昨日は脳外科の先生のセミナーに主催の方から
お招き頂いて参加してきました。
医療問題、本や新聞などでは読んでいましたが
実際の数字を示して頂いて、危機感を覚えました。
・CTやMRIなど高度な検査機器の所有は世界トップ
(ヨーロッパ諸国の合計より台数が多い!)
・平均寿命は新生児の死亡率で決まる。
その年まで健康にいきられる保証ではない。
・日本に100歳以上は4万人いるが
その多くは寝たきり。
・昭和62年〜平成19年 脳卒中の患者は23万人も
増えているが、死亡率は下がっている。
(倒れて寝たきりの人が増加している)
・他の先進国は90年代からがんの死亡率が減って
いるのに、日本は増えている
・タミフルの全世界流通量の80%は日本で使われる。
高脂血症の薬(スタチン)の25%は日本で使われる。
(ちなみに日本の人口は世界の2%)
医療費はあくまで事後処理(病気になった後始末)
に使われていて、予防にはほとんど使われていない
という現状。
製薬会社と病院の良いお得意さん・・・
ってことでいいの?
つくづく予防の大切さを考えさせられました。