2011年8月27日土曜日

前もって。

受胎前後に総合ビタミン剤を摂取していた女性は未熟児の出産が少なかった。

デンマークの疫学調査で女性(35,897名)を対象に受胎前後12週間の総合ビタミン剤使用と早産児、未熟児の関係について検討した結果。

受胎前後の総合ビタミン剤の摂取は早産児、未熟児のリスクを低下させる可能性があることから、研究チームは、受胎前後の総合ビタミン剤のタイミング及び頻度と出産状況についての調査を行ったようです。

・早産のリスク
受胎前及び受胎後総合ビタミン剤常用者(4-6週摂取)で、BMI25未満の妊婦の場合、早産のリスクが低下。(肥満の妊婦さんではこの関係はみられませんでした)

・未熟児のリスク
総合ビタミン剤の摂取と未熟児の関係は、妊婦が肥満かどうかとは無関係に、ビタミンの摂取で未熟児は減少したそうです。もっとも強い関係がみられたのは、受胎後の常用者の場合。

受胎前後の総合ビタミン剤の摂取は未熟児のリスク普通体重者の早産児のリスクを低下させるようです。

お腹の赤ちゃんはお母さんを通じて栄養を取り込むしかないのです。
お母さんに食や栄養の知識がないと赤ちゃんは大迷惑(?)

例えばお母さんが妊娠中に充分な栄養が取れていないと生まれた赤ちゃんが大人になった時の糖尿病のリスクが高くなると言われています。

これからお母さんになる皆さん。

前もって、まずは自分自身のカラダをちゃんと作っておきましょうね。