2008年2月4日月曜日

メタボ

いよいよ
4月から始まる特定健康診断&特定保健指導。

40~74才を対象にメタボおよびメタボ予備軍に
指導支援をしていくプログラムです。
おつとめの方は会社の健康保険組合が
自営の方はお住まいの市区町村が
行います。

通常の健康診断の他にメタボ関連の検査項目が
あり、引っかかってしまった方には指導支援が
なされる予定です。

(詳しくは講座でお話しています。)

推定ですが
メタボ予備軍1020万人
メタボ正規軍940万人。
あわせて約2000万人が生活習慣病リスクが高い
と予想されます。

どんだけ太ろうが個人の勝手でしょっ!と憤慨
される向きもあろうかと思いますが、
問題は「外見」ではなく

肥満は生活習慣病
つまり高血糖、高脂血症、高血圧の引き金になり
そこから動脈硬化
そして心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病
とどのつまり最悪のシナリオがねたきり・認知症。

このままでいくと2025年には要介護高齢者が
500万人に上ると厚生労働省が予測。

つまり、今回の新しい制度は
今の時点でメタボを食い止めることが
個人の健康寿命をのばすことであり
国家の医療費を減らすことだといった背景が
あります。

『メタボリックシンドロームといわれたら』

という国立健康栄養研究所主催の公開講座を土曜日に
聴きにいきました。予想外の人出でオドロキ。
仕事上聴きにきている方から、個人的に心配でいてもたっても
いられない様子の方までイロイロでした。

興味深い資料もたくさん頂きました。
ストップ・ザ・メタボなる冊子に出てくるちょっとやさぐれている
おじさんパンダのイメージキャラクターがツボにはいります。

その名もメタ・ボンタ。

44才。体重80.5キロ。腹囲90cm。

なかなかイケてます。