とうとう、糖が注目を集めてきました。
今年3月5日にWHO(世界保健機関)は糖類摂取量に関する新しい指針案を発表、成人では1日約25gまでという非常に厳しいものでした。砂糖に換算するとわずかスプーン6杯分。
世界規模で進んでいる生活習慣病の急増を改善するための指針ですが、スイーツ別腹族には居心地の悪い時代がやってきます。
一方、おなじみガラパゴスジャパンの対応はどうなっているのでしょうか。
今回あらためてオドロクのは消費者の私たちに情報が届くのはかなり長い道程のよう。なぜなら
食品成分表=文部科学省
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日本人の食事摂取基準=厚生労働省
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栄養成分表示=消費者庁
食品成分表には2015年度には500〜600品目の食品の糖分含有量が記載される予定とのことですが、あとの2つはその5年後、つまり2020年以降になると見られています。
自分から調べなければ口にする食品にどれだけ糖質が含まれているのか「教えてもらえる」のは6年後となります。
自ら取りに行く人
と
座って待つ人
健康情報格差はさらに広がりますね。