食料品の買い物の際に、商品のラベルをきちんと読む習慣のある人は、そうでない人に比べて体重が平均4kgほど少なめ。
スペイン・サンチャゴデコンポステラ大学、米国テネシー大学などによる国際共同研究。
研究グループは栄養表示を見る人のプロファイリングを行い、それからその人たちの体重を分析、以下の様な傾向が判明したそうです。
・喫煙者は栄養表示をほとんど見ていない。「彼らのライフスタイルにはそもそも望ましくない習慣が含まれています。それゆえ結果として、自分が食べる物の栄養成分などは気にしない、というのは当然なのでしょう。」とのこと。
・居住地域別にみると、栄養表示を最も参考にしているのは都市部在住者だった。これは、学歴の高さ(高校卒業以上)に由来すると考えられるそうです。栄養に関するさまざまな情報に触れる機会が多いのでしょう。
・性別でみると男性で58%、女性で74%が栄養表示を見ていたが、栄養表示を見る人・見ない人のBMIの差を男女で比べるとわずか0.12。男女の差はないということですね。
食品のラベルにはカロリーや栄養素、添加物、使用している油など情報が書かれています。添加物などかなりごまかされている(?)とはいえ、見ないよりは見た方がはるかに良い。
「ラベルを一生懸命見るだけでやせる!!」というわけではありません
自分の口にする物に関心をもつ生活習慣かどうか、という問題です(笑)