2011年9月18日日曜日

大義名分?

successful aging(成功した加齢)

人は必ず老いていく。

これは避けられない事実です。

「不老不死」は不可能ですが「サクセスフルエイジング」は誰もが望むあり方ではないでしょうか。

大規模疫学研究の結果、毎日1,2杯のワインが、「成功した加齢」を達成するためにもっとも望ましい飲酒形態であることが明らかになったという米国ボストン大学医療センターからの研究報告。

13,894名の看護師を対象とした米国大規模疫学研究で、中年期の飲酒とサクセスフルエイジングの関係が 検討されました。

サクセスフルエイジングとは70歳の時点で主要な慢性疾患(循環器疾患、がん、脳卒中、糖尿病)がなく、認知症でなく、身体の障害がなく、精神的な問題もないこと。これらの条件を満たしたのは全体の11%に過ぎなかったそうです。

データ解析の結果、ワインの適度の飲酒者がもっともサクセスフルエイジングを達成しやすいことが明らかになりました。一番ベネフィットを得たのが

・一日ワイングラス1〜2.5杯を飲む


かつ


・週に最低でも5日飲む


人々だったそうです。

結構な量と頻度だと感じるのですが、ワイン党には朗報ですね。

(私も単に堂々とワインが飲む理由を見つけたというところです。)

もっともこれは「飲むなら何のお酒をどの位飲むのがいいのか」のお話。

お酒を飲む習慣のない方がサクセスフルエイジングの為にわざわざ

飲むことはないと思います。