2009年2月1日日曜日

SNIJ総会


Soy Nutrition Institute Japanの総会に参加してきました。













↑「自動ドア閉鎖中」の看板を
 見て、おもわずドアを手で
 開けようとしたのは、きっと私だけ。


主役は大豆。

暴風雨の最中に大豆の話を聞きにい
くというのは
なんとも盛り上がる行事です(笑)

大豆には各種アミノ酸をはじめとして、生理活性物質
がサマザマ含まれています。

それが病気にどう機能するのかという研究をされている
第一線の先生方の研究発表です。

私ごときシロウトも参加させて頂けるということで

わかるトコロは面白く。
そうでない所もそれなりに。

聞いてきました。

「パーキンソン病に対する大豆イソフラボンの予防効果」

パーキンソン病はアルツハイマー病についで多い
神経変性疾患。高齢化に伴い増加しています。
からだが動きにくくなったり、固くなったり、
コケやすくなったりという症状が出ます。
女性の方が男性の1.8倍と多い病気です。

高齢化、女性・・・

ガゼン、自分ごとになってきました。

閉経後の女性に多いこと、卵巣摘出した女性に多い
ことから、女性ホルモンエストロジェンの低下が
関係しているらしい。

低下したエストロジェンを補充するホルモン療法が
有効との報告もある一方で、副作用として乳がん
虚血性疾患のリスクもあり。

そこで、体の中でエストロジェンと似た働きをする
大豆イソフラボン登場。
大豆イソフラボンのひとつでゲニステインという
成分が有効だったとの結果が出たそうです。

これは、あくまでマウスの実験なのでヒトへの
有効性はこれから。

とりあえずは今夜は湯豆腐にするか、という
シロウトらしい発想で帰って参りました。