2009年7月9日木曜日

身体にいい○○

フードファディズム

「○○はからだにいい」
「●●は危ない」

いわゆる食べ物神話。
食べ物が身体に及ぼす「効能・効果」を
過大あるいま過小に評価することなのだ
そうです。

食の情報はもはやビジネスとなり、
TVを一旦ONすれば番組、CMに関わらず
「魅惑的な」情報が耳に流れ込んできます。

それさえ食べれば悩んでいた身体のなやみが解決!
これさえやめれば身体にたまった毒が消える!

噂に惑わされないためにはインテリジェンスが
不可欠になってきます。
が、これがちと面倒くさい。
栄養やからだのしくみに関して最低限知って
おかなければならないことがあります。

私たちが「単純な」解決方法を探している限り
なくならないスパイラルなのでしょうね。

身体にいい食べ物を摂ることに必死になる
身体に悪い食べ物をヒステリックに避ける
サプリメントを飲んでいれば大丈夫!

個人的には「身体にいい」情報も価値の内かな?
と思います。アスパラガスにはアスパラギン酸が
入っているから疲れをとってくれるかも!
と思いながら感謝しつつ食べるのは決して悪い
ことではない。

また現実問題として仕事が忙しかったり、外食や
中食が多かったりして食生活がアンバランスに
なっているので、サプリメントで補給することも
いいと思います。

「過剰期待」「過剰依存」がマズイのです。
知識をもって中道をゆく。

「普通の食事」ほど、実は難しい!!
と悩ましい心理状態になる一冊・・・?

あ〜ッ今日のお昼ごはん、どうするっ?!