2011年8月12日金曜日

顛末記(後編)

病院で治らないと言われたとき、
これだけは避けたいという行動があります。

薬や西洋医学でダメならば、と

インターネットで

「病名」 「サプリメント(健康食品)」

で検索をかけることです。

(実際、やってみた・・・)

アドバイザリースタッフの私が言うのもナンですが
ネット上の情報は玉石混交。

よくわからない療法や食品を高額で購入するハメに
なりかねません。
なにより時間との勝負のこの病気にグズグズしている
と治るものも治らない。

もし何らかの情報を得たいとき、オススメなのが
PubMed(パブメド)というデータベースです。

これはアメリカ国立医学図書館の国立生物工学情報
センターが運営する医学・生物学分野の学術文献
検索サービスです。

自分の病気がサプリメントなどで回復したという臨床データ
もあったりして参考になります。

こんな情報を無料でありがたい!という論文の山。
さすがアメリカ、太っ腹!

唯一の欠点が

全文、英語・・・・・(T_T)

(唯一の欠点というより致命傷か?)

辞書を片手に自力で行くか。
英語がわかる友達にメールするか。

さて今回

突発性難聴

英名:
Sudden Deafness(またはSD)
Sudden Sensorineural Hearing Loss (またはSSHL)

検索窓にこの単語を入れて
スペースをあけて

vitamin
herb

など入れてみると。

いくつかの論文の中に知ってる単語を発見!

それはGinkgo biloba(イチョウ葉)

そしてVitamin E VitaminC

さらにCoQ10

知っている単語に出会って救われた思いでした。

摂取量、期間、病状など細かい記載がある論文から
数字を拾って自分が使用しているサプリメントに換算
一日当たりの量を決めました。


私はあくまで自分の責任において、病院の投薬と
並行して行いました。薬との相互作用もチェック。
またお医者さんの指示通り徹底的に安静を通しました。

ブログを読んで頂いた方から、ご心配のメールを頂戴して
しまいました。ありがとうございます。

取り急ぎご報告です。

現在、聴力はいきなり正常まで回復。
(普通、いきなりは回復しないらしい)

お医者さんは目を白黒させていましたが・・・。

・突発性難聴ならば通常こんな回復はしない
・こんな回復をするなら突発性難聴ではなかったのか

そんな思いがグルグルしていたのでしょうか。

ともあれ、カラダは治ろうとする。

その力をサポートしてあげられたのではないか。

今回は貴重な体験をさせて頂きましたm(__)m