2009年4月7日火曜日

甘いもの食い

ダイエット中のご主人が、晩ご飯後にイジョーな
イキオイで甘いものを食べてしまう・・・

ほーほー。で、どういうダイエットを?

おっと、でました。
「ゴハン(炭水化物)抜き」

ダイエット都市伝説の代表格ともいえる
炭水化物抜きでございます。

これで健康的にダイエットできた方に
いままでお会いしたことはございません。

炭水化物=糖質を摂らないと
すごく困ってしまう臓器があります。

それは「脳」

脳はグルコース(糖)しかエネルギー源
として使えないのです。
脳の消費カロリーは一日500kcalともいわれ
1時間あたり20kcal、糖質にして5gは絶対必要
と推定されます。

炭水化物抜きの食事というのは、脳に
エネルギー(食事)を与えない、

「脳虐待」と言う訳です。

そうなりゃ脳も黙ってません。
なんとか糖を食べさせようと画策。
で気がついたら取り憑かれたように
甘いもの食い。

ご飯抜きで節約できたカロリーは
 400kcal

甘いもので摂るカロリーも同じかそれ以上。

プラスマイナス・・・プラス?

なにがダイエットなんだか。

しかもお菓子はご飯と比べて血糖値を上げる
速度が早いので、糖尿病も心配です。

メタボ解消にご飯抜きダイエットして、甘いもの
食いで糖尿になっちゃったら目もあてられません。

件のクライアントには
ご飯を食べて頂く前提で食事のバランスを
お話ししました。