2010年8月20日金曜日

チョコレートはお菓子?薬?

ダークチョコレートに含まれるポリフェノールには
様々な作用があることは近年の研究であきらかに
なってきています。

カカオ70%のダークチョコ30〜50gを毎日摂取すると
そのフラボノイド、ポリフェノール(抗酸化物質)が
血圧を下げる効果があることもしられています。

だったら、それを薬がわりに使えば一挙両得!
と考えた面白い研究がオーストラリアでされました。

8週間、毎日50g(板チョコ約一枚)のダークチョコ
を食べた被験者は降圧の効果があったにもかかわらず

約半数が「ちょっとムリ!」
20%が「ずっと食べ続けるのはムリ!」

と評判はボロボロだった様です。
多くはチョコレートの糖分、脂肪分が気になる
というのが理由のようです。

(強制されなくても、その位食べてるだろう?!と
思う量なのですが・・・)

サプリメントの話をしていると「私は食べ物でとりたい」
とおっしゃる方が少なくありません。

が、なにかの有用性(血圧が気になるなど)を目的として
抗酸化成分をとろうとすると

リアルな食品には抗酸化成分の他に必ず糖分、脂肪分、塩分
(余分3兄弟?)がついて回る訳です。


それにしても世界ではオモシロイ研究をしているものですね。