キンモクセイのあま〜い香り。
春の沈丁花
夏のクチナシ
秋のキンモクセイ
ああ、今年もまたその季節がやってきたな
としみじみ感じ入るのであります。
香りというのは五感の中でも
大脳辺縁系=本能の座
を直撃するそうです。
大脳辺縁系は別名「嗅脳」とも呼ばれます。
嗅覚以外の感覚がまず大脳新皮質=知性の座
を経由してから大脳辺縁系に伝えられるのに
対して、嗅覚のみが本能の座に直行!
いきなり 快↑or 不快↓の感情を生み出す
ことになるのです。
嫌なニオイはどうにもガマンできないですよね。
また、香りは記憶や情景に直結していたりもします。
キンモクセイの香りをかぐと・・・
ロッテのガム「イブ」を思い出します。
昭和47年に「香りを楽しむガム」というコンセプト
で発売されましたが、やはりどうにもトイレの
芳香剤的な香りでそのゴージャスな(箱が金色)
一生を終えてしまいましたね〜。
しかし。
すぐ味も香りもがなくなってしまう紙の様な
ガムから進化したイブは高度経済成長の日本
の豊かさを感じさせる香りでした。

隣の家のキンモクセイ。
満開です。