たばこやお酒に高い税金がかかる。
それは当たり前だーという社会にいる我々にも
にわかに信じがたいものに税金をかけた国がある。
「脂肪税」
デンマークでのお話。
課税対象になったのは、バターやチーズ、牛乳などの乳製品や肉類、
食用油、それに加工食品など、飽和脂肪酸が2.3%以上含まれる食品。
飽和脂肪酸1キロ 当たり、日本円にしておよそ220円の税金がかかる
ということで、例えばバター250グラムの価格なら、これまでより
約 30円上がる計算になります。
これより以前、先月にはハンガリーでポテトチップスが課税対象に。
摂り過ぎは健康によくない、と思われるものに課税して医療費の
削減と税収UPを見込んだ政策だと思われます。この政策による
税収増は約250億円とか。
嗜好品ならまだしも、脂肪はマクロニュートリエンツの一つ。
ちょっと違わないか?と思いますが。
税率が高かったら食べるのを控えるだろう・・・ってことで
しょうが、ここは国民の健康のインテリジェンス・レベルを
上げるべきでは?と思うのですが。
義務教育の読み書きそろばん(?)に栄養学や基本的な医学
知識を組み込んだらどうなんだろう。
それとも国民にカシコクなられては困る事情でも?