2009年4月19日日曜日

角層

禊(みそぎ)・・・神道や仏教で自分自身の身に穢れのある時
や重大な神事などに従う前、又は最中に、自分自身の身を
氷水、滝、川や海で洗い清めること。

日本人のお風呂好きはこの禊の発想に根ざしていると
いわれています。

洗う洗う。
とにかく洗う。

世界に冠たるキレイ好き民族です。
だから清潔な環境で感染症も少ない。

ところが最近、この潔癖性に近い清潔があらたな
疾患を生んでいる様です。

たとえばナイロンタオルなどでゴシゴシ。
「キレイになった感」はガッツリあるものの、
皮膚の保湿に重要な角層(角質)をひっぺがして
しまう危険な行為なのです。

結果、大切なバリアを失い
極度の乾燥肌
乾燥性のアトピー
などの皮膚疾患の原因に!

金曜に取手のサークルCOCOTTOでお話させて
頂きましたが、ここでもぞくぞくと
ナイロンタオル&垢擦り愛好者が!
やはり乾燥の悩みをお持ちでした。

お肌の老化を避けたければ洗うのは自分の手で。

しかも石けんやボディシャンプーであらうのは

マタとワキとアシで十分。

「アカ」なんて差別しないで、角層をかわいがって
あげてくださいな。





2009年4月18日土曜日

ひさびさの。

あら、10日も更新なしでした。

先週末から高松→沖縄と
旅の空でございました。

幸いにも高松は三度目の正直で晴天。
ちょっと、ほっとしました。

そして高松から帰って翌日は別件で沖縄。

連日の羽田空港でした。

トムハンクスの映画「ターミナル」よろしく
空港のベンチに泊まった方が楽だったかも・・・

今回、高松は「腸内環境」。

終了後の質問で意外に多くの人が便通で悩んで
いるものだと実感しました。

一見そうは思えなくても便秘は放置しておくと
大腸がんの引き金になりかねません。

便秘薬はあくまで対症療法に過ぎず
根本的に解決するには腸内環境を整備していく
必要があります。

いまや女性のがんの第一位になってしまった
大腸がん。
腸という臓器はそことなく「うんち袋」の様な
イメージが強く、栄養の吸収では臓器の中でも
重要度が高いのに大切にされていない気がする
のです。

もう少し腸のこと、真剣に考えてあげられたら
大腸がんも減るのでは?と思うのですが・・・










夜の空港。なんか飛行機が
模型っぽいです。











人もまばらなターミナル。
妙にドラマチック。








2009年4月8日水曜日

新歓シーズン

夜、電車に乗っていると。

うえう”え〜っ

え?何の音?

うえう”えおえ〜っ

読んでいた本から目をあげると
前の席に大学生らしき一団が。

1人フラフラ。
脇で支えている男子が「何やら」入っている
レジ袋を片手に。

そりゃ、周りの反応の早かったこと。
私は一人ぽつんと席に取り残されておりました。

まあ、レジ袋もってるし、前に人が立っているし
もっぱら若いって良いな(この場合あまり良くないか)
と思って観察しておりました。

ちなみに血中アルコール濃度は

0.05%でほろ酔い
0.1%で酩酊
0.2%で泥酔
0.3%で昏睡
0.4%で死亡

と進行していくようです。
彼の場合は0.2%泥酔レベル。

飲み始めから実際に血中アルコール濃度が上がるまで
30〜60分のタイムラグがあるため
最初の30分はゆっくりと飲み始めて
様子を見つつペースを決めていくのが得策。

宴序盤での「イッキ」はご法度。
日本酒一升も飲んでしまえばもれなく救急車です。

空腹だとアルコールが回りやすいので
(アルコールは胃から吸収されます)
タンパク質系のおつまみを摂っておくと
良い様です。

また二日酔い防止のため、就寝前に
水分と糖分の補給を。
スポーツドリンクなどがおすすめ。

ま、それにしても。
そんな対処が冷静にできるんだったら、
それは飲み過ぎてないですよねぇ。

かの大学生はあのままいずこへ?
どうぞお大事に。
(ここに書いてもまず読まないだろうけど)








2009年4月7日火曜日

甘いもの食い

ダイエット中のご主人が、晩ご飯後にイジョーな
イキオイで甘いものを食べてしまう・・・

ほーほー。で、どういうダイエットを?

おっと、でました。
「ゴハン(炭水化物)抜き」

ダイエット都市伝説の代表格ともいえる
炭水化物抜きでございます。

これで健康的にダイエットできた方に
いままでお会いしたことはございません。

炭水化物=糖質を摂らないと
すごく困ってしまう臓器があります。

それは「脳」

脳はグルコース(糖)しかエネルギー源
として使えないのです。
脳の消費カロリーは一日500kcalともいわれ
1時間あたり20kcal、糖質にして5gは絶対必要
と推定されます。

炭水化物抜きの食事というのは、脳に
エネルギー(食事)を与えない、

「脳虐待」と言う訳です。

そうなりゃ脳も黙ってません。
なんとか糖を食べさせようと画策。
で気がついたら取り憑かれたように
甘いもの食い。

ご飯抜きで節約できたカロリーは
 400kcal

甘いもので摂るカロリーも同じかそれ以上。

プラスマイナス・・・プラス?

なにがダイエットなんだか。

しかもお菓子はご飯と比べて血糖値を上げる
速度が早いので、糖尿病も心配です。

メタボ解消にご飯抜きダイエットして、甘いもの
食いで糖尿になっちゃったら目もあてられません。

件のクライアントには
ご飯を食べて頂く前提で食事のバランスを
お話ししました。












2009年4月6日月曜日

デブは病気がち?

「デブは病気がち」の真偽を検証する

いつもチェックしている医療系のサイト(日経
メディカルオンライン)にこんな話題が。

うすうす「そうだろう」と思いつつも
憶測でモノを言ってはいけません。

さっそくチェックです。

・対象は40〜59才の男女31,552人。
・2007年に健康診断の結果から調査。
・BMI25を肥満のラインとして線引き。

分けた時点で男性の約30%、女性の15〜20%
が「肥満」だったそうです。

その方達が医療機関を受療した率、日数、費用
を調査。

受療率=どのくらい病院にいったか
に関してはあまり差がでなかったそうです。

ところが日数、費用になると大きな差が。

どういうことかというと

非肥満者は比較的「安い」病気(かぜとか)で
病院に行っているのに対して
肥満者は「高い」病気=生活習慣病で病院に
いっていることが浮かび上がってくるようです。

上位ランキングが

糖尿病
高血圧
高脂血症
高コレステロール血症
脂肪肝
狭心症
抗尿酸血症(痛風)

とまあ、みごとなまでの生活習慣病軍団!!

この差は特に50代の男性に顕著。

結論として、

「デブはやっぱり病気がち」

だったそうです。

逆にいうとBMI25のまま50代を迎えると
そうでない人より生活習慣病のリスクが
倍以上にはねあがる。

始めるのにおそすぎることはありませんが
できたら40代のうちにダイエットに取り組んだ
方が良さそうです。




2009年4月4日土曜日

肉食

赤身の肉および加工肉の多い食事を摂取していると、
癌や心疾患だけでなく、アルツハイマー病や消化性
潰瘍などさまざまな疾患による寿命を短くすること
が米国がん研究所(MCI)の研究で明らかにされ
米医学誌Archives of InternalMedicine
に掲載された。(Health Day Japanより)

この研究結果に真っ向から対抗姿勢をみせているのが
米国食肉協会。

「それってさぁ肉のせいじゃなくて、
根本的に食べ過ぎなんじゃないの?」

それも一理ある。

でも私がつっこみたいのは、この研究で
どんな量の赤身肉だったかということであります。
アメリカですからねぇ・・・一回あたりは、きっと
靴底みたいな量なのかもしれません。

赤身のせいか、食べ過ぎのせいかどっちにしても

そりゃ、寿命も縮むわ。

・・・ですよね。

研究するまでもなく・・・?(苦笑)




2009年4月1日水曜日

飲む能力

昨日、面白い話題を耳にしました。

よくサプリメントの粒が飲み込めない・・・
というお悩みを耳にします。

あんなに小さいのに。

もっと大きい焼き肉とか通るくせに。

そう思っている人も
ちっちゃい一錠の薬がのどに張り付いたことは
少なくないはず。

人間て、何かを飲む前に目でその大きさを確認して
(無意識に)、それが通過するにふさわしいスペース
をのどにあけるんだそうです。

つまり

焼き肉を見たら「あれが来るぞっ!」と備え、
薬を見たら「まあ、ぼちぼち適当に」と備える。

なるほどー。

飲みこむのが不得意な人は得てして1粒ずつ飲もうと
するものの、それが逆効果。らしい。

手にまとめてのっける

「うわっ!そんなに来ちゃうのっ??がばっと開けなきゃ」

と、のどに思わせておいて、スペースを開けさせ一気に水で流し込む。

うーん。どうなんだろう?

ひとつ飲み込むのが不得意な方、試してみませんか?
但し無理は禁物。あくまで自己責任にてお願いします。












2009年3月26日木曜日

フードバランス講座

来月、開催予定のフードバランス講座。
野菜ソムリエのOさんと打ち合わせです。

どうも世間では、
野菜とサプリメントは永遠に平行線の
ライバル同士の様なイメージ。

「自然」と「化学」
「食べ物」と「薬」

そんなステレオタイプのイメージで
対比されます。

周囲には
「バトルするの?」といわれる企画なのですが。

うまく両方のメリットを活かして使いこなして
オプティマルヘルスの役に立てられたら・・と
思うのです。

さぁて。














↑あっと言う間に2時間。


2009年3月24日火曜日

ふたたび高松

なぜか、また、暴風雨。

もう申し開きのできない「雨女」で
ございます。
















今回は連休最終日ということで宿泊
させていただきました。

夜は郷土料理の「まいまい亭」へ。
JALの機内誌にも紹介されたことのある
その名が全国的に有名なご店主だそうです。

怒濤のように美味しい料理が供され
食べる速度が遅い私の前にどんどん
お料理が滞ってゆきます。

美味しい!
さわらのお刺身は人生で初体験です。

(残念ながらデジカメ忘れ。致命的。)













↑パンフでごめんなさい。

このお店の器は全部骨董を使っていらっしゃる
ということで、数が半端になったものを販売
していました。

セミナー主催者の料理研究家Tさん。
早速「おもてなし料理教室」で使用予定の器を
それはそれは見事なお見立てと決断力でガッツリ
お買い上げ。ほれぼれする買いっぷりでした。

こんな素敵な器を使う料理教室、うらやましい。

器を見るとそこにのせるお料理がイメージできる
そうです。すごい。

お料理も堪能させていただきましたが、
最後は骨董の買い出しにいったような錯覚に
おちいる充実感でした。

で、翌日。
晴れましたよ、やはり・・・・。

次回がコワイ。















↑こちらはお昼のぶっかけうどん。
食べに集中すると会話がとぎれる
どんくさいワタクシをお許しください。




2009年3月19日木曜日

OLさんのストレス

そして昨日はOLさん達の講座。
こちらのテーマは「ストレス」です。

始まる前にストレスチェックをして
いただきました。

・・・結果。マジメそうな方ほど
ためていらっしゃる様です。

(決してためていない方が不マジメといって
いるのではありません!念のため。)

動物がストレスを感じるのは大きく分けて
2種類。

「外傷」と 「天敵」だそうです。

そして天敵のストレスに対処する方法は
「逃亡」「噛み付く」

もし人間が同じ様に

「会社が嫌だから逃げてきた」

とか

「上司が気に入らないから噛み付いてやった」
(↑たとえ話じゃなくて・・・)

などの行動にでたら相当にマズイ。
という訳で社会で生きている人間にとって
この逃げ道は閉ざされているのです。

だから、逃げる事のできない長期の
ストレスにさらされる。

ストレスの原因(=ストレッサー)を完全に
避けることは人間社会では不可能に近い。

ならば、ストレスにさらされても大丈夫な
抵抗力、ダメージ回復力を身につけていこう!
がテーマです。

ストレスにさらされることで消耗してしまう
栄養素は

タンパク質
ビタミンC
ビタミンB
ビタミンE

ミネラル

ストレス下では体内の代謝が平常時とは変化してきます。
ダメージを残さない為にも上乗せで摂取を心がけてくだ
さい。

ストレス学説の提唱者、ハンス・セリエは
「ストレスのない人生を望むのは死を望むのと同じ」
と言っています。

ストレスは私たちにとって使いようによっては
向上のチャンス、かも。上手く向き合っていけたらな、
と思います。













↑ムカシのOLさんの私にとって
オシャレなカフェのあるビルで
働けるなんていいなぁ。と思ったり
して。でもお仕事ですから大変です。
ストレスに負けず元気にがんばって
ほしいな


2009年3月18日水曜日

昨日、今日と

なぜかこの2つの講座は連日になることが
多い、アラフォー(?)サークルとアラサー(?)サークル。

昨日のアラフォーは40代女性のエイジマネージメント。
知っているようで知らない更年期のお話。

45才〜55才を更年期と呼びますが、この時期の前と後では
女性の体に大きな変化が訪れます。

「更年期」というとイメージするのがのぼせやほてり、
いらいらなどの、いわゆる「更年期症状」。
じつは本当に気をつけたいのはこの後におこる
変化なのです。

妊娠&出産という大きなお仕事のために
女性ホルモン「エストロゲン」に守られていた女性の体。
更年期以降その低下によって骨粗鬆症、動脈硬化、アル
ツハイマー症状などのリスクが男性以上に高くなってくるのです。

「骨」と「血管」

それを如何に意識して守るかがテーマ。

ところが
イライラしている中年女性を見ると
「更年期障害じゃないの?」とつい口にしてしまうように

更年期ってなんか、男性はもとより女性にもちょっと
揶揄されるイメージがあり、今ひとつきちんと認識
されていないのが残念です。









2009年3月15日日曜日

大都会

大都会のイメージ・・・それは高層ビル群。

昨日今日とワタクシ連日で「大都会」に
行ってまいりました。

昨日はNRの研修会。
イマドキの都心の大学ってば、高層ビルなんですね。
教室に行くのにエレベーターです。
地上4階建てエレベーター、エアコンなしの母校に
比べたらなんという差でしょうか。

さて、今日の講習は「尿酸値」。
今や30代以降の男性の3人に1人は高尿酸血症と
いわれ、尿酸値が高い状態が続くと痛風発作を
起こします。

足の親指の付け根が「風がふいても痛い」こと
から「痛風」と名付けられたとか。

痛風の99%は男性だそうですが、女性も閉経以降
は要注意。

美味しいものを食べると
発症するため、かつては
贅沢病などと言われてきたそうです。

アレキサンダー大王、ミケランジェロ、
レオナルド・ダ・ビンチ、ニュートン、
ダーウィンなども患っていたとか。

病態、薬、予防法を聞いてきました。

予防法は
A(アルコール制限)
B(美味=プリン体制限)
C(カロリー制限)

あ”ーグルメさんにはツライ予防法です。
(やはりグルメだから痛風?なのでしょうか)

プリン体を多く含む食品とした有名なのがビール、
レバーなど。他にイワシの丸干し、白子、あんきも、
大正えびなど。意外に魚卵や鶏卵は高くなかったです。
ワタクシの酒の友スルメは上位にランクイン。ショック。

アルコールでは唯一、赤ワインだけが適量摂取に
おいて尿酸値を下げていました。
どうやらポリフェノールのおかげの様です。

健康食品でも「天文学的に」プリン体が多いものが存在
するようなので、尿酸値が高めの方は注意を要します。
核酸、ビール酵母、クロレラ、スピルリナ、ローヤルゼリー
などです。

逆に尿酸を糞中に排泄してくれる食品には
キチンキトサンがあります。繊維質ですね。

しかし、尿酸は悪者という訳ではありませんので
低けりゃ良いってもんじゃない。
体の中にあっては血中で抗酸化物質として働くので
あくまで適量をキープするのがポイントのようです。

日本では明治以前はなかったといわれる高尿酸血症。
ある意味、食生活の変化を如実に物語る疾患なのですね。

我が家は
しばらくスルメ禁です(泣)














↑これが校舎。
会社みたいです。


2009年3月14日土曜日

安物買いのなんとやら

昨日昼のBSでワールドニュースを見ていたら
面白いトピックをやっていました。

フランスの番組。

フツーのスーパー
   V.S
ディスカウントスーパー

値段は相当違うけど
実際品物の質はどうなのか?
栄養価的にどうなのか?

という日本じゃ考えられないスルドイ企画。

同じ品目の食品を両方のスーパーで買います。
結果、お値段は倍位違うワケです。

じゃあ、実際の中身を栄養士が検証。

例えばチョコレートムース。
パッケージはほとんど見分けがつきません。
チョコレートの原料のカカオはコストが高い。
従って有名メーカーものとディスカウントものでは
チョコレートの濃度に倍の差がありました。

そして子供の(お弁当用みたいな)カツレツ。
こちらも見た目はほとんど同じ。
ただ中身の肉が雲泥の差があり。
ディスカウントものは肉が成形肉。加工過程で
水がたされているというある意味粗悪品。

こういう肉は加熱すると異常に小さくなるのが
特徴だそうです。(そりゃそうだ。水分は蒸発
しますからっ。)

番組の結論として

「栄養価は値段なり」


と考えてみると。
家でケーキを作ると意外に高くつく。
でも材料の価格が業務用と一般用でケタちがいの
差があるとも思えないのです。

じゃあ、ありえなーい位の安いケーキには
それなりの事情がおありでしょう。

サプリメントもおそらく、しかり。
野菜やフルーツがあんなに高いのですから
ちゃんとした原料から作っていれば、それなりのはず。

ありえなーい位の安いサプリメントには・・・ですよね。
きっと。