2012年8月10日金曜日

効率的な英才教育?

オーストラリアでの7000人を対象にした研究で、2歳までの食習慣が8歳時点の知能指数(IQ)に影響するようだとする報告が発表されました。


6ヶ月時点で母乳を飲み、15ヶ月と24ヶ月時点で豆類・野菜・果物・チーズといった食品を含む健康的な食習慣があった子は、8歳時点のIQ が2ポイント高。また6ヶ月時点で肉、豆類、野菜、デザートといった、家庭で調達する食品(中食や加工食ではないという意味か?)を食べていたこどものIQも高かったとか。

一方、ビスケット、チョコレート、ジュース、ポテトチップを生後24ヶ月までに日常的に摂取する習慣があったこどもは、8歳時点のIQが2ポイント低かったという結果も。

研究者は、乳児期の食事が脳神経組織の発達に必要な栄養素を供給するため、きわめて重要であると解説しているとのことです。

脳神経はいちどバーンと発達して、いらない部分が削られて行く、と習った記憶があります。そのバーンと広がる時期に乏しい栄養しかないという状態はいかにもマズイ。またあまりに早すぎる離乳も問題視されています。

この時期はお母さんのインテリジェンスが頼り。育児で大変な時期ですが、この時期のお母さんの栄養がこどもたちの未来を形作っていくんだろうな〜。

(ウチの母は一体ワタシに何を食べさせていたんだろうか?いまさら聞けないケド・・・)

後から高い塾の費用をかけるよりも、お母さんが栄養の知識をもって実践するのが一番効率の良い英才教育になるかもしれません。