2011年10月8日土曜日

その結果は30年後?

AGEという言葉をご存知ですか?

セミナーでもシツコイ位お話しているので
ご参加の方は記憶に残っていらっしゃるかと
おもいます。

AGE
Advanced Glycation End Products
糖化最終産物

からだのタンパク質(ほとんどですが)
と糖が結びついていわばからだが「コゲる」
とイメージしていただくと良いかもしれません。

たとえば

コラーゲン+糖
弾力がなくなりシワやタルミの原因に?といわれています。

ヘモグロビン+糖
糖化ヘモグロビン HbA1c
(糖尿病のマーカー)

血管+糖
動脈硬化

どんどんからだの変性が進んでいくわけです。

からだがタンパク質であることはさけられないので
やはり糖(炭水化物)の摂取には気を配りたいと
いうことが言えます。

さてこの「コゲ」いつから始まるのでしょうか?

じつは胎児期からなのです。

母体から血液を通して移行するAGEがこどもの将来の
糖尿病などのリスクを高めるかもしれないという研究
報告がでました。

途中で粉ミルクに変更した場合はさらにリスクが高まる
ようです。
(一般に食品は加工品であるほどAGEが多く含まれる
傾向になります)

妊娠中の食事が
こどもの30〜40年後の未来の健康を作るんですねー。

もっと若い女性達にメッセージを送っていかなくては!
と思います。