「小腸に存在し、動脈硬化を引き起こす原因となる脂質の働きを抑えるために、遺伝子組み換えトマトを用いた療法が効果的かもしれない」
報告を行ったのは、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームで小腸にごく少量存在する不飽和リゾホスファチジン酸(LPA)とよばれる脂質に注目。
LPAは血中コレステロール値の異常や炎症を引き起こし、動脈を詰まらせる原因となっているかもしれないということなのです。
高脂質・高コレステロールの餌(脂肪分21%)のエサをマウスに与えた時にLPAが増加する、あるいは微量のLPAを加えた餌でも同様のことが起こるとか。
そ
こでLPAの影響を抑える可能性のある遺伝子組み換えトマトの粉を餌に混ぜると・・・
どちらの場合も小腸におけるLPAの増加が抑制されると同時に、悪玉
コレステロールの増加や善玉コレステロールの減少、全身性炎症が抑えられたそうです。通常のトマトではこのような効果は見られなかったとか。
そうか!その遺伝子組み換えのトマトを食べれば動脈硬化は解決・・・・・・なのか?
栄養の偏った高脂質・高コレステロールの食事をして、遺伝子組み換えのトマトでそれを解決するって、何か違和感が。
だったら最初からバランスの良い食事を摂れば済む事なのでは?
いよいよ、よくわからなくなってきました。