自動販売機の前に立つとつい甘いドリンクのボタンを押してしまう。
仕事終わりには自分へのご褒美に甘いドリンクをオーダーしてしまう。
その1本がデブになる。
・・・だけならまだいいのですが。
ジュースや炭酸飲料など加糖飲料の習慣的な摂取量が1日につき約1本(336ml)増えるごとに2型糖尿病のリスクが増えるとの調査報告がありました。(イギリス・インペリアル・カレッジ・ロンドン)
どうやらこの手の研究はほとんどがアメリカで実施されたもの。そこで研究者の方々はヨーロッパで同じ事が言えるのかと思い、調査したそうです。
対象国はイギリス・ドイツ・デンマーク・イタリア・スペイン・スウェーデン・フランス・イタリア・オランダの9カ国。約35万人が参加している非常に大規模な研究から。
習慣的な加糖飲料摂取量が12オンス(336ml)増えるごとに2型糖尿病リスクは
22%上昇
なお、一日の総摂取エネルギーとBMIで調整すると、このリスクは減少したもののわずか18%にとどまることとなりました。
つまり
加糖飲料の摂取と糖尿病の関係>個人の体格と糖尿病の関係
ただ単に太っているかどうかということよりも日常的に甘い飲み物を飲んでいるかどうかの方が糖尿病になるリスクが大きいと言えます。
なお、このことから最悪の組み合せは
太り気味で加糖飲料の摂取量が多い人
このタイプの人はより糖尿病の危険性が高くなるそうです。
「糖尿病になっても今は良い薬があるんでしょう?」そう思ってタカをくくって今日もまた甘いドリンクを頼んでしまう方。
糖尿病がどんな病気なのか一度徹底的に調べてみてはいかがでしょうか。
そのドリンクの甘さがどんなに恐ろしい誘惑なのか気付く事になるでしょう。