2008年7月30日水曜日

今年の夏は。

昨日は長野にいました。
さすがに昼間は日差しが強いのですが
夜や早朝は涼しく快適です。

周囲に広がる山々からの風は
土が冷えるとともに涼しくなるのですね。
夜になるに従って暑くなる都会の気候は
やはり異常。

う〜ん。私が小さい頃はそうでもなかった
んだけどなぁ。

さて。

今年の夏二回目のお葬式に行ってきました。
親友夫妻の奥様のお父様です。
肺がんを患っていらっしゃったとのこと。
どうしてもご自宅にいたいということで
病院から帰っていらしての最期だった様です。

いまや、ほとんどの方が病院で最期を迎えられる
ということでその割合は9割をこえるらしい。
つまり自宅で最期の時を過ごせるのは10人に1人
という計算になります。

がん、血管疾患といった高度医療が必要な病気が
多くなっているためと言われています。

そんなご時世、自宅で愛する家族に見守られ
亡くなったお父様はお幸せだなぁと思います。

果たして私は家族を家で看取ることができるの
だろうか?と考えてしまいました。

これからの日本の家族が抱える大きな課題なの
かもしれません。


ご冥福をお祈りします。

2008年7月28日月曜日

夏野菜、夏くだもの

今日から出張なので家にある生ものは片付けないと、
ということで朝から桃を一個食べてしまいました。

すごいみずみずしさ!

朝のからだにどんどん水分がしみ込んでいくような。

私たちが口にする夏の野菜や果物には他のシーズンに
比べてたっぷり水分を含んでいるそうです。
きゅうりも
トマトも
すいかも。
水分補給の意味でもたっぷり摂りたいですね。

(※果物の食べ過ぎは中性脂肪がUPしますので
ご注意ください。)

あ、そうそう。これだけ暑いと脱水症状に注意です。

ああ、のどが乾いたと感じるときはすでに

脱水症状の初期段階。

乾く前に水は定期的に飲んで下さいね。
(あ、水ですよ。アイスコーヒーなどは返って
利尿作用があるので脱水がすすむ可能性が。)

またこの時期、高齢者の方はエアコンが効いた室内
での脱水が増えます。こちらも定期的に給水する
ことを習慣づけてください。
のどが乾いたと感じる反応が若い方に比べ
遅くなっていますので特に注意が必要。

水はカラダの上下水道です。
私たちが摂った必要な栄養を細胞に送り
また不要な体のゴミを排泄する。

水が足らないとこのライフラインが十分に
機能しなくなりますのでご注意を!

2008年7月27日日曜日

きました!シュワ知事!

米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は25日、
トランス脂肪酸(TFA)のレストランでの使用を禁止
する法案に署名したそうです。
トランス脂肪酸は心筋梗塞(こうそく)などの原因とされ
アメリカやデンマークをはじめとするヨーロッパ諸国でも
規制の対象になっています。

州レベルでTFAを禁止するのは同州が初めてで
禁止は2010年1月からだそうです。

きましたね。さすがカリフォルニアです。
(健康にウルサイのは東のNY、西のカリフォルニア)
先にNYが市レベルで取り組んでいたのですが州では初めて
なんですね。

NYに旅行したNさんが現地で生活する人にマーガリン
(トランス脂肪酸を多く含む代表選手)がスーパーで
売っていないか聞いた所
「そんなもの売っていない」と即答だったそうです。

トランス脂肪酸は多くが不飽和脂肪酸の加工過程の水素添加で
生じるのですが、自然界では牛などの反すう動物の肉にも含ま
れる為、アメリカ人の摂取量は比較的多いと言われています。

LDLコレステロールを高めたり、心疾患のリスクを高めたりと
いう研究結果が多く、WHOは総エネルギー量の1%未満にする
よう勧告を出していますし、デンマークでは油脂中の含有量
を2%以下に制限されています。
(この基準だと日本で市販のマーガリンの多くが『失格』ですが)

日本人は食のパターンが違う為に
「それ程じゃないと思うんだけどなぁ」と言われていました。
ですが、牛肉の摂取量増加、また最近のバター不足による
マーガリン、ショートニング等の使用が多くなりトランス脂肪酸
の摂取量が増加。この状況はかなり心配です・・・。

「そんなに危険なら何で日本では制限されないの?」

理由は簡単。

食生活によってトランス脂肪酸の摂取量がオニの様に差
があって測りにくい。

(外食、コンビニ食、スナック好き
はかなり多く、家で和食の人はめっちゃ少ない)

・・・そういう理由です。

トランス脂肪酸が無害だから制限しないと言う事ではないのです。

内閣府食品安全委員会のリスクプロファイルにも
「外国では危険そうなレポートが出てて、危ないかもしれないから
あまり摂らない方がいいかもね。ま今後、様子見ってことで」
という旨が公表されています。

有害そうな物はなるべく摂らないに越したことなし。
メーカーの良心には任せられないのか。
法律で規制しないと。

シュワ知事の英断。おみごと。

2008年7月25日金曜日

ベータカロテンとがん

今月17日、厚生労働省研究班はニンジンやカボチャ
といった緑黄色野菜に多く含まれる「ベータカロテン」
が足りないと胃がんにかかるリスクが約2倍になるとの
疫学研究結果を発表した。男性の方が女性よりも不足し
がちで、「喫煙や飲酒の習慣がある人は、野菜や果物を
積極的に取るようにしてほしい」

というか。
まず喫煙やめてほしいですけど。

一方で喫煙者が罪滅ぼしのように大量のベータカロテン
を摂るとかえって肺がんのリスクが高くなるという研究
結果もあります。

サプリメントは万能の秘薬ではないので「なかったこと」
にはならない訳です。ベースになる生活習慣&食生活が
メチャクチャだったらどんなサプリメントも価値なしです。

私も10年ほど前まで喫煙者でした。
一日きっちり一箱。
仕事が忙しくて吸えないときは帰ってきて

「あ、いかん!まだ1箱吸っていない!」

とあわててチェーンスモーキング。
で、20本のノルマ達成
(一体なんのために??)

このままではいけない!と
デボラ・カーの「禁煙セラピー」を読んで
即日止めました。

考えたら一箱250円(当時)
一年で9万円×15年で

135万円!!!

のお金をわざわざ体悪くするのに使っていた計算です。

意味不明。

その予算あったらベースサプリメント摂れますって。

喫煙者の方は3日に一回、千円札に火をつけて
燃やしているようなものなのでもったいないです。

長期休みを利用してぜひこの夏、禁煙チャレンジを!














このシーズン道ばたでよくみかけるこの花。
なんと名前は「ベルベロン」
名前も形も怪獣っぽいです。
こんどみかけたらそっと呼んであげてください。
・・・なごみます。

2008年7月22日火曜日

そんな時こそ。

ある方と話していて小学校6年生のお子さんが今日から
夏合宿だという話になりました。

合宿ですから当然「自炊」な訳です。

その方が曰く、牛丼とかそうめんとか
おおよそ栄養バランスとはかけ離れたメニューだそうで。
「どう思う?」と聞かれましたが、まあ2泊3日くらいで
いきなり脚気がでることもなかろう・・・。

でも、よくよく考えれば
そんなめったにない機会ですから、きちんと食べ物のこと、
栄養のことを学びながら自炊したら(DASH村のように畑で
野菜を収穫して調理するとか)それはそれですごいイベント
になるのではないか。

と思ったわけです。

どうも、「ワイルドに山を登る」とか「虫だらけの生活で
サバイバルする」とか非日常的なイベントが重視されて、
日常の、しかもこれから(都会で!)サバイバルしていく上で
重要な体験が軽視されているような・・・。

かくいう私は夏合宿に死ぬほど痛い靴ずれやら、自炊の生煮え
カレーやら、手のひらよりでっかい蛾に追いかけられたとか、
寝ていたらムカデが体にあがってきたとか強烈なトラウマこそあれ
楽しかったことは一度もなかったのでワイルドな夏合宿に恨み言の
ひとつもいいたいというのは否定しません。

が、子供がこれから先の人生で、
「山でサバイバルを強いられる確率」と
「生活習慣病を罹患する確率」のどちらの確率が高いのか?

「食育夏合宿」やったら面白いんじゃないかな〜?

どう?

2008年7月20日日曜日

あ”ーあっつい!

昨日の東京は何と35度。
今日も同じくらいでしょうか。

気温というより、もーすぐ体温です。

昨日は渋谷にお仕事をしにいったわけですが、なんせ大都会。
37度はありましたね。街中うだってましたもん。

こうあっついと冷たい飲み物がありがたい。
飲んだ瞬間にノドを起点として全身に清涼感のさざ波が
広がるわけです。扇子であおぐより、扇風機にあたるより
確実に体を冷やしてくれる。

ん?冷やしちゃうの?

体は真ん中の温度を37度に保つように一生懸命です。
そう、体のすべての機能はこの温度で正常に働くように
セッティングされているからです。

そこに5度くらいにひやした液体が注ぎ込まれる。

驚いた体はその温度差32度を必死にまきかえそうと
スタッフぅ〜(酵素さんとか)総動員。
他の人員配置をけずってでも・・・です。

そのため体の代謝は人(?)手不足で一気に低下。
イロイロなところに不調が出てくる訳です。

日本の男性の肥満の原因のひとつに
夏のアイスコーヒーとビール
があげられるという説も。

コーヒーを冷やして飲むのは日本の文化。
アメリカでアイスコーヒーを頼もうと
"ice coffee"っていったらウェイターが不可解
な顔で氷と熱いコーヒーを持ってきたという
笑い話があるくらいです。

本場ブラジルはめちゃ熱いですが
アイスコーヒーはありません。
またビールも本場ベルギーやイギリスでも常温
に近い温度で飲むそうです。

う〜ん。あっついところ労働に汗を流しているオトーサン
たちには申し訳ないですが

できればアイスコーヒー&キンキン生ビールは
避けていただきたい。

といいつつも我が家の冷蔵庫には冷えた缶ビールが。

今日も悩ましく暑い一日でございます。

2008年7月19日土曜日

お誕生日!

今日は20年来の仕事仲間であるMさんの70歳の
バースデーパーティー。

Mさんの若さたるやおどろくべしで
20年前と印象がさほど変わりない
(ちょっとサービス・・・)

普通50歳が70歳になれば
「さすがに老けたね」
「最近は弱ってきた」
などという印象があるものだけど。

この方に関してはまず、ない。
(自宅にいるときは不明)

高齢化社会という言葉を私たちはよく
使いますが。実はこんな基準があるのだそうで

(65歳以上が人口に占める比率)

高齢化社会
=高齢化率7%~14%
高齢社会
= 同14%~21%
超高齢社会
=同21%~

この基準によると日本は2007年に超高齢社会に
なっているのだそうです。

超高齢という言葉が漂わせる重苦しい空気感は
「動けない老人が増える」
「年金が破綻する」
といったマイナスイメージが作り出すもの。

高齢であっても元気な体で仕事ができれば
何の問題もない。ましてや納税なんてしちゃったり
所得があるので年金もらえないとか。
そんな高齢者が増えたら逆に社会が活性化すると
思うのです。

とはいえ、高齢になってから何か仕事を始める
とか、急に健康を気にするというスタンスでは
「元気でたのしい高齢者」になるのは難しい。

中年期になったら、準備を始めておきたいものです。

自分自身の仕事を持つ。
生涯現役でいるための健康に関する勉強、行動を
しておく。

今、経済的に困っていないとか病気でないとか、
そんなことはいってみればどうでもよろしい。
(ちょっと乱暴?)
長期ビジョンが必要なのです。

あ、ちと熱くなってしまいました。

そんなモチベーションをかけてくれた70歳。
おそるべし。

私も20数年後、あんな風になれるのかな?

2008年7月17日木曜日

とればとるほど・・・

「隣の奥さんが体の調子が悪いので親や知り合いから
送ってもらった健康食品を片っ端からとっているけど
いっこうに調子が良くならない」

という話を聞きました。

そりゃそうだ。

健康食品=健康になる食品

多いんじゃないでしょうかね〜。
こう思っていらっしゃる方。
中にはそりゃ良い物もあるでしょう。
食べ物はどんなものでも少なからず
人間の体に役立つ成分を含んでいますから。
また「イワシの頭も信心」ですから
効くと思えば効いたりという事もあるでしょう。

そんな健康食品、なんだかあいまいなまま
日本では年間一兆円近い市場を持っています。

ただそれを使いこなすには幹となる知識が必要です。

私たちの体のこと。
食べ物の栄養素のこと。
その栄養素がどうやってからだで働くのか。
補給食品は必要なのか。
何を摂ればいいのか、あるいは摂らない方がいいのか。

隣の奥さんも、目の前の健康食品が錠剤の形ではなく
現物の食べ物だったら、きっと
「それなに?」
「食べられるの?」
「おなか壊さない?」
「農薬とか大丈夫?」
って警戒すると思うのです。

でも「健康食品」って書いてある錠剤だと
無防備にからだに良いと思い込んでしまうのでは
ないでしょうか。

とればとるほどいいというバクっとした
考え方はアブナイです。

健康の最大の敵は無知。
最善レベルの健康を手に入れるために
一緒に勉強していきたいと思います。

隣の奥さん、ウェルカムです。















↑隣の奥さんではなく近所のご隠居さんです。


いつも同じ場所で夕涼みしてます。

今日もあっつー。




2008年7月13日日曜日

おいしい納豆

納豆をいただきました。

大豆の自給率は意外に低いのです。
25%位だそうです。

そう、国産は大豆製品の4つに一つしか
ないということになります。

の割にはなんか国産ぽい表示が横行してる
感がありますが。

国産で有機栽培の大豆なんてほんとに
大豆界の「超エリート」ですよ。
25%の内のごく一部でしょう。

今回、いただいたのは国産の特別栽培の
大豆で作った納豆です。

ほんとに「だいずっ!」と言う感じの
食感。安い納豆にありがちな妙なニオイ
もないし変な風味もない。
そしてなにより量はちょっとなのに
すごい満腹感。不思議です。

こんな味覚にも体にもやさしい素材が毎日
食べられたらいいなぁ。

日本オリジナルの食材が入手困難な今の
食生活って何かヘンだと思うんだけど。


2008年7月12日土曜日

ある夏の日に。

人は誰しも生まれた瞬間から死に向かう。
どんな人も例外なく。

十分わかっていた事なのにいざ直面すると
納得するのが難しいです。

もっと自分にできることはなかったのか。

残念な気持ちで一杯です。

せめて彼女の決して長くはなかった人生が
彼女なりに満ち足りていたことを祈りつつ。

痛いくらいに暑い夏の一日でした。

合掌。

2008年7月9日水曜日

夏だなぁ

買ってきました。

すいかです。

2人家庭なので大きいサイズを買ってきてしまうと
消費に1週間かかってしまうので小玉すいかです。

切ってみたら、あらあら。
いつの間にこんなにしろい「ノリシロ」が
薄くなったのでしょう?食べごたえあります。

すいかにはシトルリンというアミノ酸が含まれて
いて、血管をしなやかにしたり血行をよくしたり
する効果があります。

ただ、果糖が多いんです。
寝る前とかに食べると中性脂肪があがったりしますので
要注意。(トイレが近くなるから食べないか・・)


果物好きって一瞬ヘルシーに見えますが、
中性脂肪が高くなってしまうのでご注意くださいませ。

体にいいとかよくないとか考えながら食べている
こと自体が体に悪いって言われたりしますが・・

でも、おいしい。