2008年3月3日月曜日

メタボ健診またも暗礁?

4月に始まる「特定健診・保健指導」(メタボ健診)
の一環で、企業が実施する職場健診での腹囲測定について、
厚生労働省は着衣のままの測定や健診会場での自己測定を
認めることを決め、都道府県に通知した。腹部を出すこと
への抵抗感による受診拒否を避けるためというが、専門家
からは「正しく測定できるはずがない」との声が上がって
いる。(3月3日毎日jpより)

問診票の印刷ミスだとか
医師からは「そんな(相談)時間どこにある」とか
「測る側」からの不協和音だらけのメタボ健診ですが
こんどは「測られる側」からの不満爆発です。

着衣のままで1.5センチ引くそうですが、どうよ、それ。
自己測定って・・・腕がちゃんと回るのかっ?など。

腹囲(へその位置で一周)って、いわゆるウエストの位置
で測るよりもあきらかに太い数字になるので、オドロイて
自己測定値を過小申告するのは火を見るよりアキラカ。

もうなにが目的の健康診断か訳が分からなくなっています。

もともとメタボリックシンドロームのコワさが十分
情報伝達されていない中(というかこの健診で伝え
ようとしたらしいんだけど)

「ハラがでかくて何が悪いっ!」


という意見が根強い訳です。

まだまだ前途多難なメタボ健診。

どうなるやら?