2010年8月13日金曜日

GM

留守録してあったTV番組を見ました。

GM 〜踊れドクター〜

一般にはまだあまり知られていないが、今、国内外で
注目されている総合診療科(General Medicine)
で奮闘する医師たちを描く、新しい医療ドラマ
(番組HPより)

なんだか具合が悪いとき、どこの病気なのか
わからない場合にまず受診するのが総合診療科。

問診や、血液検査、CTやらで病名をしぼりこんで
行く訳です。

おちこぼれドクターたちのドタバタが基本路線。

とはいえ、こうやって疾患を絞り込んでいくのか〜
ということが理解できます。

私たちはとかく、ドクターに神のごとくの千里眼を
期待してしまいます(黙って座ればピタッとあたる?)

実際は数値や画像、問診や既往歴で絞り込んでいくんですねー。

病院にいって「よくわかりません」とか「たぶん」
などと言われてしまうと「おいおい、ヤブだな〜」
とか内心思ってしまいがちですが、わからないのは
当然。

今回(8/8放送分)は患者への問診でドクターたちが
ミスリードされてしまい右往左往してしまうストーリー。

髄膜炎やら結核やら腎炎やら感染症やらが疑われ、点滴やら
投薬やらするものの悪くなる一方。

結局原因はビタミンB1欠乏症の脚気&ウェルニッケ脳症。
教科書で読んで知ってはいたものの、あー実際はこういう
風になってしまうんだ。というのがよくわかりました。

日本ではほぼ見られなくなったという脚気ですが
食生活のアンバランスで復活、症状を見たことが無い
ドクターも多く大学病院で大騒ぎになったことがあるという
エピソードもあります。

夏はサッパリした口当たりのものや、甘いものなどで
B1が不足しがち。気をつけたい栄養素です。