空には入道雲
ジリジリする日差し
まるで真夏の様な残暑です
肌にジリジリ日が当たると何が起こるでしょう?
答え:日焼け
正解。
最もポピュラーです。
実は日焼けだけではなく
日が当たることで皮膚ではビタミンDがつくられて
いることはご存知でしたか?
皮膚中のコレステロールに日が当たることでプロビタミンD3
ができ、それが肝臓と腎臓で代謝を受けてビタミンDと
なり、カラダで利用されていきます。
小腸や腎臓でカルシウムの吸収に働いたり
骨で働いたりするのです。
どの位日に当たればいいかというと、日本ではちょっと
近所にお買い物にいく程度の時間で充分だといわれますので
ビタミンDのためにわざわざ外で日光浴をする必要は無いよう
です。(紫外線の害の方が大きくなります)
猫の毛づくろいも毛の表面にできたビタミンDをなめて
体内に取り入れるためだそうです。
ところが緯度の高いカナダではビタミンDのサプリメントを
服用してもなお、妊婦さんはビタミンD不足に陥るようです。
残暑きびしく、外にでると
「ひえ〜あっつ〜〜〜」
となりますが、お日様はカラダにとって害だけではないんですね。
国民栄養調査では日本人にビタミンD欠乏症はほとんどないと言われますが
昨年アメリカで血液検査をしてもらったところ血中のビタミンDは
アメリカの基準値の遥か下。
基準をどこのレベルにおくか。ですね。
明日から雨で少し涼しくなりそうですね。
ちょっと、ほっとします。