先週、日経ヘルスが主催するサプリ&機能食品セミナー
に参加してきました。
基調講演は(独)国立健康栄養研究所の矢野友啓先生の
「サプリメントによる健康の増進と病気予防の可能性」
現代病の予防に不可欠なファイトケミカル。
リコペン、カテキン、アントシアニンなどなど
植物が自らを紫外線や虫から守ろうと備えている
物質。植物からしかとれません。
その物質が、現代病おもに癌の予防に役立つ
という研究の内容でした。
というとTVなどで「○○が身体にいい」とか
また始めてしまいそうですが、
そこはなかなか・・・・
食品で摂ってもその物質が持っている特性とか
消化酵素との関係とかで思った作用を出すのは
難題。その部分がいま研究されているワケです。
時代はまさに
「ビタミン欠乏の栄養学」
から
「ファイトケミカルの栄養学」
に確実にシフトしているというのが実感。
サプリメントも
「工場で合成する時代」
から
「農場で育てる時代」
にシフトして行くのでしょうね。