣医師は過去にも同じ商品を医薬品として無
許可で販売するなどして2度、有罪判決を受けた。県警は悪質性
が高いと判断、週明けにも本格的な捜査に乗り出す。
(1月27日アサヒ・コム)

あきれたものです。
獣医師だって医師でしょ?
倫理観のカケラもない。

なんとこの粉末180gで15,000円で販売されていたらしく。
調べてみたら塩化マグネシウムって簡単に買えて
その値段、1kgで1,000円もしない。
(そう考えると市販の「にがり」も結構高いんだなぁ)

7年間くらいのべ300人に診療、販売したとかで。
300人が1個ずつ買ったとしても実に4400万円の利益!!

あ、いかんいかん。

件の獣医師がどれだけ儲けていたかというのが
テーマではありません。

誰しも病気を治したいとワラにもすがる思いです。
本当に必死だと思うのです。

医師(獣医師だけど)という立場を利用して
その思いを逆手に取った行為、怒りをおぼえます。

この類いのものにだまされない様
インテリジェンスを身につけていくのが
最大の防御だとつくづく思う今日この頃です。

2008年1月28日月曜日

昨日は生徒

昨日は朝早くから、夕方まで


びっちり(@_@;)


栄養情報の講習会でした。講師は大学の薬学部の
教授です。

ほんとにビッチリで90分授業が午前2コマ&
午後3コマのカンヅメ。

栄養関係の情報を科学的に読みこなすのは
大変だな〜と思いました。面倒(?)になっちゃって
マスコミとかが話を勝手にまとめちゃったり
サプリメントを売っている人たちが適当に話
作っちゃったりする気持ち・・・ちょっとわかる。

何せ、しょっちゅう、言っていることがかわるし、
年がら年中、学説がひっくり返されるし。
ホント世の中99.9%は仮説なんだと思い知らされます。

例えば。

「貧血の鉄剤はお茶で飲んではいかん」

↑そんなことはない、ということが証明されたそうです。

また

「フランス人はあんなコッテリソースの料理を食べているのに
心臓疾患が少ないのは赤ワインのポリフェノールのおかげ」
(=フレンチパラドックスと呼ばれる現象)

↑これも、ガセネタ。というか偏った条件での疫学調査である
ことがわかって信憑性がなくなったそうです。

もう大変な情報錯綜状態。厚生労働省と都庁のHPで発表されて
いる図や数字がくい違っているとか、お役所もワケわからないことに
なっています。

栄養情報はそんなこんなで何か研究の結果が
出るたびにしょっちゅう動く、「地震予知」のような様相を
呈しているのでサプリメントアドバイザーも、うかうかして
いられません。

丸一日受講してあらためて

「○○でガンが治る」なんて言い切ってしまうこと自体、
その情報なり商品なりがほとんどニセモノ
と思っていい

ということがわかった次第です。
ただ、プラセボ効果といって、治ると思うと治る
というケースも100%完全否定はできないので
最終的には使う人の判断ということになるのですが。

難しいなぁ・・・。

2008年1月25日金曜日

いやぁ

いやぁ〜寒いの寒くないのって



寒いよっ!(怒 (-_-メ)



例年は精神論で冬を乗り切る私も
とうとうバーゲンでロングのダウンコートを
購入。エスキモーかよ!という勢いの。

色がベージュなのでまるで相撲取りの着ぐるみ・・・

でも、今年は悟りました。

「あんまりあったかいアウターを安易に導入すると
カラダが甘えて弱くなるっ!!!」

そんなことはございません。
薄着に震えて肩を凝らすよりは、あきらかに
ホカホカを着た方が体にやさしい。

寒さは生体にとっては立派なストレス。
体の免疫力を低下させます。
根性論で体調を崩すよりは、もうホカホカものに
身を任せて乗り切ることをおすすめです。

飲み物なども気をつけて。
体温が0.5度下がると免疫力が30%ダウンするという
研究結果も出ています。

くれぐれもあったかくしてお休みください。
好きな入浴剤をいれてゆっくりお風呂にはいり、
寝るときも首を冷やさないようにタオルなどでカバー。

そして冷えるわぁーという方はビタミンEを試してみては
いかがでしょう。”飲む温泉”といわれるビタミンEは
ホカホカのサポーターです。

2008年1月20日日曜日

そんなの関係ね〜かな?

先週こんなニュースを発見。

子どもを持つ男性は、子どものいない男性に比べて前立腺癌(がん)のリスクが高いことがデンマークの研究で示され、医学誌「Cancer」オンライン版に1月7日掲載された。同誌印刷版には2月15日号に掲載される予定。

 1935〜1988年にデンマークで出生した全男性を対象とした大規模研究で、子どものいない男性は前立腺癌リスクが17%低いことが判明した。この理 由について、研究を行ったStatens Serum(血清)研究所(コペンハーゲン)のグループは、生物学、環境、社会、行動のどのような因子が関わっているのかは不明と述べている。(日経Health Dayより)


う〜ん。女性は出産の経験が関係するのはわかる気が
するんですよ。ホルモンの変化もあるし。

だが、しかし。

男性って「結果論」として子供がいる訳で・・・
それでも関係あるのかっ?

と思った瞬間、子供がいる男性から聞いた話を思い出したのです。

「こどもが小さいと晩ご飯がハンバーグ、唐揚げとか
オムライスとか甘いカレーとかで閉口する」

こどもがいる男性といない男性の因子の違いは

「中年期におこちゃまメニューをたくさん食べるかどうか」

なのではないか??

こんな仮説立てたら研究者にマジギレされそうですが
なんかクサイと思うんだけどな・・・。

ダメ?

2008年1月16日水曜日

パンデミック

留守録してあったNHKスペシャル「パンデミック・フルー」
という番組を見ました。

パンデミックとは感染爆発。
いまニュースで話題になっているインフルエンザH5N1
が鳥→鳥、鳥→人間という感染の段階から人間→人間
という段階に入りつつあるというもの。こうなったら
世界的同時多発感染が避けられない。

人間もウィルスも同じ生物。

ウィルスは薬なんかでやっつけられては生き延びられない
ので進化に進化を重ねて(速度は人間の10万倍とか・・)
どんどん感染力を強めるわけです。

もう人間VSウィルスの生存競争。

やるか、やられるか。

(o ̄ー ̄)=O☆(ノ_ _)ノ

ご存知の方も多いでしょうが、このH5N1、人間での致死率は
60%ともいわれている強毒性のインフルエンザです。

番組は1部がドラマ仕立て、2部がドキュメンタリーと
見応え十分でした。

コワイ。本当にコワイです。
必ずパンデミックは起こる。
単にいつ起こるかという時間の問題という事態です。

なにがコワイって。
アメリカなどではもうバイオテロ以上の脅威ということで
行政が病院の緊急体制整備、人工呼吸器の備蓄、薬品の備蓄
など着実に準備が進行しているのに

おいおい、日本。

人工呼吸器も全く足りない(というかほとんど現在使用中)。
病院もほぼ満床で新しい患者を受け入れられない。
医師会のアンケートでは多くの医師が診療したくないと回答。
(まあ、医師も人間ですからコワイよね。)

この国は国民の生命と財産を守ってくれそうにもありません。
トホホ・・・

現実問題としてやはり免疫力UPしておくのは
自分を守るすべとして、もはや常識の域でしょう。
できる範囲の努力として「戦えるカラダ」を
作っておくしかないですね。

ひさびさの更新なのにちょっと重めでした。

(;´▽`A``


2008年1月4日金曜日

初詣

昨日、初詣に行ってきました。
場所は私が生まれ育った場所の近くの不動尊でございます。
初詣歴4○年の場所。

いやぁ、天気も良いし、あまり混んでいないし。

入り口付近のナゾの白蛇さまの出店をのぞきつつ
山門をくぐった瞬間、鼻をつく異臭。

見回すと左手に唐揚げの露店だぁ。
思わず鍋を覗き込んでしまうのは悲しき性(さが)。

そこには近年ついぞ見た事のない重油の様な黒い油が!

w▼ ̄□ ̄;▼!

「これ以上はもう酸化できません。勘弁して下さい。」
という油の悲痛な叫びが聞こえそうな黒さだ・・・。


ああ、お正月ぐらいは(?)
そんなことを気にせずに生きてゆけたら・・・


それにしても
あまりに真っ白だった白蛇さま(衝撃的っ)
あまりに黒かった過酸化脂質(違う意味で衝撃的っ)
でした。

あれ?何しに行ったんだっけ?

2008年1月3日木曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

どんなお正月をお過ごしですか?

ごちそう食べてますか?

まあ、年に一度の事だし、ダイエットを
今年の目標にしているかたも明後日あたりから
「仕事始め」って感じでしょうか。

私はダンナの実家に里帰りをして
リッパに「嫁」して参りました。

義父はTVを見ながらケチをつけるタイプで、始終
画面に向かい文句を言っているのですが、元旦、
おりしも番組中では新型インフルエンザの「パンデミック」
(爆発的感染)で日本でも210万人が死亡する
可能性があるなんて話題をやっていました。

義父が突然

「ペニシリンが発明された頃が一番よかったんだ。
あれで何でも治ったんだから」

ってオトーサン、それはいかがなものかと・・・

( ̄ー ̄?).....????

まあ、いいや。説明するのも面倒だし・・・

と右から左に流そうとしていると

ダンナが「それは違うっ!」と反撃が始まり2008年の我が家は

「感染症とペニシリン」


議論で幕を明けた次第です。





菌が新年・・・