自分のからだを動かす燃料。自分のからだを作る材料。それはすべて自分が食べたものです。ともすると「面倒臭い」「むずかしい」「そこまでしなくても」と思ってしまう「食べるもの」のこと。服を選ぶように、映画を観るように、面白く「食べるもの」のことを考えたい。それがオフィス・カラダージュの栄養コンサルティングです。講習、執筆、セミナーを通じてみなさんに栄養のことを考えるって楽しい!が伝わったらいいなと思っています。
2015年2月24日火曜日
コレステロール神話崩壊!?
米農務省(US Department of Agriculture、USDA)と米保健福祉省(U.S. Department of Health and Human Services、HHS)は「コレステロールを多く含む食品の摂取制限」が新たな政府ガイドラインの草案から削除されることを19日明らかにしました。
つまり。
食事で摂るコレステロールと血中コレステロール(血液検査で出てくる値)は
関係なかったみたい•••(by アメリカ政府)
つまり。
卵は一日2個までなどという食事からのコレステロール制限は
意味なかった
ということが明らかになったわけです。これは衝撃的なニュースですね。(一方、肉などの飽和脂肪にはもっと注意が必要とのこと)
コレステロールはヒトの体にとって必要不可欠なもの。だから肝臓では体の中のコレステロールを一定に保つメカニズムが働く訳です。
食事で控えれば肝臓が増産するだけの話。
いままでセミナーでお伝えしてきたようにコレステロールは「摂らない努力」より「酸化させない努力」が大切。
コレステロールの酸化を防ぐといわれるお茶のカテキンやテアフラビンを積極的にとりいれていきたいものです!
ぬれぎぬがかわいそうだった卵さん