ヒトの五感は脳で感じているのですが、中でも嗅覚は鼻の中の嗅細胞から
電気信号に変換されて、直接大脳辺縁系に情報が伝わります。
大脳辺縁系は本能、情動の座といわれる場所。
香りは好き嫌いや感情に直結!ということです。
うるさい音はある程度我慢できても
いやな臭いはちょっとでも我慢できないと私たちは日常生活で経験済み。
逆に良い香り、好きな香りは嗅ぐだけで体調に影響を及ぼすと
考えられています。これを応用したのがアロマテラピーと言えます。
(ハーバルセラピストの授業でちょっとだけかじりました)
昨日、水仙を頂きました。箱を開けた途端に素敵な香りがふわっと広がりました。
水仙は冬の季語なんだそうですが、香りは立派に春を感じさせます。
本格的に寒くなって来たな〜底冷えするな〜イヤだな〜と
寒さが不得意な身にはちょっと憂鬱な季節。
そんな寒さの中でも花の香りを嗅ぐと気持ちは明るくなるものですね。
改めて香りのもつパワーに感動しました。
(元・フラワーデザイナーのクセに部屋に花を飾らないワタシ。
大いに反省m(_ _;)m)
自分のからだを動かす燃料。自分のからだを作る材料。それはすべて自分が食べたものです。ともすると「面倒臭い」「むずかしい」「そこまでしなくても」と思ってしまう「食べるもの」のこと。服を選ぶように、映画を観るように、面白く「食べるもの」のことを考えたい。それがオフィス・カラダージュの栄養コンサルティングです。講習、執筆、セミナーを通じてみなさんに栄養のことを考えるって楽しい!が伝わったらいいなと思っています。
2011年12月25日日曜日
2011年12月14日水曜日
適応力
エベレスト級の山への登山経験がある人の血液には登ったことがない人に比べ、
低酸素による体へのダメージを抑える酵素が約6倍も多くなることが順天堂大学
の研究で明らかになりました。
低酸素による体へのダメージを抑える酵素が約6倍も多くなることが順天堂大学
の研究で明らかになりました。
酸素が薄い8千メートル級の山に登ると、老化につながると考えられる活性酸素が発生しやすくなり、体に負担が。しかし、酸素が 薄い状態が続くと「高地馴化(慣れ)」と呼ばれる現象が起きるそうで、70歳を過ぎてエベレストに2回登頂した三浦雄一郎さんも登頂時には高度をゆっくり上げて体を慣らしていくそうです。
登山経験者は、体内にダメージを防ぐ働きのある酵素「HO―1」が約6倍多いことがわかったそうで、未経験者でも、低酸素室で高地トレーニングをすると、この酵素を作るのを促す遺伝子の働きが活発化。経験者は最長で半年、酵素の高い値が続いたそうです。
人間の適応力ってすごいですねー。
元々持っている遺伝子の働きが環境の影響で変わるわけですね。
一時、遺伝子がすべてを決めていると思われていました。今では逆に外部環境(栄養も含め)が遺伝子の働きをコントロールする事実がいろいろ発見されてきています。
それが私たちのカラダの可能性と考えるとワクワクしますね。
2011年12月10日土曜日
オリーブオイル
今日はお友達のオリーブオイルソムリエYokoさんの
セミナーに参加。
ワインにヌーボーがあるように
オリーブオイルにもノベッロ。
わざわざトスカーナの生産者さんから直接持って帰って来て
頂いたオイルを贅沢にもテイスティング。
オイルは27℃に温めると香り立つということで
掌で大切に包んですこしずつ香りを嗅ぐ。
何せ日常がバタバタしているもので、こんなにゆったり
オイルの香りを嗅ぐということが、とても癒されます。
自然の植物がもつ個性というかプロフィールというか。
そのオリーブが生まれ育った遥か(行ったことも無い・・(^_^;)
トスカーナの地に思いを馳せ。
今回は小豆島のオリーブオイルもテイスティングしました。
イタリアと同じ品種であっても育った土壌のすべてを吸い上げることで
瀬戸内の優しい自然を感じさせる柔らかな香りと味。
和食に合いそうな穏やかな風味。
ワインにテロワールを感じた時の様な感動でした。
イタリアではオリーブオイルの等級に厳しい規格があるようですが
日本はその規格に加盟していないとか。
なんというか・・・つまり・・・無法地帯?
オリーブオイルというと「ニオイが苦手」という方も多いですよね。
それはオリーブの香りではなく、きっと抽出用の溶剤ヘキサン(ベンジンの
仲間)の臭い。そのインプレッションでキライになってしまうのは本当に
勿体ないです。
最初に何に出会うか。
すごく重要なのではないでしょうか。
生ハム&ルッコラ、ああ悩む。
どのオイルをかけようか・・・?
香りも味もバランスが良かった「3番」のオイル。
パッケージもステキ!
セミナーに参加。
ワインにヌーボーがあるように
オリーブオイルにもノベッロ。
わざわざトスカーナの生産者さんから直接持って帰って来て
頂いたオイルを贅沢にもテイスティング。
オイルは27℃に温めると香り立つということで
掌で大切に包んですこしずつ香りを嗅ぐ。
何せ日常がバタバタしているもので、こんなにゆったり
オイルの香りを嗅ぐということが、とても癒されます。
自然の植物がもつ個性というかプロフィールというか。
そのオリーブが生まれ育った遥か(行ったことも無い・・(^_^;)
トスカーナの地に思いを馳せ。
今回は小豆島のオリーブオイルもテイスティングしました。
イタリアと同じ品種であっても育った土壌のすべてを吸い上げることで
瀬戸内の優しい自然を感じさせる柔らかな香りと味。
和食に合いそうな穏やかな風味。
ワインにテロワールを感じた時の様な感動でした。
イタリアではオリーブオイルの等級に厳しい規格があるようですが
日本はその規格に加盟していないとか。
なんというか・・・つまり・・・無法地帯?
オリーブオイルというと「ニオイが苦手」という方も多いですよね。
それはオリーブの香りではなく、きっと抽出用の溶剤ヘキサン(ベンジンの
仲間)の臭い。そのインプレッションでキライになってしまうのは本当に
勿体ないです。
最初に何に出会うか。
すごく重要なのではないでしょうか。
生ハム&ルッコラ、ああ悩む。
どのオイルをかけようか・・・?
香りも味もバランスが良かった「3番」のオイル。
パッケージもステキ!
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