2008年11月1日土曜日

腸内フローラシンポジウム

腸内フローラシンポジウム

行ってきました。

ヤクルトさんが主催なので、休憩時間に
ヤクルトもらえるかと思って。
(ウソウソ。ヤクルトはもらえたけど)

機能性消化管障害がテーマでした。
(↑なんのこっちゃ?ですよね)

こういうシンポを無料で公開して頂けるのは
ありがたいことです。

とはいえ専門家の先生方のハイレベルの講演に
完全文科系のワタクシはハトマメ顔で硬直していました。

それでもシロウトだとバレないように
メモのタイミングを隣のヒトに合わせたりして。
(意味不明)

で。多分こういう話だったのではないか・・・

おなかが弱い。という方が実に人口の10〜20%
いらっしゃるということで、これはご本人の
QOL(生活の質)から見ても、医療経済から
みても、見過ごせない数です。

原因はなんなのか?

その一つとして考えられるのが
腸管の知覚過敏。
・・おなかが弱い人は痛がり?

もう一つは刺激に敏感なこと。
食事やストレスの影響を受けやすい。
・・おなかが弱い人は繊細?

そんな方たちに現在処方されている
お薬は神経に作用する薬だったりして
副作用が問題視されている様です。

それをプロバイオティクス(人間さまに役に立って
くれる菌たち)でなんとかできないものか。

腸内の細菌叢は宿主(人間さま)に何くれと
なく尽くしてくれていて、この「人菌」関係は
私たちの体のホメオスタシスに重要。

が、ちょっとしたストレスでバランスを
崩してしまう、センサイな関係なのです。
そうすると、人間さまに有害な病原菌が増加したり
免疫が弱まったりと大変な事態が勃発。

逆にいうとその腸内環境をプロバイオで良くする
ことで、「おなか弱い」をなんとかしたい。
いくつかの菌ではお役に立てることがわかって
来た様です。

と、まあ、こんなかな?

最先端の情報というのは、研究結果なので誠に
ピンポイントなお話が多いです。
研究者と消費者の間のミゾは大きいなぁと実感
しました。そこをうまく交通整理ができないと、TVの
健康番組のようにヒジョーに短絡的に
「○○は○○に効く!!」ってなことになって
しまうんだろうなぁ。

え?このブログでも十分短絡的??

(※できるだけ、消費者&患者目線で情報をお届けしようと
思っていますが理解不十分はご容赦を。)