8月にパリで開催されていた欧州心臓学会で
「ダークチョコレートには心代謝障害の発症リスクを
減少させる効果がある」ことが示されました。
これまで、いくつかの論文でカカオ豆をベースにした
菓子類は血圧低下や血流改善に関連していることが
わかってきていました。
カカオ豆に含まれる抗酸化物質の効果と考えられてきました
が、どうやって効いているのかが不明でした。
今回の報告では、チョコレートの消費が多いグループは
少ないグループに比べて
心血管疾患を37%
脳卒中を29%
減少させていることがわかったようです。
が、まだまだ検証は続きます。
やったー!チョコレートは身体に良いんだ!
と喜ぶのは、やや早計。
ひとつ確実に言えることは
「抗酸化物資はビターカカオに含まれているのであり
砂糖や脂肪分に含まれているのではない」
原材料名の最初に砂糖が表示されているチョコレート
(最初にかかれている物が一番含有量が多い)は
食べ過ぎると
抗酸化のメリット
より
肥満・糖尿病・心臓病になるリスク
が上がるので注意が必要です。