2011年9月16日金曜日

残暑

空には入道雲
ジリジリする日差し

まるで真夏の様な残暑です

肌にジリジリ日が当たると何が起こるでしょう?

答え:日焼け

正解。
最もポピュラーです。

実は日焼けだけではなく
日が当たることで皮膚ではビタミンDがつくられて
いることはご存知でしたか?

皮膚中のコレステロールに日が当たることでプロビタミンD3
ができ、それが肝臓と腎臓で代謝を受けてビタミンDと
なり、カラダで利用されていきます。

小腸や腎臓でカルシウムの吸収に働いたり
骨で働いたりするのです。

どの位日に当たればいいかというと、日本ではちょっと
近所にお買い物にいく程度の時間で充分だといわれますので
ビタミンDのためにわざわざ外で日光浴をする必要は無いよう
です。(紫外線の害の方が大きくなります)

猫の毛づくろいも毛の表面にできたビタミンDをなめて
体内に取り入れるためだそうです。

ところが緯度の高いカナダではビタミンDのサプリメントを
服用してもなお、妊婦さんはビタミンD不足に陥るようです。

残暑きびしく、外にでると

「ひえ〜あっつ〜〜〜」

となりますが、お日様はカラダにとって害だけではないんですね。

国民栄養調査では日本人にビタミンD欠乏症はほとんどないと言われますが
昨年アメリカで血液検査をしてもらったところ血中のビタミンDは
アメリカの基準値の遥か下。

基準をどこのレベルにおくか。ですね。

明日から雨で少し涼しくなりそうですね。
ちょっと、ほっとします。