2008年10月14日火曜日

立場。

遅刻せずに通いきりました。5日間。
そのせいか妙に早く目覚めちゃった今朝でした。

昨日は国立健康栄養研究所のNR研修。
資格をとって終わりではなくて、今度は更新の為
の研修が始まるのです。

時間と金がかかる・・とぼやいている
お医者さんがいらっしゃいましたが。

研修内容は、「国立」という名にふさわしい
ものでした・・メモした字が象形文字のようです。

この5日間で感じた事。

座りっぱなしはお尻がこる・・・ではなく

栄養・健康食品・病気

立場によってびっくりする程、認識が違ってくること。

栄養士、薬剤師、医者、学者、政府機関、メーカーそして消費者。

例えば病気。
医者の関心は治療法。
患者の関心は原因。
ここに医療への不信感やトラブルの原因の一端がありそうな
気がしました。

「なぜか患者さんは『自分はなぜこの病気になったのか』
と聞いてくるんです。」

というお医者さんの言葉が印象的でした。

私、聞くなぁ、間違いなく。でも医者からすると不思議なんですね。
確かに、既に病気になってしまっているので、そうなってから
過去を探っても何も今後への答えは見つからないのは理解できますが
でも患者の心情として聞きたいなぁ。

またある栄養成分にしても。
たまに一部報道でビタミンなどの過剰摂取の問題が取りざた
されますが実態はそれは試験管試験の結果だったりして。
ヒトで考えるとそれこそどんぶり一杯くらいの量になるのです。
学者にしたら消費者のためではなく、自らの仕事として新しい
研究結果を発表します。

でもちょっとでも危険があれば消費者は口にしたがらない。
たとえそれで欠乏症が生じても。

逆に効果に関しては消費者は過大な期待を持つ。たとえば
その食品を食べると、モデル体型になれるかも、とか。
またそんな消費者心理をとらえてメーカーは情報を
誘導していきます。ビジネスですからね。

この矛盾、実はどこにも悪者はいない・・・
そこが難しいのです。

きっと誰かが考えていてくれる。
きっと誰かが教えてくれる。

この期待は、はかない。

こんな混迷と不安の時代だからこそ
自らの学びと努力で自分と家族の健康を守らなくては
ならない・・・そう思いました。

あーそれにしてもお尻がこった・・・



















朝も結構、ねこタイムなんだー。

この子にはよく出会いました。