2009年2月27日金曜日

おそるべし菓子パン

昨日、近所の病院の待合室で
こんなチラシを発見しました。

「菓子パン・調理パンの甘〜いワナ。」

コンビニなどで売っている菓子パンの
カロリー一覧です。

最近でこそほとんど口にしませんが
以前は「ちょっと小腹がすいた」と
仕事帰りに買って、夕食前に食べていたものです。

あんぱん390kcal
メロンパン 393kcal

うーん。
いかにも高カロリーの人相、いやパン相です。

ところが
一見いい人相、いやパン相の「くるみ&ぶどう」

なんと513kcal。

・・・ほぼ和定食くらいのカロリー。


ずらっと並んでいたら一見ヘルシーで一番カロリーが
低そうに見えるので要注意です。
ヘルシーっぽい素材がかならずしもヘルシーならず。

カロリーは食事並みなのに
食べた実感はお菓子並み。
かわいい顔して高カロリー。

おそるべし。











2009年2月23日月曜日

高松

昨日は高松におじゃましました。

初の四国上陸!

といっても、飛行機でひとっとびなので
上陸の実感はありません。












高松市内の会場はとても立派。
そして参加の皆さんはとても熱心。

今回は
「エイジマネージメントの栄養学」

最後にQ&Aコーナー。
「なにかご質問は?」と訊いても
大体の会場では「・・・」なのですが
何件かご質問をいただきました。

で、日帰り。

でももちろん
讃岐うどんは頂きました!!!
私はバリバリに関東の人間なのですが
うどんは絶対に西好み。
透明なおつゆが好き。

あーおいしかった!!
ごちそうさまです!!

来月もまたお邪魔します。













牛鍋うどん。美味!















いなり&おでん&釜揚げ。
おでんのからしみそが秀逸。
ちなみに釜揚げのうどん玉は
小(1玉)、大(2玉)
3つ、4つ、5つと数えるそうです。


2009年2月18日水曜日

チョコレート

バレンタインデーは盛り上がりましたでしょうか?

食べきれないくらい沢山もらった方
貴重すぎて(?)食べられない方
自分で買っちゃった方

悲喜こもごもかと。

そこでそのチョコレートをますます
アリガタク食べられるお話をひとつ。

チョコレートは古代アステカ時代から
「神のたべもの」としてあがめられてきたそうです。

不老長寿の食べ物といわれ王侯貴族のみが
口にできたとか。(・・・ずるくない?)

チョコレートには体のサビをとめる抗酸化物質である
ポリフェノールが豊富に含まれています。
これが不老長寿といわれる所以でしょう。

動物実験でもチョコレートをマウスに与えると
動脈硬化の原因でもあるLDL(悪玉)コレステロール
のサビをおさえたり、
がん細胞の発生を抑えたり、
胃潰瘍にも効果があったり、
などとなかなかスグレた働きをするようです。

チョコレートにふくまれる砂糖も
脳の疲れをとるのに一役。
勉強や仕事のあいまにちょっと一口で
気分リフレッシュ効果も期待できます。

などなど優秀なチョコレートですが
これだけ食べていればオールOKというわけでは
ありません。カロリーもまた優秀(?)に
含まれていますので食べ過ぎにはくれぐれも注意です。













おいしいけど抗酸化能力では
ホワイトチョコの負け。
色が濃い程ポリフェノールも濃い
ということで抗酸化能力は
ホワイト<ミルク<ダーク
となります。

2009年2月15日日曜日

研修会

今日は横浜でNR協会主催の研修会。

講師は大塚製薬の永田先生と
群馬県太田市でクリニックを開業していらっしゃる川田先生。

永田先生からは
ビタミン、ミネラル、大豆、魚、植物ステロールなどの成分
と生活習慣病のトピックス。

川田先生からは実際ご自身のクリニックでNRとして
サプリメント外来をオープンされて
今イチうまくいかなかった・・・というお話。

ドクターなのに至ってフツーっぽい川田先生の
YMCAの熱唱には思わず手たたいちゃいました(笑)

その後はグループディスカッションという初の試み。
NRの皆さん(先輩方!)といっしょに現場の声の
交換です。

会社や病院に所属されている薬剤師や栄養士の方たち
のお話をうかがえて参考になりました。

このNRの資格、
こういっては何ですが、試験が
難しいわりには知名度が低い。
それが皆さんの共通の悩みでした。
とはいえ、「誰か有名にして!」って頼ることも
出来ないので、各々が自分の周りでカワイイ努力を
していくしかない。ということなのですが。

私もブログやら、講座やらでコツコツいくしかないな。
と改めて心に思った次第。

グループディスカッションで知り合いの方もできて
今後いろいろアイデアなど交換できたら面白いな!
とワクワクしています。















研修会場は山下公園の近く。
休憩時間に散歩です。
のんびり写真取ってたらあやうく
2限目に遅刻しそうになりました。

















2009年2月11日水曜日

新企画。

今日は新しいコラボ企画の打ち合わせを。

野菜ソムリエの方と
「賢い女性のためのフードバランス講座」
を企画中。

内容は・・・

今、考え中です。

ファイトケミカル(野菜や果物にふくまれる
機能成分)を軸にフルーツ&ベジタブル側から、
そしてサプリメント側からは上手な利用の仕方
などについて構成しようかな?と思っています。

今日も打ち合わせはスターバックスなのですが
いまさりげにブレイクしている

「ブロッサムカード」

ご存知ですか?

各店1日先着50枚限定で3/10までの期間もらえる
カードシールです。毎週水曜日に新しいカード
に切り替わり、全部で6種類。
すごくカワイイ・・・

私はもう3種類集めたので全種類制覇を目論んでいます。

ぜひお店に行ったら、レジで「ブロッサムカードください」
と声をかけてみてくださいね。













2009年2月7日土曜日

NK活性化作戦

今までの人生でこれほどカニを堪能したことが
あっただろうか?という位、かにざんまい
してきました。

みんなでワイワイと思いっきり食べ、しゃべり、
笑い、楽しむ。

もしダイエット中であってもこんな時にはカロリー
やら栄養バランスは忘れましょう。

小さな子供は1日400回笑い、
大人は1日15回しか笑わないと言われています。
(個人差ありそうですが)

笑いは免疫NK細胞(からだの中をパトロールして
不審ながん細胞などをやっつけてくれる免疫)
の働きがよくなるという研究結果もあります。

日常ストレスによって低下ぎみな免疫能力を
一気にもりかえすチャンスです。
年齢をかさねても楽しめる仲間がいるということは
オプティマルエイジングの大切な鍵。

それにしてもおいしい記憶って脳に長く残るなー。

記憶をおかずに今日の昼は白いごはんだけでOK?
(どんな食生活だっ!)
















どーんと大量のカニ足を
    ↓

カニ奉行ご指導のもと
ここまで解体します。
あとは食べに専念。













2009年2月5日木曜日

不思議の国

口臭や体臭を消す効果をうたったシャンピニオンエキス
の健康食品を販売するDHCをはじめとする7社が
景品表示法(優良誤認)で3日公正取引委員会から排除
命令を受けました。

効果の裏付けをもとめる公正取引委員会に明確な
合理的根拠が示せなかった・・・

つまり
お口のにおいや体臭、便臭を消すようなことを
言って売ってるけど本当に消えるの?

という質問に各社答えが出せなかったという
ことです。

え?わからなくて売ってるの?

それもオドロキですが

作っている方もよくワカラナイ
買っている方もよくワカラナイ

というこの商品。

市場規模が年間20億円!!!
(日本経済新聞より)

これに驚かずして何にオドロけと?
おそるべし不思議の国ニッポン。

体から発生するニオイは不調のサインであることが
多いものです。

口臭は歯周病が原因かもしれない。
体臭は体の酸化のサイン?
便臭は腸内環境が悪化しているのかも。

そちらの原因の方がよっぽど心配・・・


臭いニオイは元から断たなきゃダメです。



2009年2月4日水曜日

ブルガリア人。

そろそろ花粉シーズンがやってきます。

去年はたしか飛散量はあまり多くなかった
記憶がありますが、今年の関東〜東北はその
1.5倍という予測です。

厚生労働省のHPで去年の花粉対策マニュアルを発見。

その中に
「花粉症に効くといわれているものの効果を教えて
ください」という質問がありました。

Q「ヨーグルトは効果がありますか?」

A「腸内細菌を変化させると体内の環境がアレルギーを
  抑えるようになると考えられています・・・」

ふむふむ。なるほど。

と思った次の瞬間、切り返しが!!

A「しかしヨーグルトを毎日食べるブルガリアの人でも
  アレルギーの病気はありますので、花粉症を完全に
  治す事は難しいかもしれません」

突如、ブルガリア人登場・・・・・ (@_@)

エッジの効いた解説に思わず座布団一枚。

ま、ブルガリア人はこっちにおいといて、

腸内細菌を変化させると体内の環境がアレルギーを
抑えるようになる・・・

というところまではいけそうです。

早めにヨーグルトやビフィズス等のサプリメントを
試す価値はありそうですね。
サプリメントでしたら腸溶コーティング(胃酸で菌が死なない)
されているものがおすすめです。


ところでカスピ海の人はどうなんだろう・・・?



















2009年2月1日日曜日

SNIJ総会


Soy Nutrition Institute Japanの総会に参加してきました。













↑「自動ドア閉鎖中」の看板を
 見て、おもわずドアを手で
 開けようとしたのは、きっと私だけ。


主役は大豆。

暴風雨の最中に大豆の話を聞きにい
くというのは
なんとも盛り上がる行事です(笑)

大豆には各種アミノ酸をはじめとして、生理活性物質
がサマザマ含まれています。

それが病気にどう機能するのかという研究をされている
第一線の先生方の研究発表です。

私ごときシロウトも参加させて頂けるということで

わかるトコロは面白く。
そうでない所もそれなりに。

聞いてきました。

「パーキンソン病に対する大豆イソフラボンの予防効果」

パーキンソン病はアルツハイマー病についで多い
神経変性疾患。高齢化に伴い増加しています。
からだが動きにくくなったり、固くなったり、
コケやすくなったりという症状が出ます。
女性の方が男性の1.8倍と多い病気です。

高齢化、女性・・・

ガゼン、自分ごとになってきました。

閉経後の女性に多いこと、卵巣摘出した女性に多い
ことから、女性ホルモンエストロジェンの低下が
関係しているらしい。

低下したエストロジェンを補充するホルモン療法が
有効との報告もある一方で、副作用として乳がん
虚血性疾患のリスクもあり。

そこで、体の中でエストロジェンと似た働きをする
大豆イソフラボン登場。
大豆イソフラボンのひとつでゲニステインという
成分が有効だったとの結果が出たそうです。

これは、あくまでマウスの実験なのでヒトへの
有効性はこれから。

とりあえずは今夜は湯豆腐にするか、という
シロウトらしい発想で帰って参りました。