2009年3月15日日曜日

大都会

大都会のイメージ・・・それは高層ビル群。

昨日今日とワタクシ連日で「大都会」に
行ってまいりました。

昨日はNRの研修会。
イマドキの都心の大学ってば、高層ビルなんですね。
教室に行くのにエレベーターです。
地上4階建てエレベーター、エアコンなしの母校に
比べたらなんという差でしょうか。

さて、今日の講習は「尿酸値」。
今や30代以降の男性の3人に1人は高尿酸血症と
いわれ、尿酸値が高い状態が続くと痛風発作を
起こします。

足の親指の付け根が「風がふいても痛い」こと
から「痛風」と名付けられたとか。

痛風の99%は男性だそうですが、女性も閉経以降
は要注意。

美味しいものを食べると
発症するため、かつては
贅沢病などと言われてきたそうです。

アレキサンダー大王、ミケランジェロ、
レオナルド・ダ・ビンチ、ニュートン、
ダーウィンなども患っていたとか。

病態、薬、予防法を聞いてきました。

予防法は
A(アルコール制限)
B(美味=プリン体制限)
C(カロリー制限)

あ”ーグルメさんにはツライ予防法です。
(やはりグルメだから痛風?なのでしょうか)

プリン体を多く含む食品とした有名なのがビール、
レバーなど。他にイワシの丸干し、白子、あんきも、
大正えびなど。意外に魚卵や鶏卵は高くなかったです。
ワタクシの酒の友スルメは上位にランクイン。ショック。

アルコールでは唯一、赤ワインだけが適量摂取に
おいて尿酸値を下げていました。
どうやらポリフェノールのおかげの様です。

健康食品でも「天文学的に」プリン体が多いものが存在
するようなので、尿酸値が高めの方は注意を要します。
核酸、ビール酵母、クロレラ、スピルリナ、ローヤルゼリー
などです。

逆に尿酸を糞中に排泄してくれる食品には
キチンキトサンがあります。繊維質ですね。

しかし、尿酸は悪者という訳ではありませんので
低けりゃ良いってもんじゃない。
体の中にあっては血中で抗酸化物質として働くので
あくまで適量をキープするのがポイントのようです。

日本では明治以前はなかったといわれる高尿酸血症。
ある意味、食生活の変化を如実に物語る疾患なのですね。

我が家は
しばらくスルメ禁です(泣)














↑これが校舎。
会社みたいです。