2013年12月22日日曜日

名脇役!ビタミン

クリスマス3連休のスタートはビタミン学会のシンポジウム(笑)

からだ劇場の主役「タンパク質」を支えるのに不可欠な名脇役「ビタミン」がますます愛おしくなりました。

3大栄養素の代謝ルートに書かれたビタミンたち。もしビタミンがなかったらその道は通行止め。というわけです。

神経系に不可欠なビタミンが不足すれば、おもむろにメンタル(脳)に影響が出る。大切さを改めて認識しました。

ダイエットやお酒、糖質に偏った食事で私たちが思っているよりも、いとも簡単に潜在的なビタミンB不足に陥ってしまうようです。

やる気がなくなったり、記憶力がなくなったり、落ち着きがなくなったり、かっとなったり・・・

どう見てもビタミン足りてなさそうな方に限って
「ちゃんと食べてますから大丈夫ですっ!(怒)」

ってことがよくあるのですが、

これはビタミンが足らない為にビタミン不足に気付かないということ?
この悪循環はどこからほどけばいいのだろうか・・・

とにもかくにもビタミンは代謝の中で複雑に絡み合っていて、どれかビタミン一つだけ摂れば良いなんてことはない。

武蔵野大の阿部先生は「摂るならまず総合(マルチ)ビタミン」とおっしゃっていました。

その他、脂質の話や酸化のメカニズムの話など、知っているつもりでも解っていないこと・・・今回も目から何枚ウロコが落ちたことでしょう。

一年の最後に「やはり自分は何もわかってない」ことがわかって、来年への楽しみが増えました。

















東京海洋大のキャンパスはなんかのんびり広くて好き。
















2013年12月7日土曜日

Three Good Things

 先日参加したシンポジウムの基調講演は慶應大学の坪田先生でした。テーマは「ごきげん」について。

 Happy People Live Longer(幸せな人は長生きする)に関する論文が2年前に一流の科学誌Scienceにも掲載されたとか。「ごきげん」や「幸福」という一見主観的な事柄が科学的に検証されているそうです。

「ごきげん」は自ら学び、選択できる!ということで大切なヒントを頂いてきました。
幸福度を上げて、しかも長続きする方法だそうです。

それはThree Good Things.

夜、寝る前にその日にあった「3つのよいこと」を書きとめる!
楽しかったこと、嬉しかったこと、笑ったこと。どんな小さな事でもOK!
(というか漠然としたことより、具体的なことがいい)

そうすると脳は一日の出来事の中でよかったことを一生懸命探すために、脳の「ポジティブ回路」が強化され、ポジティブに考えやすい脳になるらしいのです。

そんなことで?と思うのですが実際にこれを続けた人たちを3ヶ月、6ヶ月と追跡していくと書きとめたグループの方がしなかった人のグループより幸福度が高く、別の研究では健康状態も良好になったそうです。

さて今夜はどんな3つになるかしら?
終わりよければ全て良し。
















ひとつはオイシかったことかな。