2010年12月25日土曜日

よくわからなくなってきました

消費者庁でも表示義務化の動きのある

「トランス脂肪酸」

植物油に水素添加することによって
つくる硬化油中にできる物質です。
マーガリンやショートニング、植物油
にも多く含まれます。

加工によって傷みにくくなるなど、使い勝手は
よくなるものの、その構造から身体の中に
入ったらどうなるか安全性が疑問視されています。

さてそのトランス脂肪酸ですが自然界にも
存在しています。

ウシの肉や乳です。

最近の研究で牛乳中のトランス脂肪酸の一種
トランスパルミトオレイン酸が

糖尿病のリスクを下げる

ということがわかりました。
(米ハーバード大学公衆衛生学校の研究)

どうしてそうなるのか、ということは不明。
でも、血中濃度が高いヒトは最大1/3まで
リスクが下がったというからオドロキです。

まだこれから追加試験で確認をしなければならない
ようですが・・・・

ますますナゾは深まるばかり。



※この研究結果は人工のトランス脂肪酸のこと
 ではありませんので、くれぐれもスーパーに
 マーガリンを買いに走らないこと。