2010年8月7日土曜日

ポリフェノール研究会

駅から大学に向かう道はあまりに灼熱。

途中でマボロシが見えそうになりました。

というわけでポリフェノール研究会。
4月にはカロテノイド研究会に出席
しましたが、それぞれ別個にあるんですね〜。

植物が持つ有用成分をファイトケミカルと
呼びますが、ひじょ〜に大雑把にグルーピング
するとポリフェノールとカロテノイドに分かれます。

ポリフェノールはさらに
フラボノイド(カテキン、アントシアニンなど)
フェノール酸(クロロゲン酸)
エラグ酸
リグナン
クマリン
に別れるそうで、その内最大勢力を誇るのが
フラボノイド。植物界に4000種以上存在する
ようです。疾患予防因子としての期待から
一番研究が進んでいるらしいです。

とはいうものの。

野菜果物に入っているファイトケミカル。
人間にとっては生体異物。
基本的にはヒトの身体は毒と認識するため
できるだけ早く排泄しようとするはずです。

それがなぜ、身体の中に入って
抗酸化やらの働きをするのか。

結果「する」ことはわかっても
「どうやって」するのかメカニズムは
まだまだナゾのようです。

知ろうと思っていろいろな研究会に
参加すればするほど
まだまだわからないことだらけなんだな
ということに気づかされます。

それにしても暑すぎ。
真夏の研究会は身体に悪い・・・


















こじんまりとした会場で。
発足間もない息吹が良いですね。
参加者は学生が多かったです。

















雲一つない空。
日陰一つない道。
参った・・・