2009年3月26日木曜日

フードバランス講座

来月、開催予定のフードバランス講座。
野菜ソムリエのOさんと打ち合わせです。

どうも世間では、
野菜とサプリメントは永遠に平行線の
ライバル同士の様なイメージ。

「自然」と「化学」
「食べ物」と「薬」

そんなステレオタイプのイメージで
対比されます。

周囲には
「バトルするの?」といわれる企画なのですが。

うまく両方のメリットを活かして使いこなして
オプティマルヘルスの役に立てられたら・・と
思うのです。

さぁて。














↑あっと言う間に2時間。


2009年3月24日火曜日

ふたたび高松

なぜか、また、暴風雨。

もう申し開きのできない「雨女」で
ございます。
















今回は連休最終日ということで宿泊
させていただきました。

夜は郷土料理の「まいまい亭」へ。
JALの機内誌にも紹介されたことのある
その名が全国的に有名なご店主だそうです。

怒濤のように美味しい料理が供され
食べる速度が遅い私の前にどんどん
お料理が滞ってゆきます。

美味しい!
さわらのお刺身は人生で初体験です。

(残念ながらデジカメ忘れ。致命的。)













↑パンフでごめんなさい。

このお店の器は全部骨董を使っていらっしゃる
ということで、数が半端になったものを販売
していました。

セミナー主催者の料理研究家Tさん。
早速「おもてなし料理教室」で使用予定の器を
それはそれは見事なお見立てと決断力でガッツリ
お買い上げ。ほれぼれする買いっぷりでした。

こんな素敵な器を使う料理教室、うらやましい。

器を見るとそこにのせるお料理がイメージできる
そうです。すごい。

お料理も堪能させていただきましたが、
最後は骨董の買い出しにいったような錯覚に
おちいる充実感でした。

で、翌日。
晴れましたよ、やはり・・・・。

次回がコワイ。















↑こちらはお昼のぶっかけうどん。
食べに集中すると会話がとぎれる
どんくさいワタクシをお許しください。




2009年3月19日木曜日

OLさんのストレス

そして昨日はOLさん達の講座。
こちらのテーマは「ストレス」です。

始まる前にストレスチェックをして
いただきました。

・・・結果。マジメそうな方ほど
ためていらっしゃる様です。

(決してためていない方が不マジメといって
いるのではありません!念のため。)

動物がストレスを感じるのは大きく分けて
2種類。

「外傷」と 「天敵」だそうです。

そして天敵のストレスに対処する方法は
「逃亡」「噛み付く」

もし人間が同じ様に

「会社が嫌だから逃げてきた」

とか

「上司が気に入らないから噛み付いてやった」
(↑たとえ話じゃなくて・・・)

などの行動にでたら相当にマズイ。
という訳で社会で生きている人間にとって
この逃げ道は閉ざされているのです。

だから、逃げる事のできない長期の
ストレスにさらされる。

ストレスの原因(=ストレッサー)を完全に
避けることは人間社会では不可能に近い。

ならば、ストレスにさらされても大丈夫な
抵抗力、ダメージ回復力を身につけていこう!
がテーマです。

ストレスにさらされることで消耗してしまう
栄養素は

タンパク質
ビタミンC
ビタミンB
ビタミンE

ミネラル

ストレス下では体内の代謝が平常時とは変化してきます。
ダメージを残さない為にも上乗せで摂取を心がけてくだ
さい。

ストレス学説の提唱者、ハンス・セリエは
「ストレスのない人生を望むのは死を望むのと同じ」
と言っています。

ストレスは私たちにとって使いようによっては
向上のチャンス、かも。上手く向き合っていけたらな、
と思います。













↑ムカシのOLさんの私にとって
オシャレなカフェのあるビルで
働けるなんていいなぁ。と思ったり
して。でもお仕事ですから大変です。
ストレスに負けず元気にがんばって
ほしいな


2009年3月18日水曜日

昨日、今日と

なぜかこの2つの講座は連日になることが
多い、アラフォー(?)サークルとアラサー(?)サークル。

昨日のアラフォーは40代女性のエイジマネージメント。
知っているようで知らない更年期のお話。

45才〜55才を更年期と呼びますが、この時期の前と後では
女性の体に大きな変化が訪れます。

「更年期」というとイメージするのがのぼせやほてり、
いらいらなどの、いわゆる「更年期症状」。
じつは本当に気をつけたいのはこの後におこる
変化なのです。

妊娠&出産という大きなお仕事のために
女性ホルモン「エストロゲン」に守られていた女性の体。
更年期以降その低下によって骨粗鬆症、動脈硬化、アル
ツハイマー症状などのリスクが男性以上に高くなってくるのです。

「骨」と「血管」

それを如何に意識して守るかがテーマ。

ところが
イライラしている中年女性を見ると
「更年期障害じゃないの?」とつい口にしてしまうように

更年期ってなんか、男性はもとより女性にもちょっと
揶揄されるイメージがあり、今ひとつきちんと認識
されていないのが残念です。









2009年3月15日日曜日

大都会

大都会のイメージ・・・それは高層ビル群。

昨日今日とワタクシ連日で「大都会」に
行ってまいりました。

昨日はNRの研修会。
イマドキの都心の大学ってば、高層ビルなんですね。
教室に行くのにエレベーターです。
地上4階建てエレベーター、エアコンなしの母校に
比べたらなんという差でしょうか。

さて、今日の講習は「尿酸値」。
今や30代以降の男性の3人に1人は高尿酸血症と
いわれ、尿酸値が高い状態が続くと痛風発作を
起こします。

足の親指の付け根が「風がふいても痛い」こと
から「痛風」と名付けられたとか。

痛風の99%は男性だそうですが、女性も閉経以降
は要注意。

美味しいものを食べると
発症するため、かつては
贅沢病などと言われてきたそうです。

アレキサンダー大王、ミケランジェロ、
レオナルド・ダ・ビンチ、ニュートン、
ダーウィンなども患っていたとか。

病態、薬、予防法を聞いてきました。

予防法は
A(アルコール制限)
B(美味=プリン体制限)
C(カロリー制限)

あ”ーグルメさんにはツライ予防法です。
(やはりグルメだから痛風?なのでしょうか)

プリン体を多く含む食品とした有名なのがビール、
レバーなど。他にイワシの丸干し、白子、あんきも、
大正えびなど。意外に魚卵や鶏卵は高くなかったです。
ワタクシの酒の友スルメは上位にランクイン。ショック。

アルコールでは唯一、赤ワインだけが適量摂取に
おいて尿酸値を下げていました。
どうやらポリフェノールのおかげの様です。

健康食品でも「天文学的に」プリン体が多いものが存在
するようなので、尿酸値が高めの方は注意を要します。
核酸、ビール酵母、クロレラ、スピルリナ、ローヤルゼリー
などです。

逆に尿酸を糞中に排泄してくれる食品には
キチンキトサンがあります。繊維質ですね。

しかし、尿酸は悪者という訳ではありませんので
低けりゃ良いってもんじゃない。
体の中にあっては血中で抗酸化物質として働くので
あくまで適量をキープするのがポイントのようです。

日本では明治以前はなかったといわれる高尿酸血症。
ある意味、食生活の変化を如実に物語る疾患なのですね。

我が家は
しばらくスルメ禁です(泣)














↑これが校舎。
会社みたいです。


2009年3月14日土曜日

安物買いのなんとやら

昨日昼のBSでワールドニュースを見ていたら
面白いトピックをやっていました。

フランスの番組。

フツーのスーパー
   V.S
ディスカウントスーパー

値段は相当違うけど
実際品物の質はどうなのか?
栄養価的にどうなのか?

という日本じゃ考えられないスルドイ企画。

同じ品目の食品を両方のスーパーで買います。
結果、お値段は倍位違うワケです。

じゃあ、実際の中身を栄養士が検証。

例えばチョコレートムース。
パッケージはほとんど見分けがつきません。
チョコレートの原料のカカオはコストが高い。
従って有名メーカーものとディスカウントものでは
チョコレートの濃度に倍の差がありました。

そして子供の(お弁当用みたいな)カツレツ。
こちらも見た目はほとんど同じ。
ただ中身の肉が雲泥の差があり。
ディスカウントものは肉が成形肉。加工過程で
水がたされているというある意味粗悪品。

こういう肉は加熱すると異常に小さくなるのが
特徴だそうです。(そりゃそうだ。水分は蒸発
しますからっ。)

番組の結論として

「栄養価は値段なり」


と考えてみると。
家でケーキを作ると意外に高くつく。
でも材料の価格が業務用と一般用でケタちがいの
差があるとも思えないのです。

じゃあ、ありえなーい位の安いケーキには
それなりの事情がおありでしょう。

サプリメントもおそらく、しかり。
野菜やフルーツがあんなに高いのですから
ちゃんとした原料から作っていれば、それなりのはず。

ありえなーい位の安いサプリメントには・・・ですよね。
きっと。







2009年3月13日金曜日

健康相談

一枚の特定健診の受診結果がやってきました。
「健康相談」でございます。

最近、検査結果を見せて頂く機会が多くなり
ました。

それは何ともドラマチック。
その方の日常の生活が見えてくるようで
大好きです(不謹慎・・・?)

今回の方はよくお酒を飲まれる方で
如実に数字に反映されていました。

一時にあれもこれもアドバイスすると絶対
二度と口をきいてくれなそうなので(苦笑)
まずはちょっとずつ。

時間をかけて生活習慣で悪化した結果ですから
時間をかけて生活習慣を改善すれば戻るという原理です。

「メタボ用スーパーサプリ」を期待されていたかも
しれませんが、残念ながら・・・(^_^;

ちょっとずつ、確実に、粘り強くというか
しつこくいきますよー♪
大丈夫。自分があきらめそうになっても
私があきらめませんから(笑)

あとで相談した事、後悔するかも・・・ひひひ











2009年3月10日火曜日

長野

昨日、今日と一泊で長野でした。

きっと相当に寒かろうと覚悟していったものの
肩すかしを食らったような暖かさ。
町には雪の痕跡もなく、山々がうっすらと
冠雪しているだけでした。

やっぱり暖冬なんですねぇ。

さて今回は諏訪と伊那でのセミナー。

「スキンケアと栄養」です。

女性としては最大の(?)関心事である
お肌のエイジングに迫りました。

そうそう。
昨晩、参加された男性の方に質問を受けましたが
お肌の構造に男女差はありません。

ちょっとばっかり男性の方が皮脂分泌が多いだけです。
紫外線に当たればシミはできるし
お風呂でゴシゴシこすれば肌は乾燥して粉をふいてきます。

日焼けや乾燥を気にするのはどこか男らしくない!
などという風潮がありますが、きちんとケアを
して素敵なオジサマ、オトウサマになって頂きたい。

放置しておけば、日頃からお肌に気を使っている
奥様やお嬢さんたちとの差は開くばかり・・・

と力説しておきたいです。

件の男性は今日、サプリメント持参
で出勤されたとのご報告を奥様から頂きました。

素敵にエイジングしていってくださいね♪

また、今日はコラーゲンに関してのスルドイご質問も
頂き、その熱心さに刺激を受けました。

心のこもったお料理を沢山いただきました。
諏訪、伊那のみなさま、ありがとうございました。















今日はいいお天気。
サービスエリアからの諏訪湖。















伊那からの山並み。
心和む素敵な場所でした。

2009年3月6日金曜日

カラダがかゆい?

「サプリメントを飲むとカラダがかゆいんです」

すわ、アレルギーか?と事情を聞いていると。

お風呂上がりにかゆい。
下着のあとがかゆい。
冬場になってから特にかゆい。


え〜っと。

それ、肌の乾燥では?
お風呂上がりにすぐにスキンミルクなんか
塗ってますか?

「いいえ。」(即答だ・・・)

年齢とともに肌の保水能力は低下してきます。
今まではそんなことなかったのに、
という事態が勃発してくるのです。

冬場はそうでなくても暖房で乾燥しがち。
下着で摩擦を受けている部分は角層もダメージを
うけて保湿能力も低い事がかんがえられます。

お風呂上がりで角層がまだ水分を含んでいる内に
速攻で保湿する事をお薦めします。

どうせ塗るのであれば早い方が

断然オトク!

・・かくしてこの件は落着。













2009年3月2日月曜日

春なのに

土曜日にお会いした女性

「20数年ぶりにしもやけになっちゃいましたよ!」

ひさびさに聞きました「しもやけ」。

(^_^;

この暖冬の時代、首都圏ではめったに
聞かないと思いきや。

このところの冷えのせいでしょうか。
ちなみに最低気温が5度になるあたりで
多発するそうです。

寒さで指先の血行が悪くなるんですねぇ。

しもやけまで行かなくても
特に女性は寒さに弱いです。

こんなとき意識してとりたいのは

ビタミンE

です。

血行をよくするといわれ、
食品ではナッツ類に入っています。
(カロリーが高いので注意!)

からだの声を聞きつつ摂取する栄養を工夫
してみましょう。

食事から摂りにくいかたはサプリメントを。
選ぶなら、体内への吸収がいいといわれる

天然型のビタミンEである

d-α(アルファ)トコフェロール

と表示されているものがいいでしょう。

ちなみに合成型は「dl-αトコフェロール」と表示
されています。

明日は雪が降るかも。
しもやけ、お大事に!!













東京地方はまた明日から天気が下り坂。
この花の香りももう嗅ぎおさめですね。