2011年3月8日火曜日

やっぱり仮説?

サプリメントというと、人によっては「あやしい」とか
「まやかし」という印象をもたれることがあると思います。

カテゴリー上は食品になりますので、厳密な基準も
なく玉石混淆のカオス状態。

たしかにTVや雑誌を見ていても「おいおい薬事法違反だろうっ!」
と突っ込みどころ満載です。

基準という意味では対極にあるのが薬。
基礎研究から認可まで10年〜15年。

いくつものプロセスをクリアして初めて販売へとこぎ着けます。
コストも莫大です。

実際にモノになるのは1万件に1件とも言われ、
宝くじレベルの確率をくぐり抜けても、更に
販売後臨床試験を義務づけられているキビシー世界。

そりゃサプリメントとちがって「効いて」あたりまえだ。

と思いきや先日。

1968年に発売された「ダーゼン」という薬が有効性に疑問を
もたれたものの再試験が不可能ということで製薬会社の自主
回収となりました。

つまり平たく言うと

「効いてなかったかも・・(^_^;)」

と言うことらしいです。

消炎剤、たんを切る薬として有名で、飲んだ経験のある方も
多いと思います。

なんと40年以上、「効いてなかったかも・・(^_^;)」
な薬が流通していたんですね。

実際、効き目がいまいちで海外では既にあまり使われて
いなかった様ですが、日本では一昨年も67億円売れていた模様。

(薬害よりはマシと言う考え方もありますが、40年間
「効いてなかったかも」に払われた医療費はどうよ?どうなのよ?)

サプリメントはいつも二言目にはエビデンス(科学的根拠)
が明確でないといじめられますが

薬の世界も意外ににユルかった・・・と苦笑してしまいました。

ホントに世の中99.9%は仮説だわ。















先週末、お友
達のお誕生日祝。
東京駅の高層階レストランで
ランチ。美味しくておなかが
ハチ切れそうでした。















でそのまま新幹線で関西へ。
寒い中セミナーご参加
ありがとうございましたm(__)m