2009年10月26日月曜日

オーストラリアとニュージーランドでは

トランス脂肪酸、2年間で25%〜40%減達成!

海の向こうのオーストラリア&ニュージーランド
でのお話。

Food Standard Australia New Zealand(FSANZ)
によると2007年からの2年間でトランス脂肪酸
の摂取量の削減に成功した模様。

WHOが総摂取カロリーの1%未満を掲げる中、
0.5〜0.6%という好成績まで持ってきました。

スバラシイのは、普通トランス脂肪酸をへらすと
代替の油脂として飽和脂肪酸が増える。
つまりマーガリンがダメならバターがあるさ、で
飽和脂肪酸(常温で固形のアブラ)激増・・・
ってことになりがちなのに、そうならずに
削減ができたという事らしいです。

2年に渡る政府機関、専門家、企業の協力体制のたまもの。

なんだかその透明性がウラヤマシイ。
こんな外国での動きを知ってか知らずか、相変わらず
ヘルシーを謳う食品にマーガリンやショートニング
入り放題のこの国・・・。

とはいえ、天然にも存在するトランス脂肪酸。

ペストリー、ポップコーン、ドーナッツ、チーズ、
ソーセージ、ランチョンミート、クリーム系パスタ
愛好者はご注意を。

天然のトランス脂肪酸は企業の努力ではどうにも
なりません・・・。