自分のからだを動かす燃料。自分のからだを作る材料。それはすべて自分が食べたものです。ともすると「面倒臭い」「むずかしい」「そこまでしなくても」と思ってしまう「食べるもの」のこと。服を選ぶように、映画を観るように、面白く「食べるもの」のことを考えたい。それがオフィス・カラダージュの栄養コンサルティングです。講習、執筆、セミナーを通じてみなさんに栄養のことを考えるって楽しい!が伝わったらいいなと思っています。
2007年4月28日土曜日
沖縄の食文化
仕事で沖縄にいってきました!
(仕事なので海に全く触れもしなかったのが残念)
沖縄といえば、長寿県としてのイメージが強いですが、
長年1位を誇っていた平均寿命が平成12年の調査で
男性は日本でなんと26位に後退。
医療・保健の分野で「26ショック」と呼ばれています。
沖縄の伝統食と言えば
・食材が多岐にわたっていてバランスがいい。
・緑黄色野菜、野草、薬草などをふんだんに摂取。
・豆腐の消費量が多い
・海藻の消費量が多い
・豚肉から良質のたんぱく質を摂取。
・食塩摂取量が少ない
という特徴があります。
普通に薬味でよもぎ(フーチバ)を使ったり
豚も肉だけでなく足(テビチ)、内臓(ナカミー)、
耳(ミミガー)など全部食べる!
炒め物には必ずといっていいほど豆腐(島豆腐)が
入っているし。
そんな食文化があるものの、一方では
基地の街だけあって食の欧米化はきっと本土より
早かっただろうし、ここも例外ではなくやはり
ファストフードやコンビニ食は全盛。
なにより、車が無くてはどこにも身動きがとれない
完璧な車社会。
30代の人に聞いても結構身の回りに生活習慣病が
かなりいる様子。
上手くサプリメントを活用しつつ、本来のすばらしい
食文化に立ち返ってもらいたいなという強い思いを
抱きました。
それにしても沖縄料理、おいしかった〜。
ほとんど毎食でも飽きなかったです。
(って、まるで食べに行ったみたいだけど・・・)