そろうシーズンですね。
夏も近づく八十八夜。
立春から数えて八十八日目。
今年は5/2だったようです。
この日に摘んだお茶をのむと無病息災と
いわれていました。
すがすがしくて、さわやかな味わい。
まさにこの季節自体を頂いているようです。
この時期にとれる新茶(一番茶)には
テアニン(アミノ酸の一種)が多く含まれています。
ほの甘くおいしく感じるのはこのテアニンのため。
テアニンは「ほっ」とするリラックス成分で
緊張を和らげる働きがあります。
実際に血中から脳にとりこまれ、神経伝達物質で
あるセロトニンやドーパミンに影響するようです。
記憶力や学習能力も高まるとか。
ちなみにこのテアニンは比較的低めの温度で
抽出されるため、一旦軽くさましていれると
いいようです。
お茶の美味しいこのシーズン。
「わざわざ」お茶タイムを作って新茶を
味わうのもいいですね。
そうなるとお茶の相方イチオシは
とらやの羊羹「おもかげ」かな・・・