2011年5月8日日曜日

カフェインもあなどれない

今日のセミナーは疲労の話でした。

すっきり疲労=肉体の疲労
ぐったり疲労=脳疲労

のお話をしました。

機能性成分では季節柄「お茶」のお話を。

お茶の成分の3本柱
カフェインー覚醒成分
カテキン(タンニン)ー苦み成分 抗酸化力
テアニンーうまみ成分 リラックス効果

シャキッとする為にカフェインをうまく使いたい。
なんて話をしてきましたが

じつはこのカフェイン、覚醒作用だけではなく新たに
アルツハイマー症や心疾患などを最も基本的なレベルで
予防する作用が見られるかもしれないようだと研究者が
報告しました。

つまり、ビタミンC、Eといった抗酸化ビタミンと同じ
ような抗酸化性機能があるかも知れないと言う訳です。

ほー。

カフェインは脳血液関門を通過するので、とかく中毒性
などのイメージが強く肩身の狭い(?)物質です。

詳しい機序は発表されていないようですが、コーヒー
やお茶の愛飲者にはウレシイ話ですね。

でも夜のお茶は基本的におすすめはできません。
カフェインに抗酸化力が認められたとしても、覚醒作用に
変わりはなく睡眠不足で脳に活性酸素が、、、なんて
体にいいのか悪いのかよくわからない状態になってしまいますから。















最近よく見かけるこの花。
木香薔薇(モッコウバラ)という
中国原産のバラです。
木香と名がついていながらほとんど
香りがないのが不思議。