2008年2月28日木曜日

これもまた深刻な・・・

所変わってT市。
こちらでも講座後のおしゃべりタイムで
話題になっていたお悩みです。

中学生の便秘。

お母様が乳酸菌のサプリメントを摂らせて
いらっしゃるようですが。

さて国立健康栄養研究所が2007年に
18〜20歳の女子学生3,835人を対象に行った
研究があります。

彼女たちの食習慣が機能性便秘に関係しているか
を調べたところによると、関係ありそうなことが
いくつか浮かび上がってきたそうです。

機能性便秘の学生は

・ごはんの摂取量が少ない。
・豆類の摂取量がすくない。
・お菓子やパンの摂取が多い。

最近の子供の食の問題として、「こしょく」が指摘
されています。有名なところでは

「孤食」(ひとりで食事する)

がありますが、実は

「粉食」(粉でできた食品、パン、めん、お菓子)

も大きな問題です。お米などの「粒食」を食べずに
粉でできたものばかり食べるとどうしても便のカサが
ふくらまず押し出せなくて便が出にくくなる様です。

とくに女の子の場合、「ごはんは太る」という誤解
そして「パン&スィーツ好き」が一層この傾向を強く
しているのではないでしょうか。

まず食生活の見直し。
それでも追いつかない場合は食物繊維のサプリメント
で補ってあげてください。たっぷりのお水もお忘れなく!