2009年10月7日水曜日

やせたい気持ちの落とし穴

インターネットの個人輸入代行で購入したやせ薬を
飲んだ女性が昨年、不整脈と意識障害で服用1週間
で死亡したことが、東京大法医学教室などの調査で判明。
女性が購入したタイ製のやせ薬には、利尿剤や国内未承認
の食欲抑制剤が入っていたそうです。

「ホスピタルダイエット」と称するこのやせ薬。
ビビッドなカラー(毒々しいともいう)の錠剤やカプセル
の組み合わせで身長体重などをネット上で知らせると自分
に合ったやせ薬が処方されてくるらしいのです。


正体は利尿剤や下剤、向精神薬というシロモノ。

いまやネット時代で個人輸入はほぼ野放し状態です。
法のもとに製造されている製品と違ってその
健康被害は(今回は死亡という深刻な事例になって
しまいましたが)誰も責任を取ってくれません。

どころか

「麻薬および向精神薬取締法」

に抵触する違法行為。

過去にも中国製のダイエット食品で死亡例もあります。

ダイエットに王道なし。

なぜ太るのか
なぜやせるのか

そのメカニズムを知らずしてやせはしません。

一気にやせたい気持ちはよーくわかります。
でもその安易な方法論の先には大きな落とし穴
が口を開けて待っているかもしれません。