2019年4月9日火曜日

再開!

怒涛のような数年があっという間に過ぎ、またブログを再開します。

嵐のようにお仕事が続き、情報発信がセミナーのみとなっていましたが、今日からブログでの発信を再開します。

さて、この週末も浦安と横浜で連日のセミナーでした。

現場に向かう途中、ふと見上げると満開の

今回のセミナーのテーマは、野菜果物が自分を守るために自ら作った防御力=ファイトケミカル

細胞を老化から守るために今注目の機能性成分です。

人間を含む霊長類にだけRGB(赤緑青)の3色の視覚が備わっています。

熟した実()を森の中()で見つけるため、という説があります。そう考えると、植物の持つ色素成分でもあるファイトケミカルを摂るために、私たちに与えられた視覚なのかもしれませんね。

このの美しさがわかるのも霊長類だけかも…

花見の仕方としてはかなり変ですが、霊長類に生まれた幸せを味わった瞬間でした。




2015年2月24日火曜日

コレステロール神話崩壊!?




米農務省(US Department of Agriculture、USDA)と米保健福祉省(U.S. Department of Health and Human Services、HHS)は「コレステロールを多く含む食品の摂取制限」が新たな政府ガイドラインの草案から削除されることを19日明らかにしました。

つまり。

食事で摂るコレステロールと血中コレステロール(血液検査で出てくる値)は

関係なかったみたい•••(by アメリカ政府)

つまり。


卵は一日2個までなどという食事からのコレステロール制限は


意味なかった

ということが明らかになったわけです。これは衝撃的なニュースですね。(一方、肉などの飽和脂肪にはもっと注意が必要とのこと)

コレステロールはヒトの体にとって必要不可欠なもの。だから肝臓では体の中のコレステロールを一定に保つメカニズムが働く訳です。

食事で控えれば肝臓が増産するだけの話。

いままでセミナーでお伝えしてきたようにコレステロールは「摂らない努力」より「酸化させない努力」が大切。

コレステロールの酸化を防ぐといわれるお茶のカテキンテアフラビンを積極的にとりいれていきたいものです!









ぬれぎぬがかわいそうだった卵さん

2014年4月25日金曜日

とうとう、糖!?

とうとう、糖が注目を集めてきました。

今年3月5日にWHO(世界保健機関)は糖類摂取量に関する新しい指針案を発表、成人では1日約25gまでという非常に厳しいものでした。砂糖に換算するとわずかスプーン6杯分。

世界規模で進んでいる生活習慣病の急増を改善するための指針ですが、スイーツ別腹族には居心地の悪い時代がやってきます。

一方、おなじみガラパゴスジャパンの対応はどうなっているのでしょうか。

今回あらためてオドロクのは消費者の私たちに情報が届くのはかなり長い道程のよう。なぜなら

食品成分表=文部科学省

日本人の食事摂取基準=厚生労働省

栄養成分表示=消費者庁

食品成分表には2015年度には500〜600品目の食品の糖分含有量が記載される予定とのことですが、あとの2つはその5年後、つまり2020年以降になると見られています。

自分から調べなければ口にする食品にどれだけ糖質が含まれているのか「教えてもらえる」のは6年後となります。

自ら取りに行く人



座って待つ人

健康情報格差はさらに広がりますね。




2014年4月15日火曜日

だけじゃない

「グルコサミン=膝」と思い込んでいるのはモッタイナイかもしれません。

「膝の痛みに」で有名なグルコサミンサプリメント。

グルコサミンのサプリメントが、動物実験で寿命を8-10%延長する効果が見られたという、スイスのチューリッヒ工科大学からの研究が『ネイチャーコミュニケーション』誌に発表されました。

人間に換算すると約8年の寿命延長。実際に77,000人対象の研究でグルコサミンサプリメントを摂取している人の死亡リスクが低下傾向がある様です。

さらにウレシイことにはグルコサミンサプリメントが 
”低炭水化物ダイエット”をしたかのような効果
をもたらすかもしれない!

ということ。グルコサミンが糖の代謝に影響を及ぼしているようです。”炭水カブラー”の方には聞き逃せないニュース。

そんなウマイ話は...?

結論がでるのはまだまだ先ですが、知ったからには押さえておきたいのが人情。
ワタクシはとりあえず摂っておきたいと思います。

(注※日本のサプリメントは玉石混淆ですので、安全性を考慮するならアメリカのcGMPをクリアしているものを。)



















2014年4月4日金曜日

2&5 で go!

果物や野菜を1日7サービング以上食べる人は1サービング未満の人と比べて死亡リスクが42%低くなる。University College Londonによる研究。

なんと!1日7サービング以上食べるとがんによる死亡リスクが25%、心臓病による死亡リスクが31%低減していたとの報告です。

もちろん鮮度も大事なポイント。新鮮なものとそうでないものでは死亡リスクに4%もの差がでるとか。鮮度は病気の予防効果に大きく影響するようです。

ただし野菜ジュースでは差がでなかった模様。

鮮度が保たれた野菜果物をいかに毎日摂れるかが鍵ですね。不足分は鮮度に配慮したホールフード(自然濃縮)サプリメントで補うのもありだと思います。

世界各国で「野菜果物を食べよう!」キャンペーンが展開されています。
日本では野菜350g、果物200g。

1日7サービングはオーストラリアで推進されているようです。

Go for 2&5

画像がキュート!









http://www.gofor2and5.com.au/

2014年2月26日水曜日

Ready to Eat

プシュ、パッカン、ベリベリ・・・・

開ければすぐに口にできる「包装食品」が私たちの日常に登場したのは数十年前ではないでしょうか。

最近は、油断すると買い物かごの中が「包装食品だらけ」などということも・・・

食品の包装・保存・加工の際に使用される容器や包装材に含まれる合成化合物は、長期的にヒトの健康に害を及ぼす可能性があると、スイスとアメリカによる国際研究チームが警鐘を鳴らしました。がん・肥満・糖尿病・神経性および炎症性疾患となんらかの関連があるのでは?と目されているようです。

容器に使われる合成化合物は私たちが食べる食品にしみ出しているそうです。一部規制はあるものの、加工食品を食べる人は生涯を通じ、毎日少しずつ慢性的に低レベルの化学物質を取り入れている可能性が高いというのです。

例えばがんの原因物質とて有名なホルムアルデヒドも炭酸飲料に使われるプラスチックのボトルやメラミン食器に使用されており、少ないながらも広く使用されている模様。

また、ビスフェノールAなど体内のホルモン産生をかく乱する化学物質もまた、食品の容器や包装材料に・・・

その総数たるや4,000超!

そんなことが解っているならなぜ政府は規制をしないのか。
それは規制をかける為の科学的な根拠が確立していないから、というのが理由らしいのです。

影響を調べるため、これらの化学物質を「摂っている人」と対比させる「全く摂っていない人」が存在しないというのも理由のひとつ。

存在しないって・・・((((;゚Д゚))))

完全に排除することは不可能ですが

・水はペットボトルではなく水道から(飲む前に浄水)
・食べ物は材料から手作り
・保存するならビスフェノールAフリーの容器

これだけの習慣をつけるだけでも、生涯の摂取量は大きく変わってくるはず。






2014年2月3日月曜日

「チン」してはいけない

「チン(する)」という言葉が国語辞典に載ったのは1992年とか。

今や日本での電子レンジの普及率は97.5%。(総務省平成21年度統計)ほぼ全世帯に行き渡っているといってもいい状態です。簡単に食品を温めるのにもはや不可欠なんですね。
でも温めた結果、食品の中で起こっていることは中々想像が難しい・・・

もし毎日のその「チン」があなたの身体を確実にサビ(酸化)させているとしたら?

2月のスタートは「脂質栄養シンポジウム」。

何ともオソロシイ話を聞きました。テーマは「酸化コレステロール」。

コレステロールを多く含んだ食品を加工、UV照射、加熱する事で発生する酸化コレステロール。口から入るコレステロールの内、10%くらいが加工・加熱によって酸化しているようで、体内に取り込まれると正常なコレステロールとは異なった動きをしてしかも体内に蓄積されやすい・・・

その結果

肥満細胞が肥大
炎症が起こりやすい体内環境になる
動脈硬化を誘発
アレルギー反応を誘発

などを起こす可能性が高いようです。

卵黄パウダーを電子レンジでわずか1分加熱しただけで酸化コレステロールが発生!
もともと動物性食品にはコレステロールが多く含まれているため加熱によって「酸化コレステロール」が増加するようです。

特に卵製品、肉製品、乳加工品、ベビーフード(!)などの加工食品は酸化コレステロールが多い様で、たとえばチーズ味のスナックなどは酸化率が30%以上と要注意です。

酸化コレステロールを体に取り込まない注意点
・加工食品、ファストフードを避ける。
・二度揚げ、電子レンジでの加熱は避ける。
・酸化しにくい植物油を選ぶ。油の使い回し、長期保存はさける。

また食べ合わせで対策することが可能
・食物繊維を摂り、排出を促す。
・大豆製品を摂る。
・ポリフェノール、カテキンなどの抗酸化機能を持つ成分を積極的に。

スーパーやコンビニで買った揚げ物をチンして食べることが避けられない場合は野菜やお茶を組み合わせるなどの工夫が必要です。

とはいうものの、個人的には思うのです。
なかなか理想通りにはいかない。
コンビニで揚げ物を買うなんて時は、往々にして野菜が摂りにくいもの。それができれば苦労は無い。

食物繊維やポリフェノールを含有したサプリメントも上手に組み合わせることで酸化コレステロールを取り込まない工夫をして行きたいものです。

















シンポジウム会場の大学講堂は歴史ある建物のため底冷えが・・・





2014年1月20日月曜日

不健康食品

健康の為にサプリメントを摂ったのに病気になる・・・というまるで冗談のようなことあっさりと、あなたにも起こってしまうのです。

厚労省と数カ所の地方自治体から肝機能障害の疑いの情報が寄せられています。アドバイザリースタッフに通知がありましたので情報を提供させて頂きます。ダイエットサプリメントのOxyELITE Proをもし周りで使用している方がいらっしゃったら直ちに使用を停止してくださる様、お伝えください。

これはOxyELITE Proに限ったことではありません。ネットの発達によって、いとも簡単に海外からサプリメントを個人輸入(輸入代行も含む)できる今日この頃。

それによって発生した健康被害は完全自己責任。誰も責任をとってくれません。
被害に会わない為にチェックして頂きたい項目があります。

・原材料は信用できるか
(自社できちんと生産・管理できているか)

・製造工程は法的な基準を遵守しているか
(cGMPをクリアしているものか)

・製品の有用性が担保されているか
(原料の一般的な有用性ではなく、そのメーカーの作っている製品でクリニカルデータをとっているか)


毎日口に入れるもの、そして食品と違って高濃度で吸収されるものですから、
イメージ(パッケージがナチュラルっぽいとか)
価格(セールで安くなっているとか)
で選ばない方が身のためです。

あなたが最初の被害者になる可能性があります。

原材料やデータなど情報をきちんと日本語でも開示している、フリーダイヤルなど相談窓口をもうけているなど地に足をつけているメーカーの製品を選ぶようにしたいですね。

不健康食品。油断大敵。




















これがウワサのOxyELITE Proです。

2013年12月22日日曜日

名脇役!ビタミン

クリスマス3連休のスタートはビタミン学会のシンポジウム(笑)

からだ劇場の主役「タンパク質」を支えるのに不可欠な名脇役「ビタミン」がますます愛おしくなりました。

3大栄養素の代謝ルートに書かれたビタミンたち。もしビタミンがなかったらその道は通行止め。というわけです。

神経系に不可欠なビタミンが不足すれば、おもむろにメンタル(脳)に影響が出る。大切さを改めて認識しました。

ダイエットやお酒、糖質に偏った食事で私たちが思っているよりも、いとも簡単に潜在的なビタミンB不足に陥ってしまうようです。

やる気がなくなったり、記憶力がなくなったり、落ち着きがなくなったり、かっとなったり・・・

どう見てもビタミン足りてなさそうな方に限って
「ちゃんと食べてますから大丈夫ですっ!(怒)」

ってことがよくあるのですが、

これはビタミンが足らない為にビタミン不足に気付かないということ?
この悪循環はどこからほどけばいいのだろうか・・・

とにもかくにもビタミンは代謝の中で複雑に絡み合っていて、どれかビタミン一つだけ摂れば良いなんてことはない。

武蔵野大の阿部先生は「摂るならまず総合(マルチ)ビタミン」とおっしゃっていました。

その他、脂質の話や酸化のメカニズムの話など、知っているつもりでも解っていないこと・・・今回も目から何枚ウロコが落ちたことでしょう。

一年の最後に「やはり自分は何もわかってない」ことがわかって、来年への楽しみが増えました。

















東京海洋大のキャンパスはなんかのんびり広くて好き。
















2013年12月7日土曜日

Three Good Things

 先日参加したシンポジウムの基調講演は慶應大学の坪田先生でした。テーマは「ごきげん」について。

 Happy People Live Longer(幸せな人は長生きする)に関する論文が2年前に一流の科学誌Scienceにも掲載されたとか。「ごきげん」や「幸福」という一見主観的な事柄が科学的に検証されているそうです。

「ごきげん」は自ら学び、選択できる!ということで大切なヒントを頂いてきました。
幸福度を上げて、しかも長続きする方法だそうです。

それはThree Good Things.

夜、寝る前にその日にあった「3つのよいこと」を書きとめる!
楽しかったこと、嬉しかったこと、笑ったこと。どんな小さな事でもOK!
(というか漠然としたことより、具体的なことがいい)

そうすると脳は一日の出来事の中でよかったことを一生懸命探すために、脳の「ポジティブ回路」が強化され、ポジティブに考えやすい脳になるらしいのです。

そんなことで?と思うのですが実際にこれを続けた人たちを3ヶ月、6ヶ月と追跡していくと書きとめたグループの方がしなかった人のグループより幸福度が高く、別の研究では健康状態も良好になったそうです。

さて今夜はどんな3つになるかしら?
終わりよければ全て良し。
















ひとつはオイシかったことかな。








2013年11月28日木曜日

よくわからなくなってきました

「小腸に存在し、動脈硬化を引き起こす原因となる脂質の働きを抑えるために、遺伝子組み換えトマトを用いた療法が効果的かもしれない」

報告を行ったのは、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームで小腸にごく少量存在する不飽和リゾホスファチジン酸(LPA)とよばれる脂質に注目。 LPAは血中コレステロール値の異常や炎症を引き起こし、動脈を詰まらせる原因となっているかもしれないということなのです。

高脂質・高コレステロールの餌(脂肪分21%)のエサをマウスに与えた時にLPAが増加する、あるいは微量のLPAを加えた餌でも同様のことが起こるとか。
そ こでLPAの影響を抑える可能性のある遺伝子組み換えトマトの粉を餌に混ぜると・・・

どちらの場合も小腸におけるLPAの増加が抑制されると同時に、悪玉 コレステロールの増加や善玉コレステロールの減少、全身性炎症が抑えられたそうです。通常のトマトではこのような効果は見られなかったとか。

そうか!その遺伝子組み換えのトマトを食べれば動脈硬化は解決・・・・・・なのか?

栄養の偏った高脂質・高コレステロールの食事をして、遺伝子組み換えのトマトでそれを解決するって、何か違和感が。

だったら最初からバランスの良い食事を摂れば済む事なのでは?

いよいよ、よくわからなくなってきました。



2013年9月29日日曜日

男性諸氏。ご用心。

今日はいい秋晴れの中、「サルコペニア」について勉強しに虎ノ門へ。

サルコペニア
進行性および全身性の骨格筋量および骨格筋力の低下を特徴とする症候群。筋肉減っちゃってヨワヨワになっていずれ転びやすくなったり、移動すらも難しくなります。

高齢者の問題でしょ?なんてイメージなのですが、65才以上の5人に1人はサルコペニアだとか。40代から人によっては要注意ゾーン。加齢とともに徐々に減って行く筋肉。長い無自覚期の末、限界に達した時に痛みや障害がでてくるという時限爆弾。

特に一日中会社や車で座っている、家に帰ったら家事はしない。そんな男性は要注意です!

京都大学大学院助教の山田実先生の話はわかりやすく、会場に詰めかけた一般市民は大爆笑でした。

転倒防止の心得

1.何はなくともまずは部屋の掃除
人は机のような大きなものにはつまづかない。コード、洗濯物、服、新聞などに注意。

片付けのポイントは:
出かける前→帰ってきたら確実に疲れている。転びやすい。
寝る前→夜中や早朝起きると薄暗い。転びやすい。

2.動く
せっかくの筋肉を壊してしまうのは炎症。その影に黒幕、内臓脂肪が・・・。運動は有効な対策。そう大げさに構えなくても家事も侮れない。掃除、洗濯、買い物など積極的に。特に男性は奥さんがいないと油のありかもわからないほど家事をしていない。これ、かなり問題です。目標を持って運動の習慣も身につけて行く。

2.しっかり食べて運動する。
筋肉は運動器だが、同時にエネルギー貯蔵庫。食べずに運動すると、運動すればするほど筋肉が減る。

特に摂取に気をつけるべきはタンパク質とビタミンD。筋トレの結果が驚くほど違う。

タンパク質は高齢になっても必要量は若者と同じ。
「年だから肉とかそんな食べられない」・・・は死活問題です。

ビタミンDは毎日7μg必要。
ブリなら1日大きめ一切れ。(それならなんとか・・・)
しめじだと1日7株(どんなだ・・・?)

タンパク質もビタミンDも無意識に食べていると摂取が難しい。
サプリメントなどを利用してタンパク質、ビタミンDの補給をするのも良い。

女性ももちろんですが、男性は元々筋肉量が多かった分激減がコタエルようです。

「ゴミ出す日 捨てにいかねば 捨てられる」


・・・男性諸氏。日頃の家庭内での精進が大事です。





















会場の近く、高層ビルの谷間にこんぴらさん。
なんか不思議な光景でした。

2013年9月22日日曜日

食べる?食べない?

秋ですねー。
スーパーの青果コーナーにいくとぶどうや柿やリンゴなど季節の果物が「食べて食べて!」とばかりに彩り鮮やかにアピールしてきます。そう。未熟な実は食べられないように防御することが仕事(?)ですが、熟した実は動物に食べてもらうのが仕事。

その皮を食べるか食べないか。というのは実に悩ましいテーマです。

オレゴン州立大学のライナス・ポーリング研究所の研究チームが、ヒトの自然免疫系を強化する能力がある化合物を探すため446種類の化合物を分析したところ、赤ブドウのレスベラトロールとブルーベリーのプテロスチルベンと呼ばれる物質の働きが群を抜いていたそうです。この2つはビタミンDと相乗的に働き、ヒトの免疫機能向上に大きな影響を持つことがわかったそうです。果物さん、良い仕事してます。

レスベラトロールは長寿遺伝子のスイッチをonにするということで有名になりましたが、おもに黒ブドウの皮に含まれる為、皮ごと食べることが望ましい訳です。皮を向いて食べると32%の有用成分を捨てることになります。

そうか。皮ごとたべればいいのね。

一方、こんなニュースも。

ウーロン茶とぶどうジュースと梨を摂取したという22歳の女性。呼吸困難と全身の筋肉の引きつりを起こし、歩行不能で病院へ。女性の尿からはネオニコチノイド系(以下、ネオニコ系)農薬の代謝産物が検出されるも、茶と果物の摂取を禁止したところ数日で改善。

平久美子先生(東京女子医科大学東医療センター麻酔科)によると現在、農薬のなかで主流になりつつあるのがネオニコ系。果物から野菜まであらゆる農産物に使われますが、人間の神経細胞を攻撃して、主に脳と自律神経を狂わす大変な毒物といわれ、中毒を起こす患者も出ている模様。特にジュースなど果実を食べるよりも多くの量がとれてしまう物には特に注意が必要だそうです。

そう考えるとサプリメントも要注意ですね。水分がない分、ジュース以上に濃縮されていますから・・・

原材料が無農薬と謳われていないものは一体どうなんだろうか?


あなたは皮食べる派ですか?
それとも食べない派ですか?