昨年12月、CT検査での放射線被曝により癌がどのくらい増えるのかを、
シミュレーションモデルを使って求めた研究結果が発表されたそうです。
その結果、癌患者の2%がCT検査による発症ではないのか?と
驚くべき事にCT検査1回は単純なX線検査の1000回分に
相当するとか。
つまり「すって〜はい、止めて〜」の胸部単純X線検査を年に数回
行う程度では、年間の被曝量に大きな影響はないが、CT検査では
そうも言っていられないようなのです。
検査大国日本。
健康の為に
病気でないか念の為に
受ける検査が、がんの原因になってしまう可能性が
私たちがイメージするよりはるかに大きい。
オドロキでした。
まさに本末転倒。