2007年5月24日木曜日

ひざの痛み

「母が数十万円の磁気サポーターを買おうとしてるんですが
どうなのでしょうか?」というご相談を受けました。

ど、どうなのでしょうね・・・

私はその磁気サポーターを知りませんので効用もわかりませんし
その相場が高いのか否かもコメントできませんが。

??(・_・*)(*・_・)(*~^~)/??


高齢者になると身体のイロイロな機能が弱ってきたり
摩耗してきたりします。

食事も若いときほど食べられない。
吸収力も低下する。
運動不足。
筋力が低下する。

(筋肉とはムキムキになるというイメージですがそれは誤解。
身体を動かすのも、血管を動かすのも、心臓を動かすのも筋肉です)


になってきます。そして身体を支える膝などの
部分の筋肉も弱り、関節への負担も大きくなってきます。

筋肉
も関節もたんぱく質を材料としています。

材料が足らなければ手抜きにならざるをえません。

少なくとも磁気サポーターにはたんぱく質を
作り出す事はできませんから、口から十分な
たんぱく質を補う必要があります。


必要量は体重の1/1000ほど。60キロの方は60g。
高齢になっても身体が要求するたんぱく質の量は成人と
ほとんど変わらないのです。高齢の方は肉類も不得意に
なってきますから十分にはとりにくい状態です。

プロテインパウダーなどをご活用ください。

十分なプロテインを摂って、関節に負担がかかりにくい
レジスタンス運動などを。

とはいえ、急場、なんとかしたい方には

グルコサミンのサプリメント

をおすすめします。
今までアドバイスさせて頂いた限りでは評判は
すこぶる良いです。

あくまで食事バランス&運動をお忘れなく★ですが。

2007年5月15日火曜日

脳の栄養

この週末、週初めと立て続けの講座でした。

テーマは「脳の栄養」。


最近、興味があり勉強している分野です。

そんな中、10日のインターネットニュースに
「中学生の4人に1人はうつ状態」という記事を見つけ、
「やはり」という思いを強くしました。
子供達の食が危ないと言われますが、そのことと
無関係ではない・・

心は心臓ではなく脳にあります。
(「心の底から・・」と言うときに頭を指したら
とても変ですけど、実際は「ソコ」です)

昔から心の不調は「憑き物」だとかタブー視されたり
してきた訳ですが、脳の仕組みが段々と明らかになる中で、

骨を作るカルシウムが足りなければ骨軟化症になる様に

脳内物質を作る材料が足りなければ脳も不調になる


というシンプルな原則が注目されているようです。

私たちの「心」は脳内物質でできています。
夢がな〜い (--,)

恋する「心」も、アミノ酸でできているというコトです。
色気がな〜い (--,)

脳内物質を作るアミノ酸、補酵素としてのビタミン。
たっぷり補ってあげて脳の栄養状態が本来の姿に
戻れば、脳の調子も本来の姿にもどるのではないでしょうか。

それで100%な訳ではないかもしれませんが
不必要に怖がらずに自分や家族の脳(心)の不調に向かい合うには、

心は栄養でできている。

栄養のインバランスが心のインバランスを作っている。


という基本を踏まえて
適切な食事、栄養補給を行えば、解決に向かうのでは?

専門家でなくても十分心の健康は取り戻せると思います。

2007年5月12日土曜日

ストレスって・・・

昨日はT市個人宅でミニ・セミナー。
強風でJRのダイヤが乱れていて、間に合わないかとヒヤヒヤ。
30分遅れ+20分も多くかかってしまいました。
何時に到着しそうとか、先が見えないとイライラしてしまいます。
もうすごいストレスでした。

ストレスとは肉体的、精神的、物理的に受けた
刺激に対して、防衛反応として体内のホルモン
バランスを崩してしまう現象をいいます。

暑さや寒さ、やけどなどの外傷、不安、緊張
怒りなど、ストレスの原因を「ストレッサー」と
いいます。

どのくらいイライラしたか、なぁんて他人様には
わかるまい。と思うのですが、

何と計測してしまった学者がいるんです。
HolumesとRaheです。

一番のストレス(ストレス度100)は配偶者の死。
次いで
離婚73
拘束63(あまり日常生活にはないと思うけど)
結婚50
借金のトラブル30
学校に通い始める30
職場のトラブル23

結婚ってしても、別れてもストレス値が高いんだ・・

(^_^;ゝ

ストレスが続くと胃腸障害や動脈硬化を
引き起こすといわれています。
ストレッサーを除くのが一番の解決方法
ですが、そうも行かない場合が多い。
(だからストレスなんだけど・・・)

ストレスは極度に栄養バランスをくずします。
ストレス状態にあることを自覚したら
せめて肉体だけでもケアしてあげましょうね。


★アミノ酸スコアの高い良質たんぱく質
(ストレス時に分泌されるホルモンには
からだのたんぱく質を溶かすものがあります)

★ビタミンC
(抗ストレスホルモンの合成に大量のビタミン
Cが使われます。)

いつもバランスに気をつけている方も
プラスしてカラダ・ケアしてくださいね。