2008年11月7日金曜日

今夜のワインは?

ワインは心臓によいと言われているが、ヨーロッパ産の一部のワインは
重金属(heavy metal)に汚染されており、健康に害をもたらす可能性の
あることが英国の研究グループにより報告された。重金属は、パーキン
ソン病などの神経障害との 関連が示されているほか、酸化ストレスを増
大させ、慢性炎症性疾患や癌(がん)などの原因となる可能性もあると
いう。[2008年10月30日/HealthDay News]

フランスを始めとする15カ国のワインを調べたそうで、バナジウム、
銅、ニッケル、鉛などが米国環境保護庁の基準の数十から数百倍検出
されたとか。

それらの重金属は土壌にあまり含まれないことからどうやらワイン樽
につかわれる金属が流失している可能性が指摘されていました。

基準値未満だったのはアルゼンチン、ブラジル、イタリア。
ちなみにアメリカ産ワインは調べていない
そうです。

適量の飲酒では問題ないというものの、「ハンガリー産ワインばかり
飲むのだと、アルゼンチン産ワインが好きな場合より問題が生じる可
能性もある」という内容で結ばれていました。

これを発表したのがウィスキーの国・イギリスだと言うのが
おもしろい。これに対抗してワインの国・フランスの研究チームから
「ウィスキーに重金属が・・・」って始まったら笑えますよね。

さしずめ、酒の英仏戦争だ・・・

とりあえず、今夜のワインはアルゼンチンにしておこうかな。
(↑意外に気にするタイプ)