消費者庁でも表示義務化の動きのある
「トランス脂肪酸」
植物油に水素添加することによって
つくる硬化油中にできる物質です。
マーガリンやショートニング、植物油
にも多く含まれます。
加工によって傷みにくくなるなど、使い勝手は
よくなるものの、その構造から身体の中に
入ったらどうなるか安全性が疑問視されています。
さてそのトランス脂肪酸ですが自然界にも
存在しています。
ウシの肉や乳です。
最近の研究で牛乳中のトランス脂肪酸の一種
トランスパルミトオレイン酸が
糖尿病のリスクを下げる
ということがわかりました。
(米ハーバード大学公衆衛生学校の研究)
どうしてそうなるのか、ということは不明。
でも、血中濃度が高いヒトは最大1/3まで
リスクが下がったというからオドロキです。
まだこれから追加試験で確認をしなければならない
ようですが・・・・
ますますナゾは深まるばかり。
※この研究結果は人工のトランス脂肪酸のこと
ではありませんので、くれぐれもスーパーに
マーガリンを買いに走らないこと。