2008年7月22日火曜日

そんな時こそ。

ある方と話していて小学校6年生のお子さんが今日から
夏合宿だという話になりました。

合宿ですから当然「自炊」な訳です。

その方が曰く、牛丼とかそうめんとか
おおよそ栄養バランスとはかけ離れたメニューだそうで。
「どう思う?」と聞かれましたが、まあ2泊3日くらいで
いきなり脚気がでることもなかろう・・・。

でも、よくよく考えれば
そんなめったにない機会ですから、きちんと食べ物のこと、
栄養のことを学びながら自炊したら(DASH村のように畑で
野菜を収穫して調理するとか)それはそれですごいイベント
になるのではないか。

と思ったわけです。

どうも、「ワイルドに山を登る」とか「虫だらけの生活で
サバイバルする」とか非日常的なイベントが重視されて、
日常の、しかもこれから(都会で!)サバイバルしていく上で
重要な体験が軽視されているような・・・。

かくいう私は夏合宿に死ぬほど痛い靴ずれやら、自炊の生煮え
カレーやら、手のひらよりでっかい蛾に追いかけられたとか、
寝ていたらムカデが体にあがってきたとか強烈なトラウマこそあれ
楽しかったことは一度もなかったのでワイルドな夏合宿に恨み言の
ひとつもいいたいというのは否定しません。

が、子供がこれから先の人生で、
「山でサバイバルを強いられる確率」と
「生活習慣病を罹患する確率」のどちらの確率が高いのか?

「食育夏合宿」やったら面白いんじゃないかな〜?

どう?